まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

冬の川 淡い光を 運ぶ鳥

2018年01月21日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷の接近で夕方からは曇ってきた。気温は3.1度から10.5度、湿度は86%から56%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の22日は、四国の南海上を東に進む低気圧の影響で、昼前から夕方にかけて雨が降る見込みで、山間部では雪の降る所もあるらしい。

 

 朝方は胸に水がたまっているようで、歩くにも苦しくてぽちの散歩も適当になった。同じようなものを食べて、同じようなものを飲んで、同じような生活をしているのに、毎日の体重も気分もおなかの具合も違っている。

 

 英国士官の公的論文集の最終チェック。写真の説明書きとか、細かな部分のチェックや修正をやっていた。

 

 私は血液型は「A」なのだが、ちっともA型らしくなくておおざっぱな方。だから、血液型なんていうのも、単なる統計学的なお遊びなんだろうと思っている。

 

 だから、こういう細かなことをチマチマとやるのは大の苦手なのだ。

 

 で、最終稿・・・ということで、研究会の会員用に論文集を10冊、印刷して製本してみた。

 

 これは、2010年からの「英国士官レキ研究会」の議事資料集である。最初は、島おこし、町おこしのために、瀬戸内海測量から海上自衛隊から海上保安庁につながることを計画していたのだけれど、全くの予想外で、島おこしにも町おこしにもならなかった。

 

 「船頭多くして、船、山に登る」みたいなことで、指図する人が多くて物事がまとまらず、とんでもない方向に進んでゆくことのたとえだが、グーグル検索やらグーグル・ブックスなどの検索ツールで話がとんでもない方向に進んでしまった。

 

 「イギリスに行って、調べて来るぞ~」と意気込んでいたら、咸臨丸水夫だった「岡田源之助」の子孫だという人が現れて、そのご主人が英国人の「グラハム・トーマス」さんと言う方で、英国士官レキの研究者だった。英国行きは当然、おじゃんになった。

 

 ま、皆さんのご要望通りにはならなかったけれど、ひとまず、今年が明治150周年・・・ということで、英国士官レキ没後150周年の慰霊祭をやって、この研究会は解散することになった。

 

 午後からは、肩こりがひどくなり、頭痛までするようになってきた。だから、早めに作業をやめるようにする。

 

 で、今までの各種資料を整理して、公的資料を作成し、丸亀市立図書館や香川県立図書館などに残して、「英国士官レキの墓」の真実を伝えて行こうと作業している訳である。

 

 その、英国人「グラハム・トーマス」さんや、英国士官フランク・ツーベイ・レイク氏のご子孫が七月末か八月上旬においでになるので、その時期に「慰霊祭」を考えている。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に回り道はあっても 近道はない」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。京都の永観堂さんのことばかも。人生の目的地がどこか・・という疑問もあるけれど、遠回りして気づくならば、それも悪くないし、遠回りするからこそ、気づくことだってあるように思う。「歳をとりすぎた!」「チャンスを逃した!」「今からでは遅い!」「もう手遅れだ!」と言うのは簡単だが、まずは一歩踏み出せば、見える世界が変わるもの。遠回りは、幸せへの近道なのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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