巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

今夜から甲子園、阪神ー巨人3連戦

2015-07-20 | プロ野球
思いもかけぬ横浜Dとの戦い、3連敗。オールスター期間中にどれだけ立て直しただろうか。団子混戦とはいえ、現在の2位3位チームの3連戦だから首位攻防戦ともいえる。

先のドームでの3連戦では2勝1敗と勝ち越した。それはそれでよかったのだが、阪神の意地が優って3戦目を落とした結果、横浜に3たてをくらった。今の巨人の弱さだ。

決戦場を甲子園に移しての3連戦は、阪神に3連敗だけは防がなければならない。そのためには常に先手先手で攻撃しなければならない。甲子園では先取点がものをいう。

少しでも付け入る隙を見せるとトラキチの大声に乗せられて無我夢中の態勢で攻め入ってくる。この状態を作ってはいけない。投手の交代や代打の起用など、ベンチの目利きが勝負を分ける。

この3連戦、接戦が予想されるが、1発が出た方に勝利の女神が微笑みそう。だから、ゴメスに打たれないこと。阿部に1発が出ること。これが巨人の「勝利の方程式」。


巨人・村田

2015-07-18 | プロ野球
はたして村田は復活するのだろうか。このところの元気のなさを見るに付け、かわいそうになってきた。ホームランを打った日のヒーローインタビューでの涙など、風貌には全く似合わない。

村田は真に心が繊細なのかもしれない。だからこそ豪快さを表面に出そうと無理をしているのかもしれないし、その風貌から見るファンが勝手に「豪傑」というイメージを抱いているのかも知れない。

ど真ん中直球を見逃して三振などで批判されるが、これは読み違いか読み過ぎかだ。その前提に「精神的な脆さ」が垣間見える。悩みは打の不振だけではないようだ。

村田の復活は首脳陣の入れ替えで実現する。村田がいま不振から抜け出せないのは精神的なものだとすれば、それはきっと監督やコーチとの人間関係によるものと推察される。

大体、外様には非情の巨人、というより「使い切り」の監督・原だから、焦ってしまうのだ。かつての4番が8番を歌されるような屈辱を平気で与えられる。実力主義とはどうも少し違うような・・・・

さて、その村田は復活するのだろうか。結論から、今年の復活はない。復活する条件は、巨人では首脳陣の入れ替えまたは他球団への移籍。セ・リーグでの移籍なら完全復活する気配がある。

村田が復活しなければ今年の巨人の優勝はますます黄色信号だ。阿部といい、村田といい、大砲の扱いと若手育成ができない監督が続いてきたために、巨人そのものの復活が遅れる。

わかりやすく例を上げれば、村田が離脱している時の代役として井端が使われた。肩の衰えにがっかりだったし、中井にしてもやはり村田を超える力不足を感じてしまう。

このブログで、村田を批判し続けてきた。それは村田が村田でなかったからだ。期待の裏返しであった。その期待を監督がしないのがさらに村田に精神的圧力になっている。

おそらく、村田の性格は単純だと思う。叱られて奮起するタイプではなく、褒められて登っていくタイプすなわちお坊ちゃんタイプなのではないか。風貌とはかけ離れた。

後半戦、ファン皆して村田を褒めまくろう。村田にブーイングではなく、村田を褒めない原監督にブーイングを。

巨人、凋落。「驕れる者久しからずや」

2015-07-16 | プロ野球
これは長期政権の弊害だ。長期政権ではV9での川上監督のような絶対的な監督が必要だ。なまじ、得意顔だけの監督では、他のチームは放っておかない。

その筆頭は今年の横浜D。横浜銀行と揶揄されてきた汚名を一気に晴らす戦いが際立っている。個人が弱いだけではない。巨人のお株をとった強い横浜Dの戦いだ。

もう原の巨人を評価する気にはならない。原がぶっ壊したのだから、後を誰も始末できない。ずうっと原が指揮すればよい。万年最下位球団として、日本のプロ野球の衰退に努めよ。

横浜・中畑監督は長嶋の一の子分を自認するだけあって、巨人大好きなのだ。そして、同じOBで後輩の原への対抗心はひとかたではない。この横浜の闘争心こそ原巨人の凋落の最大の原因だと思う。

シーズン初め、横浜からどれだけの勝ち星を目論んだかは知らないが、ここまで負けるとは予想しなかっただろう。いや、今なお残り試合で勝ち越せると思っているに違いない。

選手の層や経験で、最後には巨人に利があるかも知れない。しかし、一昨年から続く「最後の最後に負ける」という「詰の甘さ」は原巨人に万延している。

この現象は巨人頭領・原の驕りが選手に万延しているからだ。まさに「驕れる者久しからず」の体である。後半戦、もっと恥ずかしい目に合う。それはそのままファンの悲観になる。

一昨年は日本一を逃し、昨年はCSで敗れ、今年はリーグ優勝すらできない。年々、下降線をたどる原因を放置してきた結果だから仕方がない。今年で終わって欲しい。ゆめゆめ「名監督」などという冠は捨ててください。

やっぱりアカンわ。巨人の戦力低下。

2015-07-15 | プロ野球
お金貰い過ぎ無責任症候群。たかだか10勝ほどの投手や3割もろくに打てない野手などに2億も3億も惜しげなく出して、こうも勝てないのでは「貰い過ぎ」としか言えない。

大金の契約をする選手は、他の選手よりも「上位にいる」ことを自覚するべきだ。内海や杉内といったベテランが高給を得ることにいささかも否を唱えるものではない。

しかし、それはその高給に見合うだけの成果をもたらす限りに於いてだ。プロである限り当然である。支払う方も支払う方だ。年々下降する選手に複数年契約など以ての外だと言いたい。

FAで獲得した選手をFAでどこかに獲られると困るから?惜しげもなく何億も出して長期に縛り付ける。その結果、最初の1年だけ頑張って、あとの2年は寝て暮らす選手がどれだけ多いか。

これは、峠を越した選手の見極めができず、いつまでも若い頃の活躍ができると甘い目で見ているからだ。過去の実績から、元に戻ると思っているコーチなどの目はどんなに節穴か。

巨人は原長期政権で残念ながら若い選手が育っていない。毎年FAやら外国人などで補強し(たつもり)、ツギハギだらけの打線を組んで「その年限定」のチーム作りに勤しんできただけ。

その原長期政権の末路は、ズタズタのチームを残して崩壊するだけと惨めな形で終わろうとしている。次のチーム改革監督の悲痛さを考えると、今から同情を禁じえない。

だから、次期監督も同じ道を進まなければならない環境にある。改革を託されての次期監督であれば、生え抜きの育成も考えられるのだが、残念ながら巨人は待たない。

勝つことを至上命令とする巨人に「武士」がいないのが現状だ。道場での竹刀剣士がいても真剣で戦う剣士がいない。腰砕けで振り回すかど真ん中の球を見逃すかだけのエセ武士だらけだ。

打ち負けない本当の巨人打線を育てて欲しい。育つ選手をプロの目で探り当てて欲しい。スカウトの全員を更迭する位の取り組みも必要ではないだろうか。

巨人が藤波を打ちまくり激勝。

2015-07-12 | プロ野球
本当に久しぶりに巨人が強い相手に打ち勝った試合を、土曜の昼のじっくりと見せてもらった。あまり打ち過ぎて一方的な試合になると、相手監督がかわいそうで、喜んでばかりではいられない。

「もうピッチャー替えてやらないと」とか「ここで救援に送り出されても辛いよね」のどと相手チームや選手に同情するほどの余裕で感染することができた。

6連勝と、あれだけ好調だった藤波もやっぱり「人の子」。調子が上がらなくて、上り調子の巨人打線を抑え込むことができなかった。同じ事が巨人投手陣にも言えることだ。

長いシーズンだから調子の波が全員同じでは困るのだ。誰かの調子が落ちたとき、誰かがそれをカバーできるチームが結果として優勝する。それをチーム力というのか。

そんなチーム力はやはり「優勝経験」で培われるのだろう。どうすればチーム一丸となれるかを経験者が知っている。だからこそ、つまづきを修正する力を持っているのだろう。

巨人は豊富な優勝経験から他チームにない「チーム力」を備えているのだと思う。それでも、中心にいる選手が不調でもがき苦しんでいると同調してそれに代わる選手が出てこない。

そこで、「勝つため」のベンチワークが必要になる。監督主導の試合運びだ。これは実に面白くない。取っ替え引っ替え並び替えと落ち着かなくなる。それがまた的中する。

的中したように見えるだけで、苦し紛れの采配に選手もまた苦し紛れでプレーした結果なのだから、ベンチワークの勝利ではないのだが、世人は監督の苦し紛れの采配を絶賛する。

まあ、そんなことができるのも「チーム力」なのだから、背景には中心選手の豊富な経験があるからだ。だから、前半戦の天王山とも言われる3連戦までにはきちんと照準を合わすことができた。

レースを知っているというか、「ここぞ」の力の入れようが違う。その力の入れようを選手個々が知っているのだから他チームを圧倒することができる。

そしてチームのど真ん中にいる阿部の復活が他の選手に勇気を与え、安堵することができた。相手チームは「死んでいて欲しかった」ターミネーター阿部が生き返ったものだから恐怖に震えている。

勝負して良いのかどうか、剛球メッセも藤波も、とうとう最後まで勝負ができないほどの恐怖のまま敗戦への道をたどるしかなかったのだ。確かに、阿部に強打のオーラが出ている。