EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

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降雨を活かした家庭菜園(Blog443)

2017年03月19日 | EM

 段々と温かくなる時節になりました。連れて降雨の回数も多くなりますが、この雨が恵の雨になるのです。降雨の度にEM活性液をそのまま散布する事をお勧めします。土壌改良、土壌活性に有効で、作物が美味しくなります。成長盛んなタマネギにEM活性液を複数回散布して見て下さい。驚くほど甘くなります。窒素同化作用が盛んになっている証拠です。
 栽培中のイチゴやソラマメ、ニンニクなどにも有効ですから、ジャンジャン散布しましょう。
 このEM活性液はEM1型と糖蜜及び水道水を使って作ります。
 
一般的には作り易い2Lペットボトルを使い、約10日ほどの発酵期間後に出来上がりとなります。
 但し、夏場の気温の高い時期には、1週間もあれば完成します。

 こうして出来上がったEM活性液をEM1次活性液と言います。2Lペットボトルで作成する際の調合割合は、EM1型(40cc)、糖蜜(40cc)、残りは全て水道水ですが、水道水の上限はスクリューキャップから5cm程下が良いと思います。
 配合したものは2日ほどで発酵し始めペットボトルの上部に炭酸ガスを充満させるに従い、ペットボトルが膨らんで来ますので、スクリューキャップを緩め炭酸ガスを逃がした後に、再びスクリューキャップを閉めて置きます。
 一日一回の炭酸ガス抜きをしますが、これを1週間続けている内に、段々と発酵が収まり、炭酸ガスが少なくなりますので、これで完成となります。
 通常はこのEM1次活性液を土壌改良や土壌活性に使いますが、発酵作業に自信のある方は、EM1次活性液を使ってEM2次活性液を作り、このEM2次活性液を農作業に利用する事をお勧めします。

 このように多くのEM活性液を使用する為に、糖蜜がEM1以上に必要になります。糖蜜の節約を考えている場合は、水道水の代わりに米のとぎ汁を利用すれば、糖蜜は半分で済みます。
 米のとぎ汁が少ない時は、米糠を木綿の袋に入れてバケツ内で揉み出して作れば大量に出来ます。


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