巨人が広島に勝てない理由。

広島の強さに一日の長があるということだろうが、結局は寄せ集めの強さでしかない巨人というチームの脆さみたいなものが出ている。そこが巨人の弱さでもあるのだ。

打撃好調と持て囃されても、真から実力が伴っていないから絶好機で打つ勇気が出ない。満塁機での小林だ。スリーボールとなって消極的になった。だから打てないのだ。

１球待って３ー１となったところで、「次の球、打つ！」と腹をくくることで打てる。おそらくは、ベンチから「待て」のサインが出たのであろう。広島相手に積極性を封印しては勝てない。

大荒れの山口俊を交代させる勇気もベンチにはなかった。積極的な継投、積極的な代打起用など、先手先手の試合運びが必要なのにベンチはウロウロするばかり。どうすればよいのか分からないのだろう。

せっかく先取した３点もあっという間に取り返されての敗戦。これで、巨人の連勝は終わった。ここからは２勝１敗を肝に銘じて戦うことだが、何故か心もとない。

岡本や小林に陰りが見られる。相変わらず長野に裏切られる。マギーが信頼できなくなった。ここらでもう一弾、新手の刺激策がいる。岡本を引っ込めて阿部を起用するというような。

高橋監督が、岡本とともに明日を夢見ているのなら、それは無謀というもの。岡本が研究されて徐々に打てなくなるだろう。岡本に乗り越えられるだけの能力があるかどうかだが。

広島・鈴木の打撃と比べてみて、やはり打てる打者のスイングは岡本とは大きく異なる。タイプが違うといえばそれまでだが、やはり大いに違う。そんな岡本にそこまで期待してよいものかどうか。

今日は広島地方は雨模様。今夜の試合は流れたほうがよい。明日もできれば中止の方が良い。広島相手にはもっと強くなってからでなければ太刀打ちできない。

投手陣が裏ローテではどうしようもない。今日明日中止で、とりあえず次のＤｅＮＡを叩いておいたほうが良い。雨で流れなければ３連敗もあるからな。ここは水入りで。