四国新聞社が募集していた・・・『読者の投票で選ぶ今年の「県内10大ニュース」』が決まったようである。
1位は「瀬戸内国際芸術祭にぎわう」ということで、七つの島を中心にして国内外作家たちによる現代アートを点在させたらしい。そこに県外・国外などから女性や若者が続々と訪れ、105日間で約93万人を集め、経済効果は日銀試算で111億円にもなったという。
第2位は「多度津沖で海保ヘリ墜落」。佐柳島近くの海上に海上保安庁のヘリコプターが墜落、乗員5人全員が死亡した。この事故で、島に向かう高圧電線が切断されて夏場のことで大騒ぎになった・・・。冷房や冷蔵庫が止まると高齢者の島では死活問題になってしまう・・。
3位は「高松の8月の平均気温が観測史上最高」となったこと・・・。高松の30・4度をはじめ県内観測地点の全地点で過去最高を記録、熱帯夜や猛暑日も軒並み記録的な日数となり、熱中症の搬送者も続出、市民生活に深刻な影響を与えた。だから、最高気温が35度を超える猛暑日も記録更新された・・・。これは全国的なことでもあった・・・。
第四位には真鍋知事が引退し、浜田氏が新知事に選ばれた・・・。
第5位には・・・さぬき市の大串半島で停車中の車が全焼し、中から焼死体が発見され、夫を殺害したという容疑で妻ら二人が逮捕された・・・。
そんな香川県民を癒やして救ってくれたたのが見習い警察犬として人気の「きな子」で、第6位に入った。7回目になる競技会で初優勝し、晴れて嘱託警察犬に採用が決まった。失敗ばかりして・・・警察犬になれないきなこを応援するファンも多く、映画も作られたり、本にもなった。失敗してもあきらめず、チャレンジする「きなこ」がとうとう・・嘱託警察犬になれたということで多くの賞賛が寄せられた・・・。
これまた・・・いいところでミスをしてしまうさぬきのサッカーチーム「カマタマーレ讃岐」。ご存じ、讃岐うどんの「かまたま:釜玉」にちなんだ・・・香川のクラブチームが、とうとう・・念願の「JFL昇格」を決めた・・・。きなこ・・同様に・・・あきらめず頑張ったことが県民に賞賛された。
8位には「こども手当、県内でも支給」というのは・・・全国的なことで・・・、我が家のようなこどもいない家庭では全く話題にもならなかったことだけれど・・。
第9位には「宇高フェリー2社が一時、航路の撤退表明」が入った。高速道路の料金値下げや無料化社会実験などで経営不振に落ち込んだ「宇高:うたか:国道フェリー」と「四国フェリー」が、岡山ー高松間の航路から撤退すると表明したが、その後、顧客や周囲からの存続の声を受けて撤退表明を撤回したが、問題の根本的な解決策はない・・・。
プロ野球入りを目指す選手を育成する独立リーグの「香川ガイナーズ」が同リーグで日本一になった。讃岐弁で、「根性のある・・」とか「強い・・」という意味の「がいな・・」をチーム名にした「香川ガイナーズ」は四国一」にはなることもあったが、とうとう・・日本一にもなることができた・・・。
今年も香川はたいへんな年にはなったけれど、「きなこ」や「カマターレ」、「ガイナーズ」などに励まされて・・どうにか一年を乗り切った感じだろうか・・・。
じゃぁ、また、のちほど・・。