読売テレビが読売巨人の開幕試合を独占放送しない謎

いよいよ３月３１日（金）に開幕する今年の日本プロ野球。我が巨人軍は中日との３連戦でスタートする。本拠地東京ドームでの開幕である。

王や長島の時代、開幕試合は特別の日として、朝食に「尾頭付き」で祝ったという。単にめでたいというだけでなく、１年をケガなく活躍できるように祈ったということだろう。

ようやくテレビが家庭に普及しだした頃の話だから相当昔の話だが、今もそのような出陣式を行っている選手はいるのだろうか。

その、テレビが普及しだした頃の巨人開幕戦は、何を置いてもテレビ画面に釘付けだった。開幕戦に弱かったシーズンが続いたこともあったけれど、何も心配はなかった。

最近は、開幕戦に負けると「このままずうっと負け続けるのだろうか」と心配になる。と、その前に腹が立つ。〇〇ツネ以下読売の机の前のバカどもにだ。

昨年に続き巨人開幕戦は読売テレビ独占中継ではない。メインは阪神対広島戦。申し訳程度に巨人戦は２元放送。去年は「２元中継」に騙された。

決して「２元」とは言えない扱いだった。まあ、例えて言えば「他の球場では・・・」みたいな扱い。読売グループのテレビ局とは言えない。

読売テレビがそんな扱いだから、ＢＳ日テレも放送しない。地上波の視聴率と広告営業との問題であろう。相変わらずのカネ最優先体質そのもの企業理念といえる。

謎は、読売の経営陣は読売巨人のファンをどのように思っているかである。巨人戦のテレビ視聴率が低迷して、広告収入が上がらないのは、巨人ファンのテレビ離れと思っているのだろうか。

そう思ってるのであれば「自分のことを棚に上げて」ということになる。心あるファンは「巨人の体たらく」を見たくないのだ。そんな巨人を作り上げてきたのは読売だからだ。

名のある「キズ者」ばかり集めてくるだけが企業努力ではない。球場に集まるファンだけがファンではない。テレビの前のファンを大事にしないから巨人は弱くなるのだ。