最近、Ⅹさんという女性と知り合いになった。
Ⅹさんは、ある慈善活動をしておみえになるお方だった。
Ⅹさんの行為によって、
事情を抱えた、ある人が救われていた。
Ⅹさんの行為は素晴らしいと思った・・・
私は、Ⅹさんに向かって賞賛した。
「 彼方の行いは素晴らしい!!! 」
Ⅹさんは、まったく表情を変えず、こう言った・・・
「 わたしは、自分が出来ることをしているだけで、
深い意味などありませんよ」
私は思った・・・・Ⅹさんは、
自分の行為に対して、モットモもらいい理由付けなどしていない。
これ、即ち、素直さ。
彼女の表情は、自然だった・・・
「 良い行いをしよう 」
「 人に認めてもらおう 」
「 イイ事すれば、何かイイ事があるかも知れない 」
というようなところは、微塵も感じさせなかった・・・
「 自分ができる事だから協力する 」
この想いこそ、限りなく尊い愛念であり、
深厚なる徳であると感じる。
彼女にとって、 慈悲の心・愛行・ 善行 とは、
「 内なる神の声 」であるような気がした・・・
そんな彼女の姿にウサギは感動した。
彼女の後姿に菩薩を観た・・・・