まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

おとぉかの さくらの花や 波しぶき

2011年04月10日 | 時には日々是日

 今日は・・・四月の十日・・ていうことは・・「おとぉかのおまつり」だな・・ということで、さぬき広島に向かった・・。「おとぉか:お十日」ということで、「こんぴらさん」のお祭りだ・・・。讃州讃岐のこんぴらさんのおまつりは毎月の十日・・。

 

 さぬき広島の「こんぴらさん」のお祭りも・・その「おとうか」にあやかって・・四月の十日前後に行われる・・。

 

 私たちが・・・この島の土地を探しに来た時にも・・・ちょうど、このようなサクラの花が満開だった・・。

 

 その時に見たのが・・このような光景だった・・。「え、これはなんなん・・・??」みたいな印象を持った・・・。まさか・・こどものお葬式なんか・・・。みたいな印象だっただろうか。これが、こども御輿だと知ったのはその二年後だったか・・・。

 

 私も・・・船に乗せてもらって・・沖に出た・・。正面に見えるのは・・塩飽本島。瀬戸大橋もうっすらと見えている・・。江の浦港を出た船団は・・・立石浦の「白石」を三周して・・・釜の越沖の波節燈標に向かう・・・。

 

 ここを・・右回りに三周する・・。つまり・・反時計回りに三回・・島を回って・・・広島に戻る・・。その後、釜の越の「小波節岩」近くを三周する・・・。

 

 神主さんは・・・船の上から・・御霊を海中に投じて・・航海の安全を祈る・・・。神主さんも必死で船にしがみついているのがよくわかる・・。

 

 ま、このあたりでは勇壮で珍しい・・船渡御(ふなとぎょ)の一シーンだ。少し前には・・・先の子供のかついでいた・・「こども御輿」をそれぞれの船に乗せて・・「ちょうさじゃ」「ちょうさじゃ」と、練ったものだが、今では子役の減少そのほかで、そういうものも絶えた・・・。

 話は前後するのだけれど・・・。

 

 途中の一宮町にある「田村神社」に寄った。寄ったというても、信仰上の理由からではない・・。相変わらずの「不信心の坊さん」ではある・・。

 

 ここの境内で・・「田村神社日曜市」ということで、超レアなうどん屋さんがあって、日曜日の午前中しか営業していないというお店がある。そこに寄って・・・。

 

 しかも・・・「ばくだん」というものを食べて来なければ・・・ということで、ここに来た・・。この茶色いものが・・「ばくだん」というものだが・・・なんのへんてつもない、ただの・・天ぷらだ・・。玉子でも入っているのかと思ったが、そんなものも入ってはいない・・。がっかり名物だな、これは・・。

 

 おうどんも・・・ぶにゅぶにゅで・・さほど、おいしいおうどんでもない。お店が変わっているというだけのことかな・・。

 

 でも、入れ替わり立ち替わり・・・さぬきうどん攻略本を手にした若者が続々とやって来る・・・。ま、珍しいうどん屋という程度の物かな・・。

じゃぁ、また、明日、あえるといいね。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (無邪鬼)
2011-04-11 08:22:42
おお、すっかり、海の色も春の感じやね。
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一転して。。 (まほろば自然博物館)
2011-04-11 18:12:32
 おせわさま。

 一転して・・今日は寒い一日になったですよ・・。釣りにも行ったけれど、全くのおぼうさま・・・。最近の海はどんなだかだね。
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Unknown (無邪鬼)
2011-04-11 22:11:30

今日は夕方から大変だ。
すごく強い余震が2度。
ちこまいのまで入れたらすごい数だ。
段々減ってゆくのだろうが、今日は地震は
元気一杯や!

だものまほさん、釣りに出たって普通の魚は
釣れへんやろ。
おおナマズが大騒ぎしてるけんね。

あぁ、いと、恐ろしや、恐ろしや。

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おおなまず・・。 (まほろば自然博物館)
2011-04-12 11:35:19
 淡路島に「野島断層記念館」みたいな建物があって、そこにおおなまずの絵が何枚も掛かっている・・。「これ、何ですか?」と聞いたら・・・「地震の象徴です」っていう・・。

 阪神淡路大震災の時の断層がそのまんま保存されている資料館だけれど、「おおなまず」の絵は・・・なんだかなぁと思った。

 広島の青木浦沖でタイがけっこう上がっているらしい・・。でも、一人で漁に出るのも面倒だし・・・。堤防からだと・・・ふぐも相手にしてくれない・・。

 余震が相次いでいるね。早く・・おさまってほしいものやね。
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