老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

暑くて登城をあきらめた

2016-07-03 07:40:37 | 俳句

  🏯   もう少し木の声聴かん風涼し



(木の声を聴くという表現は慣れっこなっていますが、それでもこの作品の内容に魅かれます。
もっともっと木の声を聴いていたいものです。)

現代俳句、、のインターネッと句会で、どなたの互選にもかからなかったが、選者の選評をいただいた句。
一昨年、この城を吟行。三の丸の広場の緑陰でやすんだ時に句が飛び込んできた。



昨日は、夫が、スケッチをするので、丸亀城へ。
これ幸とついて行った。

   🍑   炎帝に身じろぎもせず天守閣
 
   🍑   濠涼し白い白鳥遊ばせて
  
     

丸亀市は、団扇の産地である。
七夕飾りには、小さい団扇を吊っていた。
子供の書いた願が素直でほほえましいものだった。

   🍑   星祀る広場へ午報の太鼓鳴る

   🍑   緑陰へ城垣巡り来風の筋

   🍑   睡蓮の見えざるものにうねる池

昨日は今年一番の暑さ。
大手門を潜った所で、暑さに負けて帰った。
コメント
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