GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

蜜柑と林檎、どちらがお好き?

2008年10月31日 00時40分24秒 | 徒然なるままに
-朗読ライブ-『蜜柑と林檎、どちらがお好き?』出演・桑原 滝弥、Ryoko & Sakura Station(平野綾子&咲さくら)

Pappy's初?のライブ、2周年記念イベントの司会もしてくれた咲さくらさんと舞台俳優の平野綾子さん、そしてぶらぶら寄席別冊のメイン講談師神田京子さんの旦那さん桑原滝弥さんのジョイントでした。

さくらさんのRyoko & Sakura Stationとはラジオの公開録音のような設定でそれに映像や音楽を組み合わせるという企画で、ご本人達の「ドキドキ」は別として見る側としてはおだやかにスタート、いわゆるリスナーからの手紙を読むという「仮想空間」で事実or創作のお芝居を観るような感覚でした。なかなか良くできたストーリーで一緒に見ていたPBBのドラムハマちゃんは自らの19才の時の入院体験とイメージがかぶったとかで「号泣」でした。

音色の良いお二人の声が良い感じでPappy'sを包みます。二部構成のミニストーリーのようでとても素敵なライブでした。ハード部分でパソコンやDVD動画のつながりが若干問題はありました、でもおそらくお二人でこの企画をやるのは初なのか、その一回目に参加できたことで今後二回、三回と更に練れてくる課程を楽しみにしたいと思います。

そしてこれは当店の問題でもあるかもしれませんが今回照明を遠隔操作できるようには一応成りましたがピンスポがない。個人的にはお二人が並んでいて手紙を読むときに前に出てくるという演出より、手紙を読む平野さんはセンターに居て照明でスタジオ側とリスナー側をはっきりとピンスポによって演出できたらもっと距離感や時間を感じることが出来たかもと思いました。
店も含めてこの企画は更に発展させることが出来る企画だと感じました。


さて!桑原滝弥さん。

こちらはもう、詩人としてもパフォーマーとしても「おそるべき」パワーでした。決して大きくない……申し訳ないですが「小さな身体」いや今夜の彼に関して言わせてもらえば「凝縮した肉体」そうエッセンスのような肉体から発せられる言語はRock & Rollです。

まるで、アル・ディメオラのギターフレーズようなスピードで飛び出てくる言葉、しかしそれは単語の一粒一粒が明確で粒立ちがよく怒声ですら聞きやすい。どれだけの回数言葉を紡いできたのでしょうか……完全に完成されていました。

そして朗読の合間の「キャッチー」なトークの上手さ、今夜神田京子と桑原滝弥が夫婦だと言うことをどれだけ感じたことか。
正直、連れと店に来るまでの間今夜はどうなるかわからないから覚悟していこうと話していたことは「ゲスな勘ぐり」だったことを咲きさん達と桑原さんに心の中で心底謝りました。

全く正反対のタイプでありながら今夜の企画は結果的には新しい何かを、次を期待させる何かを産んだ感じでした。どちらかの方のお客さんもきっと始めて接したもう一方のパフォーマンスを楽しめたと思います。私たちはどちらもちょっとだけ知っていたので「どっちも凄げぇ」、そして蜜柑も林檎もどちらもとても美味しかったです!

最後に一言「HBD~~ニャンニャン」あはは。


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2 コメント

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感謝 (咲 さくら)
2008-10-31 21:01:53
ゲルマニウムさん、ありがとうございました。
私も、とても楽しかったです。なんというか、夏休みの宿題を発表したような面白さでした。
仰る通り初めての挑戦でした。なので、成功レベルは小学生くらいですが、さらに成長してきっと大人になります♪立派な大人になったら、また褒めて下さい♪

はまちゃんがすごい喜んでくれていましたね。はまちゃんからもらったお花、頂いた時はまだ閉じていた百合が、今日の昼に開いてくれました。なんか嬉しかったです。

また頑張ります♪
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それはそれは (ゲルマニウム原人)
2008-10-31 23:12:06
ハマちゃん、なかなかの演出ですね♪

もっともっといろんなチャレンジが出来そうな企画ですよね!がんばってくださいね。
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