まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

水仙が 精一杯に 手を伸ばす

2016年02月15日 | 今日はすっかりと俳句の世界

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、弱い雨や雪が降っている所があった。気温は7度から4度と下がってきたし、湿度も68%から80%へと上がってきた。風は3mから4mの西の風が少し強かった。明日の16日は、引き続き寒気の影響で雲が広がりやすいらしい。

 

 昨夜は母、さっちゃんの祥月命日だということで、兄弟・いとこがやってきた。私らの子供の頃には、「法事奉賛孫子の正月」ということで、ほぼ毎月のように、「法事奉賛」を目的にした「宴会」が行われていた。これを「おきゃく」と呼んでいた。その名残で、こうして兄弟・いとこたちが集まってくる。

 

 これが私の兄弟。左から長男の「ひっくん」、二男の「よっくん」、三男の「たっくん」。ともに定年退職の年金生活者。だから、あんまり、豪勢な宴会にはならない・・・。

 

 わずかだが、蕗のとうの天ぷらもある。

 

 最後は、三人兄弟で「フォークソング合唱会」。オンチばかりのでたらめな歌ばっかりだ。

 

 あまりのバカバカしさにハエまでがよろけてこけた。

 

 で、弟やいとこたちは眼が覚めたら飛んで帰っていってしまった。そこで、朝方は気持ちの良い朝だったので、二日酔いの頭で、お泊まり客の布団を干したり、

 

 全ての部屋にも掃除機をかけた。そうそう、我が部屋のエアコンだけれど、「エアコンが止まったり、動いたりするのはどうして?」という質問に、兄弟・いとこが声を合わせて、「氷結!!」だって。「どうしたらエエのん?」と聞くと、「溶けるまで待つ!!」だって・・・。それはアカンなぁ・・・。

 

 ホームセンターで、発泡スチロール板を買ってきた。商品名は「デコパネ」と言うのだそうだ。

 

 これに、カラー印刷した、「納札俵」と「納め札調査」の写真を貼って、展示用パネルを作ってみた。なかなかにいいじゃないか・・と自画自賛。

 

 この、左から二人目の白髪のおじさんが・・・私。真面目にやっとるでしょ。案外と、私の写真ってないものなんだ・・・。

 

 なんで、こんな写真があるんだろう・・・と、よくよく考えていたらば、今日は「おねはん」の日。涅槃会(ねはんえ)は、陰暦2月15日、お釈迦さまの入滅(にゅうめつ)の日に、日本や中国などで勤修される、釈迦の遺徳追慕と報恩のための法要である。現在では、3月15日に行なわれているところもあるらしい。涅槃というのは、ニルヴァーナの訳語であり、迷妄のなくなった心の境地を指す言葉であったが、この場合には、釈迦が亡くなったという意味で用いられている。実際には、お釈迦さまが入滅した月日は不明であり、何伝仏教ではヴァイシャーカ月の満月の日と定められている。ヴァイシャーカ月が、インドの暦では第2の月であることから、中国で2月15日と定めたものであるという。

 

 なんだかんだと言うていたら、にわかに雪が降り始めてきた。大慌てで布団を取り込んでお片付け・・・。片付いたと思ったら雪は止んでしまった・・・。なんじゃらほい。

 

 今日の掲示板はこれ。「本当の宗教心とは ただ一度の人生を 無意味なものにしたくないと 願う心である」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。「祇園精舎(ぎおしょうじゃん)の鐘の声、諸行無常の響きあり」とは平家物語の冒頭の有名な句であるが、お釈迦さまは諸行無常とは、「この世は無常である」 と説き、生あるものは必ず滅び、何一つとして変わらないものは無いと言っておられる。即ちあらゆる現象は変化して止むことがない、人間の存在もそうであり、つくられたものはすべて瞬時たりとも同一のままではないのであり、物事はすべて時間と共に移り変わるということでもある。そんなただ一度の人生を無意味なものにしたくないと願うのは誰しものことではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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