傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

セミナー開催にあたってのメッセージ その1

2008年02月25日 | 在宅ホスピス
*3月9日開催の市民がんセミナー「もっと知ってほしい女性のがん」*

セミナーの案内をみる

セミナー開催にあたり、がん患者組織リレー・フォー・ライフ関西実行委員会からのメッセージです。

“○○がんです。”

あなたは、このように告知された自分自身を想像できますか?

がんになった誰もが、私だけは、無縁だって思っていたと・・・

そして、どうして自分なんだと・・・


それまでの生活を180度変えるできごとに、愕然とし、
死“ということに真剣に向き合い
今まで考えたことのない命に限りがあるということを知ります。

乳がん・子宮がん・卵巣がんの女性のがんは、命と向き合うだけでなく、
手術で女性の大切な一部を取ったことで、
女性でありながら、女性でなくなるような喪失感で悩み、苦しみ、悲しみます。

言葉では、言い表せないような辛い病気との共存がはじまります。


検診に行かなくては、がんは見つかりません。

なぜ検診しなかったのか、私は今になって悔やまれます。

だからこそ、がん患者として言っておきたいことがあります。

誰でもがんになる可能性があることを知ってほしい。

私のように、放射線・抗がん剤の治療を受け、つらい副作用で落ち込んでほしくありません。

そして、女性がんで亡くなる方をなくしたい。

早期発見・早期治療の重要性を知って検診をしてほしい。

そして、女性の体を、命を、守っていただきたい。

これを読んで、検診に行こうと思ってくださったいま、
大切なあなたのご家族をお友達をさそって、是非一緒に検診を受けて下さい。

兵庫県の女性のがんの検診率は、全国でワースト1。
自分の住んでいるこの地域からまず検診率をあげたいと願っています。

こんな願いをもってこのセミナーを企画致しました。

お申し込みはこちらから!男性の方も是非ご参加下さい。


リレーフォーライフ関西実行委員会ホームページはこちら

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