3/18(土)は第34回EM勉強会でした。いつものメンバーに加え、新人さんが1名体験参加。総勢30名。
今回はEM3入りEM活性液作成実習とその後の管理、及び使い方の勉強会でした。
光合成細菌増強剤であるEM3の紹介は、参加者からとても新鮮に映った模様で、「さっそく、購入して使ってみたい」との感想が寄せられる程でした。
皆、熱心である。毎月の勉強で学習した事を、躊躇せず直ぐに実践に移す。
EM活性液を成長中にタマネギに散布する事で、「甘味」が増すという事を体験したメンバーは多い。
EMによって光合成が盛んに行われるようになると、多くのデンプンを作り出します。そして、このデンプンが「ショ糖」に変化して植物のエネネギー源や「甘味」の源泉ともなります。
冬野菜は甘いと言いますが、細胞内の濃度を上げて凍結対策をしている結果なのです。通常、細胞内は水分がほとんどです。
零度で凍ってしまいますので、デンプンをショ糖に変え、砂糖濃度を上げる事で凍結を避けているのです。
だから、冬野菜は甘い。
良くできたシステムです。
基本は光合成とデンプン作成。デンプンが十分に出来ないような環境下(太陽光が十分に当たらない)での野菜栽培は、美味しくないばかりか猛毒の硝酸塩を溜め込んでしまいますので注意しなくてはなりません。
元々、植物の太陽光利用率は3%程度と言われていますが、微生物は植物が利用できない大半の太陽光を使い、植物が利用し易い物質に変える事ができます。
微生物が住めない土壌や太陽が当たらない場所では、植物は育ちません。
EMを使って有用(善玉)微生物が優占する環境を作りましょう。
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