まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

もういいと おなかさすって 秋の雨

2017年10月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は台風第21号や前線の影響で、雨が降っている。夕方からは雷を伴い非常に激しく降る所があるらしい。気温は17.3度から18.7度、降雨量は2mm/hから16mm/h、湿度は94%から86%、風は3mから6mの北の風が少しばかり。大雨警報と洪水警報が発令中。明日の23日は、台風第21号の影響で明け方まで雨が降り、未明は雷を伴い非常に激しく降る所がある見込みらしい。

 

 隣の津田川は音を立てて流れている。すぐ上の大川ダムが放流を開始している。例の薬剤師のお姉さんはのんきに世界一周旅行の話をしている。聞けば今日の夕方の16時に高速バスを予約している・・と、のんきなものだ。

 

 もう、船もJRも止まっているよ。高速バスだって危ないよ・・・と言うと、ようやくに重い腰を上げてバス会社に連絡を始めた。で、11時50分だかのバスに予約を変更できたらしい。

 

 で、高速バスの乗り場まで送って行って来た。しかしのかかし、薬剤師さんて、そんなに儲かるものなのか・・。飛行機で娘と孫との三人で世界一周旅行だと・・。一人150万だから・・というけれどもねぇ・・・。

 

 それでも、「明日のお仕事にさしつかえては・・」と、急いで帰ってしまった。

 

 困ったのは奥方だ・・・・。今日はこの隠れ家的割烹「侘助」でのランチを予約していたのだ。台風だから仕方が無いじゃないかと思うのだが、「すみません、三人が二人になりました・・」と携帯電話で平身低頭。このように、何の看板も案内標識もない。

 

 これが今日の「お品書き」。奥さんの細筆によるもの。今日だけのメニューである。

 

 先付けの太刀魚と菊の和え物。お箸には侘び助の葉っぱの飾り付き。

 

 鮭のバター焼なんたら・・・。

 

 渡り蟹の磯巻・・・。こうなると、なんだかわからん・・。

 

 止め椀、赤出汁、飯栗ごはん、香の物二種。奥方と二人では会話も弾まない。私はトイレに立つばかり。

 

 最後にデザートでメロンと梨が出ておしまい。およそ50分間のランチタイム。これでお一人様三千円ですと。主賓のいないお食事会はつまらない。

 

 ついでだからと、弘法大師空海さんの先生だった、岡田の牛養(うしかい)をお祭りする「岡田神社」と、

 

 その先生のお屋敷があった「岡田屋敷跡」を車中からご案内。なんか、台風のおかげで、ばかばかしい一日になってしまった。

 

  今日の掲示板はこれ。「散ると見えるは凡夫の眼 木の葉は大地に還るなり」というもの。これからは紅葉して落ち葉が舞い落ちる時期。「あ、枯れ葉が散って行くなぁ・・」と見えるのは私ら凡夫の眼なんだよ。木の葉は大地に還って行くのだよ・・。みんな、そうして還っていくんだよ・・・というとるのやね。大地に還り、栄養となって、また、新たないのちを生まれさせ、育てていく。そういうことなんやね。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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