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ヘンデル リコーダーソナタハ長調 HWV 365

2019年07月11日 | リコーダー
ヘンデル、ゲオルク・フリードリヒ Haendel Handel,Georg Friedrich (1685-1759)
 3番ハ長調 HWV 365

 もうずいぶん昔、所属する市民オーケストラの団内アンサンブル大会で吹いたことがある。そういえば、たしか傷もたくさんあったと思うのだが、何十年も経つとそういうことはすっかり忘れ、割と評判が良かったことだけ憶えている。年を取ることはすばらしい。(^^;)
 1楽章Larghetto、4楽章Tempo di Gavotta、5楽章Allegro(メヌエット?)などとても美しい。2楽章も良い。3楽章はヘンデルらしいのか、良くわからない。ぼくは気が合わない。全体として、ヘンデルのリコーダーソナタのなかでも一番の傑作だと思う。ともかく1楽章のドーミソシド、と吹いただけで、なんて単純で、美しい旋律だろう、と思ってしまう。難易度3〜4。通奏低音は2、5楽章が難しい。難易度4。
 この曲は特に、絶対リコーダーの物で、フルートで吹かれることも多い(ベーレンライターの11のフルートソナタにも載っていて、これは同じハ長調)けれど、リコーダーの方が絶対良い。
 4楽章Tempo di Gavottaは、よく出回っている「四つのソナタ」と全集とで、繰り返しが違うのでちょっと注意。

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