続・気ままに”ぱちり”

気ままに撮影した写真をアップ

Voigtlander Vitomatic Ⅲb

2006年09月29日 18時42分10秒 | カメラ
Voigtlanderは1756年創業の世界一古い工学メーカーの一つです。
1800年代にはオペラグラスを開発したメーカーで当時オペラクラスをフォクトレンダーと呼んでいたそうです。その後ツァイスイコンとかローライというドイツの有名メーカと合併を繰り返しましたが1971年に事実上カメラ事業から撤退しました。1999年から日本のコシナ社が名門ブランドを復活させて、カメラとレンズの生産をしています。

私の持っているカメラは1965~1967年に製造されていたVitomatic Ⅲbと言うカメラです。オリジナルのフォクトレンダーとしては晩期に製造されたモデルです。
特徴としてはガラス製で明るく大きな等倍ファインダー(ライカも真っ青)、ピカピカテカテカなメッキ、全体的にずんぐりむっくりしたデザイン、ケースがまんまるでかわいいデザイン(女性が好きそう)で非常に気に入っているカメラです。
ところが、かわいいデザインとは裏腹に、このカメラについているレンズのULTRON f2 50mmがきわめて優秀なレンズでクリヤー、シャープ、色乗り抜群と3拍子そろったレンズなのです。特にこのカメラで古い木造家屋や倉などを写すと秀逸です。


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