老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

夏の怖い~話

2016-07-09 15:07:08 | 俳句


岡山を出て高松への船旅で右手に見える、鬼ヶ島の突堤。
突堤の先には、桃太郎にお供をした鬼の像がある。
少し離れてモアイ像。

夏霞で、高松港の周辺の景がぼんやりとしている。

   

このモアイ像はイースタ島から、はるばる旅をして来た本物の像である。
地元の「タダノ」がイースター島でこのモアイ像が天災に寄って倒れた時、クレーンでもって元に復元をしたお手伝いのお礼に、イースター島から贈られた。
今では、鬼ヶ島の玄関での港で、鬼と並んで航海を見守っている。

しりとり俳句で「百物語」を100句詠み続けている。
年中行事だそうな。
同じ季語を皆さんで詠むのは、力が入るだろう。
楽しいな。怖いな。百の個性がぶつかっている。面白い。

しりとりを取った句 

   🍒   根無し草の己が怖し百物語

   🍒   百物語役割損な男が登場

   🍒   百物語まるで異界を見たごとく

   🍒   それきりで終わらず尾を引く百物語


   🍒   狐狸より怖い生身の人間百物語

   🍒   親は子を子は親怖し百物語
      NHKの心の時代を聞くうちに、、、

   🍒   聞きようで芒も怖し百物語

自分や他人や世の中が信んじれぬ、
明日は選挙の投票日。
深く考えず、ラッタッタの世の中になりますように!これが一番怖い。


コメント
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