まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

筍の皮剥く妻の手にも皺

2022年04月16日 | 時には日々是日

 16日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は11.0度から18.1度、湿度は74%から40%、風は4mから1mの北西の風が一時は強かった。明日の17日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 収縮期103mmhg、拡張期61mmhg、脈拍80bpm、体温36.5c/酸素濃度99%/体重59.7Kg 室内気温16.7c/室内湿度60.0%/気圧1012hPa 体調に変化はない。今日の日の出は05:32分、日の入りは18:36分 月齢は14.9の大潮。

 

 今日でバラ園工事も終わる予定。今日は「いっくん」一人でやってきた。

 

 私は相変わらずの「遍路墓学」の中尾峠部分の総整理中。前にも何度も書いているが、お遍路さんのお墓を調べているからと言って、四国遍路が好きな訳ではない。単なる観光ガイドのネタ探し、取材活動の一環である。

 

 この作業も大詰めになってきて、そろそろと全体像を纏めなければ・・・と思っている最中。

 

 こういう一覧表も作ってみた。これらから年代別とか出身地別とかの分析もやらんといかん。あくまでも「遍路墓学」という学問にするからだ。

 

 黙々と「いっくん」は作業をやっている。それだから、私は休憩時間のお茶出しをするように奥方に言いつかっている。

 

 作業が一段落したら、今度は地形上の位置を書き込む用意をやってみる。お墓の位置を地図上にプロットしていく作業である。

 

 そのための地図の用意である。これでも現地に行くと、なかなかに位置が決められないのだ。かと言って、うかつな場所にもプロットはできないというもの。

 

 今日の昼食はこれ。奥方得意のお寿司である。これを「いっくん」にもサービスしてあげた。

 

 で、奥方は「早出」だと言って、午前6時前に出掛けて行った。帰りは17時半ごろ。その頃には、バラ園工事は完了している。

 

 私は「さぬき市」の人間だから、案外と「東かがわ市」のことになると、細かなことがわからない。地理感というものがないのである。だから、少しずつのお勉強にもなる。

 

 今日は西風がきつい中、作業を続けて・・・、

 

 こういう形で作業は終わった。永年の奥方の夢がかなったみたい。このくらいならばなぁ・・・と思うけれど、体が動かなくなってしまったのだから仕方がない。ま、これで安堵、安堵。

 

 今日の掲示板はこれ。「私の耳に念仏」というもので、どこの誰の言葉かはわからない。印刷された市販の法語集からのことばらしい。古いことわざに「馬の耳に念仏」というものがあり、馬にありがたい念仏を聞かせても無駄である。いくら意見をしても全く効き目のないことのたとえである。馬の耳に風とか馬耳東風ということばもある。今の時代、忙しかったり、深く考えることなく日々を過ごしていたりばかりで、私もあなたも「馬」と一緒になってはいないだろうか。人の相談事や頼まれごとが右から左へと流れてはいないだろうか。大事なお念仏も同じように右から左に流れ去ってはいないだろうか。私の耳にお念仏は届いているのだろうか。聞こえているのだろうか。今一度、確かめて見る必要がありそうだ。というようなお話なのだが、その下に印刷されている小さな文字。そこには、「自分でとなえ、自分で聞く。でもそれは阿弥陀様の声」とある。私が称えなくとも、私が聞く耳を持たなくても、私の耳にはお念仏がしっかりと届いているのだよ。と、いうているのである。

 

 そういうお話もあるということだ。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>