巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

巨人の「超改革」

2016-08-31 | プロ野球
高橋監督は1年目、それも降って湧いたように出てきた監督就任という出来事。読売との内部でのいろいろな経緯があったものと誰もが推察できる。

金の権力を振り回す球団側の老獪な謀に青年高橋は首を縦に振るしかなかったのではないか。それは多分、「なにもかもはコーチがするから、ただ監督の座に座ってくれ」。

あれから1シーズンが終わろうとしている。掲げたスローガン(これは会社が決めたのだろう)「一新」などはあっけなく霧消。投打ともにおかしくなった。

鼻から優勝は疑問視されていた。不祥事が続いたからでもある。それよりも前体制で壊れたチーム状況は誰が引き継いでも如何ともしがたい姿でもあった。

それでも、終盤、かろうじて「すわ、逆転優勝?」って思わせただけでも流石と言えなくもない。あっけなく夢は破てたが。そんな自力はなかったことも確かだが。

巨人は金本阪神同様「超改革」が必要だ。「一新」どころではない。自らの手で自らを切らねばならない。これは政治の世界と同じでまずはできっこない。

フロント改革、編成スタッフの交代人事など読売側の改革に自らが大鉈を振らなければならない。そんなこと多分できない。失敗は認めたくないからできない。

次に、2年目高橋監督が自分の目で、頭で、感覚で采配を振る。ヘッドコーチに強気の人を。初回から送りバントはしないオーダーを組む。ジグザグは解消する。

阿部、村田、長野らに代わりうる若手選手の育成を進める。だからといって守備走塁面で劣る選手の器用では墓穴を掘る。

ギャレット、クルーズの使い方を再度研究する。ギャレットと再契約するかどうかだが、来年も残るというのなら徹底してボール球を振らない教育をすること。

クルーズは巨人の「超改革」には不要。セカンドはルーキー山本を伸ばせ。その他の外国人選手は早く契約解除して、彼らの行く道を開放してやること。

夢を抱いて入団した(スカウトが選んで入団させた)した若い選手を放置するな。打者には一心不乱にバットを振らせ、投手にはコントロールを身につけさせろ。

そこまでできない2軍3軍のコーチは即刻退けろ。熱い心で選手を育てる指導者を、それこそ金を出して来てもらえ。そして、有望選手を1軍で活用しろ。

どこをどう見てもはっきりしていることがある。それは「しっかり練習してきた選手だけが活躍する」ということだ。広島では釣られて誰もが打っている。打つから勝てる。

ヤクルトだってDeNAだって、練習してきた選手たちが輝きだした。監督の仕事はそういう選手を引き上げることだ。戦い方なんか、選手が揃えば自然と決まる。

マイコの怒りを支持する。巨人も「超改革」せよ!

2016-08-30 | プロ野球
雨天中止をしない横浜、1時間半も中断しても再開する審判団には呆れる。試合後半ならわからないでもないが始まる前からの降雨だから審判団の判断を疑う。

条件は同じとは言え、悪条件でのマイコがストレスを爆発させた裏には巨人打線の不甲斐なさに対する鬱憤があったのではないだろうか。バットを折ったことから察する。

巨人は守れなくて勝てないように見えるが、本質は「打てないから」守れないし勝てないのだ。広島を見ればよくわかる。打てるから勝てているのだということが。

だから、巨人もまた「超改革」が必要なのだ。「一新」などという生ぬるい掛け声では何も変わらない。変わらなかったではないか。崩壊のままではないか。

昨年はヤクルト、今年は広島と下馬評にないチームが2年連続してセ・リーグを制覇した(広島はまだ優勝には至ってないが)。どちらも打力のチームである。

さらに共通する点は「自前の選手の育成」に成功したことであろう。FA選手や外国人選手を集めて構成した球団との大きな違いである。

将来性のある若い選手を獲得するフロント力というか球団の確たる方針が実を結ぶとき、揺るぎない強力なチームが出来上がる。もちろん育成力が必要だが。

かつての巨人である。まあ、その頃もまた金に糸目をつけずに有望選手をかき集めることができたのだが。ドラフト制度のもとではそうもいかなくなってしまった。

じっくり腰を据えてのチーム強化策を講じれば広島、ヤクルト、日ハムといった心憎いほどのチームが誕生する。

そのことに未だ気がつかない巨人には、気がついた阪神、そして横浜が来期以降の強敵になる。気がつかない巨人はどうするのだろうか。

「一新」を掲げた巨人はやはりFA選手での「顔ぶれの一新」を考えているのだろう。そこには球団フロントとしての眼もなければ努力もない。

運良くあこがれの巨人にドラフト入団した若き選手たちは、その可能性を見出してもらえずにただFA制度の交換要員になるだけなのだ。

1軍のベンチ入り選手構成もおかしくはないか?橋本、松本、重信など同じ左の同じタイプ。鈴木が足のスペシャルというのに一向に活用されない。

捕手に至っては、打てない小林に代って出る選手はいない。内野手も同じ。坂本を除けば将来が淋しい選手ばかりではないか。

このようなチーム構成にしているのは、とにもかくにもGM以下フロントの能力のなさである。彼らのできることはダメ外国人を集めること。そして目先でファンを騙すことだけである。

「2年かかっても3年かかっても、自前の選手で強い巨人を作り上げて欲しい」と声を上げれば、「待ってはいられない。FAでも外国人でも集めてすぐにでも」というファンがいる。

そんなファンがオレンジタオルを首にかけて騒いでいるのだろう。それではいつまでたっても強い巨人にはならない。結局は「2番にはバント」の巨人にしかならない。

巨人に必要なのはFA選手でも外国人選手でもない。手始めにフロントの「超改革」、現1軍2軍3軍のコーチの「超改革」、そしてベテラン選手を含む「超改革」かもしれない。



沈没の巨人。横浜の雨中作戦に負けた。げっ!

2016-08-29 | プロ野球
後味の悪い試合だったのですね。1回表の阿部の凡打を見てテレビ観戦をやめたから後のことは知らないが、マイコが暴れたらしいなぁ。

気持ちはわかるわ。雨が横なぶりのグランドで試合開始をさせた横浜球団と審判団に抗議するべきだ。負けたから言うのではないが、けが人が出る前に。

雨の中で試合をするのは両軍とも同じ条件。しかし、1時間半も中断する降雨ともなれば審判団は勇気を持って中止を宣言すべきだ。

4連敗して連敗を阻止するために中4日という厳しい登板を余儀なくされたマイコラスにとって、悪条件での投球はイライラを募らせるのは仕方がない。

それでも、いや、だからこそ1回から先制攻撃をかけなければならない試合。なのに、どうして?っていう疑問の選手起用。左投手対策に左の重信起用。これは誰が見ても納得せんやろ。

重信は3軍で打率2割6分、盗塁33個の成績で1軍に上がってきた新人。橋本の2割2分に比べたら、とは思うが、それは数字だけの話。結局何の役にもたたずじまい。

高橋監督は何もしていないと思う。ただ、選手交代を告げに行くだけの人形かも知れない。だから、ベンチで口を「へ」の字にして終始突っ立っているのだろう。

作戦は全てヘッドコーチや投手コーチが思うままにやっているに違いない。その日のオーダーも選手交代も代打も代走も、全てが新人監督には見学させているだけなのだろう。

原前政権での落ちこぼれコーチでなければ、ジグザグ打線にこだわって左対策せずに打撃下位の重信という華のない選手を連敗阻止の試合に起用するはずがない。

監督が現役の頃、3番高橋、4番松井だったことをどう考えるのだろうか。左右左右にする必要性はない。原が考えた失敗作でしかない。それを今何故?

強い広島は3番4番を替えてでも左投手右投手の思い切った対策をとる。監督が指揮しているからできることなのだ。他人事のような目でベンチで眺める監督でどうする。

野球を馬鹿にしたようなクルーズの守備の失策は、「やるべくしてやってしまった」失策。こんな選手に期待しなければならない巨人は、まさに撃沈してしまったとしか言い様がない。

巨人の年俸高額選手は「持ち逃げ」する気か?

2016-08-28 | プロ野球
巨人の「年俸高額選手」には球団の浅知恵によることもあるから一概には、選手の能力=年俸という評価はできないと素人ながら思っている。

契約は来季の年俸を今年の成績をもって決めるわけだから、今年同等の期待が込められている。その意味で言えば、勝手に球団が期待したわけだから来季の成績で年俸云々は言われたくないだろう。

成績が落ちれば契約年俸が落ちるか他球団へのトレード要員にされるか、契約をしてもらえないか、悲惨な現実が待っているから、上げられるときには上げてもらおうと思うものだ。

巨人の高額年俸選手は複数年契約を結んでいる。その複数年契約が仇となってここ数年巨人は低迷している。高額選手が期待通り、契約金額通りに成績を残せないからだ。

調子が悪かったり故障だったり。これらは多分に「気の緩み」が原因だ。出場できなくても契約した金額が支払われる。それが向こう3年間って決まっているのだから気も緩む。

とりあえず、年俸に見合った成績だけは残そうなどとお気楽に考えた途端、肘に違和感が、ちょっと腰が、首が、となる。シーズンは始まってるが体のケアを、と相成る。

投手で言えば内海、大竹、杉内など。複数年契約しなくても他所に行くことはなかったのでは?別に他球団に移っても良かったし。なまじ金があるからこうなる。

村田は今年で契約が切れる。巨人はどう判断するのでしょうかね。クルーズは複数年契約だそうです。今となっては要らない選手でしたね。ギャレットはもう1年かな。

残り少なくなった今年のシーズン。2位も安泰ではなくなた今、2位死守に命懸け?バカな話ですね。ここに至っても金儲けしか頭にないの?読売からの至上命令?それとも監督の意地?

それよか、若手選手に残り試合を譲ってあげようよ。坂本のように個人成績に挑戦している選手を除いて選手を入れ替えようよ。まずクルーズから替えよう。

次に、橋本を替えよう。阿部も村田もお疲れさんなのだから代打起用でいいではないか。投手に至っては期待する若手を1軍で投げさせておくべきだ。打たれてもだ。

年俸高額選手との来季契約は全て単年契約に。杉内、内海などからは払い過ぎを返してもらいなさい。それで資金は余る。余るからといって外人はもう要らない。

FAで、というのなら中日の大野のみ許す。どんなに金が掛かっても獲得すべし。それ以外のFA選手は要らない。自前の選手を育成せよ。他球団に倣え。

切れた巨人、これじゃ2位も危ない!?

2016-08-27 | プロ野球
26日、広島との直接対決に破れ逆転優勝の夢を絶たれた巨人は、その勢いのまま(??)横浜に乗り込んでまたもや大恥をかいた。主犯はかつてのエース内海。

その前日(25日)、巨人3軍は東大との交流戦で今年のドラ1桜井が先発、7点取られて大恥をかいた。六大学野球で1勝して騒いだあの東大野球部に7失点。

1軍の元エース、ドラ1ルーキー、二人の新旧の大恥は偶然だったのだろうか。巨人に過去の栄光も未来の希望も最早無きに等しいと言えなくもない。

与えられた選手で戦うのが現場監督だそうだ。そう、テレビで試合中に大写しになるあの監督たちだ。だったら、選手を獲得する「目をもった」人たちってどんなお顔?

「どこの球団にも渡さない」と強い意志を持って囲い込んだドラ1桜井。即戦力として高い評価だった桜井。たまたま調整登板した東大交流戦でたまたま打たれただけかもしれない。

元エースと言われた内海。広島との直接対決には現エース級に登板を譲り、満を持しての横浜戦先発。これまた1回に8安打されて余りにも惨めなノックアウト。

ふたりの新旧の姿は、その内容や資質にこそ違いはあるものの、盟主として君臨した巨人の衰退を如実に表した現象にほかならない。

そんなチーム編成のスタッフの罪は重い。全く役に立たない外国人選手に煮え湯を飲まされ、どう見たって無意味なトレードで、これまた使えない投手と交換したり。

挙句の果てはドラフトでの「使えない選手」の獲得。この部署に責任はないのか。鍛え様によっては華は開く。鍛えようとするコーチと花開こうとしないドラ息子。

どんな性格で、どんな努力も惜しまない若者なのかどうかを「確かな目」で調査してから獲得しなければならない。そうしないから、活躍できないし不祥事だって起こる。

今年の優勝は広島で決まり。2位を死守して来年に繋げてもらいたい。そのために、現有の若手選手を実践で起用して来年に備えたい。無駄金を少しでも取り戻せ。