まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

寺の秋 庭の植木の さわぐ声

2010年10月29日 | 自然
 金曜日の朝は・・お掃除から始まった・・・。家を空けるときには・・・」自分の部屋を片付けておかねば・・・と思うようになって・・・。万がいつというこはないにこしたことはないのだが、どこで何が起きるかわからない昨今だから、とりあえず、作業中の咸臨丸関係の品物・工具・木材・塗料などを片付けて、あと、二階部分に掃除機もかけておく・・・。

 

 で、いつもの病院で入院前の検査があった・・・。心臓のエコー検査とか心電図検査とか血液検査だとかを済ませると・・・12時を過ぎていた・・・。喉に麻酔薬が効いているために食事もできずに・・・高速引田から高松自動車道に乗った・・・。

 昨夜から何も食べておらず、何も飲んでいないのだが、別段、空腹感を覚えるでもなく、喉の渇きも気にならずに・・・淡路を縦断して・・・明石海峡大橋を走った・・・。

 

 台風接近を控えているのに、嵐の前の静けさなのか・・・全く・・・風も雨も予想できないような秋の日だった・・・。

 時間的に余裕もあることなので、30日の明石のデパートを下見しておこうかと・・国道2号線に降りて明石に向かった・・・。垂水から明石というのはすぐそこだと思っていたのだけれど、案外と距離があるのだなぁと思った。

 その「アスピア明石」というのはすぐわかったし、駐車場の入り口もわかったので、、帰ろうとJRほかの高架を抜けると・・・見慣れた風景に出会った・・・。

 

 若い頃によくお邪魔した・・・「大聖寺」だった・・・。小さな日蓮宗のお寺で、ちょうど、信者さんが来られて法要をやっているらしく読経の声が聞こえていた。これは邪魔してはいかんと思いつつ・・・。

 この近くに・・・博物館があったはずだと思い直してハンドルを逆に切ると、何度か見学に行った「明石立文化博物館」が目の前にあった・・・。

 

 ここまで来たのだからと・・・中に入った・・・。その入館料を聞いてたまげたが・・「1000円」くらいでびびってはならぬ・・と思って胸を張って中に進んだ・・。胸を張るほどの金額でもないのだけれど。

 

 これはご存じ・・「パレット」というもので、絵を描く場合に絵の具を混ぜたり、色を作り出したり、濃淡を調整するもの・・。水彩画でもよく使ったはず。これは油絵の巨匠というか、有名な方のパレットに描かれた遊び心に満ちた・・・隠れた名画、名作展をやっている。

 
 これは・・宮本三郎という画家の書いたパレットだし・・・、

 これは・・東郷青児さんの絵とそのパレット・・・。パレットに絵を描いて記念に贈るなんて、画家も楽しいことをやるものだね・・。

 

 これは熊谷守一さんの蝶々という絵とそのパレット・・・。

 

 これは林武さんの「三味線」という絵とそのパレット・・・。作者の味がそれぞれににじみ出ていて興味深いもの・・・。それだし、パレットにもそれぞれに形があって、この外にも携帯用に折りたたむことのできるパレットとか・・油壺の着いたパレットとか・・・およそ100点ほどの作品が展示してあって時間を忘れるほどだった・・・。



 途中のスーパーで食事でも・・・と思ったが、そういう気にもならず・・夕食の総菜や飲み物を買って塩屋の家に着いた。それでももう・・・16時過ぎになっていて、早めにお風呂に入れてもらって、朝・昼・夕食を兼ねた食事をしたものだった・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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