まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

何色と 問えば黄色の 雨の里

2015年01月15日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方の低気圧や前線は遠ざかるけれど、寒気の影響で雲が広がり、夕方まで雨が降る見込みらしい。気温は6度から10度、湿度は92%から83%、風は3mから5mの西北西の風が強かった。朝方はすごい雨だった。明日の16日は、寒気の影響で雲が広がりやすいとのこと。

 

 朝方はものすごい雨の音で起こされた。川の水音もすごくて嵐になるのかなぁと思ったほど。

 

 こんな日に出かけたくはないが、わが家にいても資料が少なくてどうにもならない。

 

 雨をついて出かけたが、高松市内に入ると弱雨・小雨・微雨になった。だから、傘も使わずに県立図書館に入った。さすがにお客さんの数は少なかった。時間もまだ9時半過ぎだったし。

 

 相変わらず、新聞を読みふけるおじさんたちがいる。毎日、熱心なことだなぁと思うこと。

 

 私の今日の目的は、山頭火の句碑集と、「草木塔」という山頭火の俳句集を探すこと。それらは簡単に見つかった。貸出禁止の句碑集はカメラに収めておいた。これが案外と役にたった。

 

 これは全国の山頭火の句碑を集めたもの。よくもよくも集めたものだ。気になるのは、石材屋さんの敷地内にある句碑である。私は狛犬の研究をやっているが、石材屋さんの敷地にある狛犬は相手にはしない。ちゃんと神社やお寺の境内や参道に奉納安置されているものだけを研究の対象にしている。うどんの研究家がスーパーに並んでいるおうどんを研究するようなもので意味がないではないか。

 

 娘が、この近くにあって、住宅地におじいさんがやっているうどん屋を知らないか・・と言うことだったので探してみたが「穴吹製麺所」だと思うが、駐車場が狭いのでやめにして、いつものここにした。香川大学工学部前にある「たも屋・林店」である。

 

 で、カレーうどん一玉の「麺ぬく」を注文した。410円である。こういう場合には席まで運んでくれるのだ。少しばかり時間がかかるかららしい。普通のセルフのお店では、店員さんはカウンターや厨房からは出ないもの。「できたらお呼びしますから」という場合が多いのに。

 

 11時前だということと雨が激しかったということもあるのか、店内にお客さんの数はちらほら。まだ、大学はお休みなのかな。

 

 で、借りてきた句碑集の重要な部分はスキャナーで画像化しておく。

 

 それと同時にカラーコピーも忘れない。どうしてもすぐに情報を忘れたりなくしたりしてしまうのだから。

 

 しかしのかかし、北は北海道から南は鹿児島県まで、その数950あまり・・・。よくもよくも集めたものだ。山頭火の人気というものがうかがわれる句碑集である。

 

 そんなんで、今日は資料の収集と整理に終わってしまった一日になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「実際に行動することによって、人はどんどん変わっていきます。失敗して地震をなくしたり落ち込んだりすることで人は強くなっていく」という周防正行さんの言葉から。周防正行(すお まさゆき/1956年10月29日)は、東京都出身の映画監督、脚本家。妻はバレリーナ・女優の「草刈 民代(くさかり たみよ)」。立教大学を卒業後、「神田川淫乱戦争」(黒沢清監督/1983年)などで助監督を務めた後、1984年にで監督デビュー。1989年に「ファンシイダンス」で大きな注目を集め、1996年に「Shall we ダンス?」で日本アカデミー賞の監督賞と脚本賞を受賞。その後も「それでもボクはやってない」(キネマ旬報ベスト・テン日本映画部門1位)や「終の信託」(毎日映画コンクール日本映画大賞)などで高い評価を獲得している。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp+朝日新聞どらく)

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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