GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

懐かしい物

2007年04月11日 07時53分39秒 | 徒然なるままに
先日、ニュースでビルのトイレやなんかの汚水槽を清掃してくれる業者が捕まったと載っていた。この業者は千葉の方の住宅の汚水をバキュームカーに積んで、渋谷の普通の道ばたのマンホールから下水に流していたそうだ。よく、東京のゴミを地方に捨てたり産業廃棄物を地方の山の中に放置したりとかのニュースは聞くが千葉のウ○コを渋谷の住宅街でってのは非常にめづらしいパターンかも知れない。

どっちにしろこの手の汚水や家庭の汚水も汚水管で処理場に行くのだから行き先は一緒だが、道ばたのマンホールから悪臭まきながら流すというのは問題だし、この処理にあたって依頼主からはお金をもらい、処理する時にお金を払い、その差額が利益になるのだからやはりどう考えても良くないことなわけだ。

で、問題はこの捕まってしまった業者が我が社も年に数回頼む業者だってと言うこと(^^;)

しかも業者のHPには当社の名前も得意先として載ってる、当然会社としては契約の解除を求めて文章を送りつけているのだが、いまだに挨拶はおろか電話すら全くない。長年のつきあいの業者で、新聞ネタになるような事件を起こしたらとりあえず得意先に詫びとか事情説明とかの文章が送られてくるものだと思うのだが……。

今では都内にくみ取りのトイレはものすごく少なくなっているとは思うが、それでもいわゆる昔から有るバキュームカーは結構目にする。まぁほとんどは上記の業者のように集合住宅やビルの「汚水雑排水槽」の清掃のための物だけれど昔は東京だってほとんどくみ取りだったわけだ。

実家も'70年代の半ばまではくみ取りでなかなか香ばしいトイレではあった♪

我が家はガス風呂導入も遅く同じ頃マキ風呂からガス風呂に変わった、その為このトイレの水洗化と風呂のガス化のことを実家では「文化大革命」と呼んでいる。ちなみにかみさんの実家が薪からガスに変わったのは'90年にも成ろうという頃だったが。

当時の小学生にとってはあの長いホースが家の路地の奥まで入ってきてビクンビクンうごめく姿はなかなか楽しいものだったし、ホース先端のフタ代わりに使っている菊の花のような柄の謎の軟球も興味津々だった。まぁ触りたいとは思わなかったが。

そういえば中学の頃の深夜放送で頻繁にかかっていた南雲修治の「バキュームカーの唄」(女風呂の唄も彼)

確か歌詞は……

バキュームカー バキュームカー

香りにあふれたこの車 がたごと道路を走ってく

仕事はとっても辛いけど 何のこれしき今に見ろ

いつの日か~ いつの日か~ 糞尿会社を設立してやるぞ~


何だかなぁ……糞尿会社って?
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2 コメント

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くみ取り式 (桜 源八郎)
2007-04-11 09:15:33
大阪府南部にある実家の地域に下水管が整備されたのは15年くらい前だから'90年代の始めころまではくみ取り式でしたよ。

子供の頃に夜トイレに行くとあの暗黒の穴が不気味で怖かった記憶があります(笑)
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東京でも (ゲルマニウム原人)
2007-04-11 09:23:14
私が一時居た江戸川区のアパートのすぐそばの社宅は典型的な長屋形式でくみ取りでした。
引っ越して羽田にもどるときはまだそうだったから90年代半ばはくみ取りだったはず。江戸川区は海抜マイナスメートル地帯なので下水管が海面よりかなり下に成っちゃうので設置が難しかったようです。

大阪南部もそういった問題かも知れないですね、基本重力で流してるので地盤が低いと流れにくいらしいです。
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