老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

朝から猫もばてぎみ

2016-07-04 11:34:16 | 俳句


家の中で、涼しい場所を見つけるのが上手な猫。
部屋の隅から離れない。
私がそばを通ると、「ウンともニャン」とも言わず、上目使いに見る。
昨日は気温が34度あった。
猫も食欲が無かったらしく、いつもは缶詰を3個た食べるのだが、昨日は2個しか食べなかった。
さすが、今朝はお腹がすいていたらしく、5時に起こされて、缶詰を1個食べ終えている。
これから涼しい場所で、ひたすら、眠るのみか?
毛がふさふさとしているから、暑いことだろう。
おとなしくしている。

     

久ぶりに、しりとり俳句の中から。

   📯   締込の粋も無粋も山笠の夏   らっこ 

   📯   心太食べて都会のロビンソン   猫髭

   📯   大滝に白装束の入るところ  ラスカル

   📯   魚の棚蛸のぬらりと半夏生   菊子

   📯   蕺草や多機能リュックに入れる本   陶子

   📯   深海魚と呼ばれ働く梅雨のビル   霜月

   📯   余震かと青柿落つる音にさへ   樹里

   📯   睡蓮の蘂豊かなる雨もよひ    みどり

   📯   夏萩や仔細は問わず粥啜る   ミーコ

   📯   花の名と知りて涼しき猫の髭   兎波

   📯   夏蝶を追つて網走番外地   魁仙

   
    📯   日の高き酒と知りつつ冷奴   侘助

   

いつものように、誰が読んでも解る句を選んだ。
類句類想は、パスをした。
それでも、心のこもる句は選んだ。
季語の説明と、景の説明だけの句はパスをした。

悪しからず。
コメント
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