去る9月6日(日)に茅ヶ崎市で脳神経外科の田中 佳博士の医療セミナーがありました。会場ではメンバーの方6名とお会いしましたが、健康を考える方々が地元の人々に混じって、都内や静岡からも参加しておりました。
健康であればこそ何でも出来るのですが、健康を維持できるかどうか、向上できるかは、体内で作られる酵素の量とビタミンや抗酸化物質等の補酵素で決まるそうです。酵素と補酵素が充分にあり、余裕があればこその「自然治癒力」でもあります。
この構図は今年4/19に寒川で行われた住みよい町・さむかわにする会・主催の「第2回新春特別文化フォーラム」でも、脳神経外科医の杉本一朗先生が力説されていましたので、その通りだと頷く人も多いと思います。
思い出してもらいたいのは、酵素の生産は加齢と共に減少してしまうと言う事、です。また、酵素が減る事で体内に「錆び」が蓄積し「歳」をとると言う説もあります。
若々しく見える、肌が綺麗だったり瑞々しかったり、病気や怪我をして早く治る、等は酵素や補酵素に余力がある証拠です。成長盛りの子供達は酵素や補酵素が充分にあり、ほとんどを「成長」に使いますが、シニア層は「消化や代謝」に使って切っていると言って過言ではないでしょう。
特に消化酵素の必要量は食生活に深く関係し、一般的に肉料理や甘い物を多食する人は、消化酵素が不足し、代謝や病気対応に向けていた酵素を急遽消化酵素用に向ける為に、代謝や病気対応が手薄になる傾向があると言います。
従ってシニアは食生活をビタミン豊富で、しかも消化酵素の必要量が少なくて済む野菜中心に変えるべきでしょう。余裕のできた酵素を病気等の不測の事態に対処できる様、普段から心掛けましょう。
腸内活性を上げる事(乳酸菌等の発酵食品の摂取)も重要です。ゆとりのある生活を送る為にも、適度の運動や睡眠を心掛けましょう。
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