今年最後の画像はソシンロウバイ(素心蝋梅)だ。黄色くなった葉をまだかなり残したまま、年末の寒い北風の中でも花が咲いていた。暖冬なので早く咲いたのか、いつも年末から咲き始まるのか知らないが、最近は、地球温暖化の影響で季節が少しずつ変化しているのが、野菜の生育や樹木の開花にも僅かながら表れてきているそうだから、このソシンロウバイもその兆候なのだろうか。いずれにしろ、時季になれば自然の変化を敏感に感じている植物の不思議な力には、いつもながら感心させられる。
2008年もいよいよ最後の日になった。良いことは何もなかった1年ではあるが、まぁ、この歳になれば、病気もせず健康に過ごせたのが何よりなのかもしれない。世の中の経済情勢が芳しくないので、来年はどんな1年になるのか全く予測がつかないが、特別に良い年ではなくても、少しでも景気が好転し、先ずは平穏な年になって欲しいものだ。このブログを覗いていただいている方々には、今年以上に良い年を迎えられるよう願う次第である。