今日は薄曇りの天気で日差しが弱いぶんだけ・・・気温が上がらなかった・・・。
今日から・・・東かがわ市引田(ひけた)の讃州井筒屋敷母屋(おもや)で、「井筒屋敷 ひな人形展」が始まり、三月の21日まで展示されているとのこと・・。そこで・・・毎年のことなんだけれど行ってみた。
行ってみたのはいいのだけれど、だあれもいない・・・。確かに・・・二月五日(土)の10時からと書いてあるのに、お客さんもいなければ受付のお姉さんもいない・・。しばらく・・そのあたりを歩いてみるが・・・さっぱりのきっぱりで・・・人っ子一人いない・・・。
十時半過ぎになって・・・ようやく準備が整ったのか受付の娘さんがいたので、中に入れてもらった。入場料は400円で昆布茶のサービス込み。ただし・・お茶は・・セルフサービスとのこと・・。毎年のことだから驚きはしないのだけれど。
こういう・・・飾り方がこの地方の「引田飾り」というもの。ひな壇の両脇に・・・市松人形やら藤娘なんぞの人形ケースを積み上げて並べる・・・。だから、この時期には・・・居間とか客間を独占してしまう・・・。
段飾りは「七段飾り」で、女の子は生まれてから七つの節目を乗り越えるということから。市松人形は大小一対にして両側に並べ、早く美しく育つということから。桃の花を中心にして周りに餅花をつけた柳、椿を扇形に飾って、四方八方に羽ばたけ・・・という意味らしい。右下側のわけぎとはまぐりは・・・1つの株から2~30株に増えることから多くの子宝に恵まれ、ハマグリは家庭を治め、家族が大きく育つようにということらしい。
これは今年初めての出品らしくて、「黒塗り源氏枠御殿飾り」というもので、江戸後期のもの。黒漆塗りだとか。
この立ち雛も名工の手になるもので、江戸後期のものらしい・・・。
これも今年はじめてのもので、雅楽舞のひな人形・・・。これは昭和初期のものらしい・・・。こうしたものが・・・20点ほど展示してある・・・。
一番奥の・・・茶室で、昆布茶を頂きながら・・・眼をやると・・、
高さ・・・五十センチほどの「茶運び人形」が・・・。私も作ったんだけれど、我が家とともに消えてしまったもので、懐かしい思いでながめながら・・・お茶を頂いた・・・。
で、今日のお昼は・・・ここ、うどん店かめびし屋に寄ってみた。ここは・・・定休日が、月曜から金曜日・・・ていうことは、土・日しか営業していないってことだ。ま、「引田ひなまつり」の期間中・・2/27~3/3は、毎日やってる筈なんだけれど・・。
で、ここでしか食べられないという・・「もろみうどん小」をお願いした・・。400円だった。ここは・・・半セルフということだけれど、前料金と、お茶・お水・トッピングのみセルフ・・・という・・ほぼ・・一般店並。食べた後の容器もそのままでいいらしい・・・。
ここは・・・本家・・醤油屋さんらしく、テーブルもイスも・・タル(樽)をそのまんま・・使っている。説明せんでもいいとは思うが、タル(樽)・・・というのはほぼ完全にフタが閉じられているもの。本体とフタが恒常的に接続しているもの。桶(オケ)は、本体とフタが必要な時に外れるもの・・・。
で、これが・・・その・・・「イチオシ」の・・「もろみうどん」だ。普通の・・ゆがいたおうどんの上に、ネギとすりごまが載っていて・・・黒い物がモロミなんだそうだ。これを掻き混ぜて・・・つまりはお醤油をかけたみたいにして食べるってことらしい・・・。ま、醤油うどんよりかは香りもそれらしいし、味も・・・もろみなんだ・・。
この・・赤い・・・べんがら壁がここのトレッドマークらしい・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
雛人形と同じくらいの存在感、市松人形はすばらしいです。
樽と桶の違い、勉強になりました。
香川には・・800店のうどん屋さんがあるそうです。でも、食べても食べても・・・800が達成できません・・。食べたお店が閉店して、さらに新しいお店が増えていくものだから・・・。もぐらたたきみたいなもんでしょうか・・・。