監督に決断力を求めても仕方がない。やりたくもない監督を引受さされたのだから。体で覚えた野球を頭でしろって言われても、それは無理というもの。
だから、前監督に仕えて優勝経験もある先輩に敢えて残留と重要ポジションで支えてくれるという条件で渋々引き受けたのだ。その結果が今の状態。オレの責任ではない。
我がチームがこうなった責任はナベツネを筆頭に、巨人フロントを差配する読売の老重役連中にある。何せ、金儲けが第一だから、巨人を強くすることより人気が大切なんだよ。
これだけ敗けが込んでもドームはいつも満員。巨人が惨めでも球団=読売には金がウジャウジャ入ってくる。何でや?野球の前に入場者にあれやこれやプレゼント。それ欲しさにやってくる。
強くて観客を呼んだという伝説はもはや遠い昔。その第一の功労者・長嶋はどうも重篤な状態らしい。同じ頃に活躍した広岡氏のように、巨人がどんな状況でも苦言も言わない。
そうした長嶋の姿勢が巨人を弱くした訳でもなかろうが、巨人選手は「唯我独尊」的でいて戦う姿勢に乏しい。おかしな現象だ。監督コーチすら怒らないのだから。
難敵広島との3連戦。せめて1勝、ってどこのチームも考える。同一カード3連敗は屈辱だからだ。人一倍プライドの高い(だけの)巨人が、そう思わないことはなかろう。
問題はやはり監督(またはコーチ)の決断力のなさ。というかタイミングの悪さ(遅さ)。6回、一死満塁。次打者小林。小林は前打席で2塁打を打っていた。
かもしれないが、打率は相変わらずの2割を超えたところ。一向に打撃向上は見られない。満塁のこの場面でヒットを期待するにはあまりに確率が低い。画面は阿部を移していた。
一死満塁で、小林に代わって代打・阿部だと思った。しかし、打席には小林。案の定、ボール球3つ振って三振。二死で代打阿部。阿部の負担は大きくなった。
一死で阿部が代打なら、阿部は最低でも外野フライで最低限の仕事ができる。まずは同点だからだ。そんな気分で臨む打席とヒットしかないと追い詰められた打席とでは意味合いが異なる。
外野フライも打てない小林に代打を送らないのは何故か?敗因はその1点にあった。理由は小林が退けばキャッチャーは大城一人になるからだ。宇佐美を抹消していたからだ。
こうした選手の登録抹消からしてベンチの者共は考えが薄弱なのだ。坂本の2番もはたして意味はあったのか。得点ができないのは3、4、5が打てないからだろう。特にマギー。
そこに坂本を置けば、相手にとっては脅威のはず。どんな頭で野球をしているのかという感がある。これだけ負けても悔しくない、どころか怒りもない。「責任はオレにはない」「どうせ今年限りだから」。
監督には確かに責任はない。現場で責任があるとすれば村田と斎藤の二人だろう。本当に責められるのはナベツネ一家。オーナー、球団社長、巨人フロントだ。首魁はやはりナベツネになる。
だから、前監督に仕えて優勝経験もある先輩に敢えて残留と重要ポジションで支えてくれるという条件で渋々引き受けたのだ。その結果が今の状態。オレの責任ではない。
我がチームがこうなった責任はナベツネを筆頭に、巨人フロントを差配する読売の老重役連中にある。何せ、金儲けが第一だから、巨人を強くすることより人気が大切なんだよ。
これだけ敗けが込んでもドームはいつも満員。巨人が惨めでも球団=読売には金がウジャウジャ入ってくる。何でや?野球の前に入場者にあれやこれやプレゼント。それ欲しさにやってくる。
強くて観客を呼んだという伝説はもはや遠い昔。その第一の功労者・長嶋はどうも重篤な状態らしい。同じ頃に活躍した広岡氏のように、巨人がどんな状況でも苦言も言わない。
そうした長嶋の姿勢が巨人を弱くした訳でもなかろうが、巨人選手は「唯我独尊」的でいて戦う姿勢に乏しい。おかしな現象だ。監督コーチすら怒らないのだから。
難敵広島との3連戦。せめて1勝、ってどこのチームも考える。同一カード3連敗は屈辱だからだ。人一倍プライドの高い(だけの)巨人が、そう思わないことはなかろう。
問題はやはり監督(またはコーチ)の決断力のなさ。というかタイミングの悪さ(遅さ)。6回、一死満塁。次打者小林。小林は前打席で2塁打を打っていた。
かもしれないが、打率は相変わらずの2割を超えたところ。一向に打撃向上は見られない。満塁のこの場面でヒットを期待するにはあまりに確率が低い。画面は阿部を移していた。
一死満塁で、小林に代わって代打・阿部だと思った。しかし、打席には小林。案の定、ボール球3つ振って三振。二死で代打阿部。阿部の負担は大きくなった。
一死で阿部が代打なら、阿部は最低でも外野フライで最低限の仕事ができる。まずは同点だからだ。そんな気分で臨む打席とヒットしかないと追い詰められた打席とでは意味合いが異なる。
外野フライも打てない小林に代打を送らないのは何故か?敗因はその1点にあった。理由は小林が退けばキャッチャーは大城一人になるからだ。宇佐美を抹消していたからだ。
こうした選手の登録抹消からしてベンチの者共は考えが薄弱なのだ。坂本の2番もはたして意味はあったのか。得点ができないのは3、4、5が打てないからだろう。特にマギー。
そこに坂本を置けば、相手にとっては脅威のはず。どんな頭で野球をしているのかという感がある。これだけ負けても悔しくない、どころか怒りもない。「責任はオレにはない」「どうせ今年限りだから」。
監督には確かに責任はない。現場で責任があるとすれば村田と斎藤の二人だろう。本当に責められるのはナベツネ一家。オーナー、球団社長、巨人フロントだ。首魁はやはりナベツネになる。