まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あれやこれ 片付け終わって 梅の花

2016年02月23日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨の降っている所があった。気温は6度から11度、湿度は81%から66%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の24日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすいらしい。

 

 毎週火曜日はさぬき市前山にある「前山地区活性化センター」にやって来る。ここには「道の駅ながお」が道路を挟んで設置されている。

 

 この建物内に「おへんろ交流サロン」や「へんろ資料展示室」がある。サロンが開設されたのが1999年だったから、今年で17年目になるらしい。

 

 玄関を入った先にある、巨大な四国の立体模型。周囲にあるお寺のボタンを押すと、そのお寺の位置のランプが点灯する仕組みである。これを見ると、多くの札所が海岸沿いにあることが分かる。この右上部分が休憩室や交流サロンになっている。上部中央がへんろ資料展示室の入り口になる。そのさらに奥に、

 

 若き日の空海さんが訪れた中国の青竜寺の大きな模型が置いてある部屋がある。

 

 その部屋に入ってすぐ右手側の展示コーナーが私の担当の「田淵家納め札展示コーナー」である。

 

 先週に並べてみた納め札の状況・・・。

 

 で、昨日に買った和紙を置いてみた。少しばかり寸法が長かったり短かったり・・・。ま、世の中、不都合なことが多いのは浮き世の習い。そこは「ゆるぎたるぎ」でやるしかない。ちなみに、「ゆるぎたるぎ」というのは讃岐弁で、臨機応変・融通し合うということ。「ゆる気」は「ゆったりとした気持ち」のこと、「足る気」は「満足した気持ち」のこと。

 

 和紙の足りない所には、こうして本を置いた。もちろん、週間文春や平凡パンチではない。

 

 私の書いた、「田淵家の俵札調査集計報告書」と、「田淵家を訪れたお遍路さん」という調査状況をまとめた本である。

 

 和紙の上には、納め札と訳文を並べて置いた。

 

 もう一つの展示ケースにも同様に和紙を敷き、その上には「さぬき市内」からのお遍路さんの納め札を並べた。「あ、このおじさん、近所の方や」とか、「あ、このおばさん、隣の家の方かも知れない・・」という感想を頂きたいため。和紙のない部分には、私のブログからの抜粋で、作業の流れや手順などをまとめたものを和綴じにして展示した。

 

 女性陣から、天を揃えるとか、隣と少し間を空けるとかの意見が出たが、それは女性陣にお任せしたいもの。それと、オープンが三月中旬に伸びたそうだ。チラシとかパンフレットとかの印刷が間に合わないのだとか。ま、これで私はゆっくりと入院できそうだ。

 

 今日の作業とは全く関係ないが、今日の掲示板はこれ。「他人の不幸は小さく見えて 自分の不幸は大きく見える」というもの。誰の言葉だったか忘れたけれど、「人間って、双眼鏡みたいなのを持っていて、他人の幸せは、大きく見えるけれど、他人の不幸は、小さく見えるんです。逆に自分の幸せは、小さく見えて、自分の不幸は、大きく見える。そこが解ってないと、一生、幸せになれない」という言葉があった。また、「いつだって、自分に足りないモノばかり数えてしまう。そんなことより自分が持っているモノを数えるべき。」という言葉も、思い出した。本当の幸せって、それを感じ取れるチカラかも知れないな~」と思ってしまった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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