goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

上を向いて歩こう~~

2006年01月28日 | つぶやき…

やっぱり昨日の國井アナの梅情報にいたたまれなくなって、行ってきましたよ、代々木公園。
画像は既にアップしてますが、チラホラって感じで咲いてました。
咲き始めると早いかもしれませんね。
ただ今日は風があって、少々体感温度は冷たかったんだけど、これで例年並なんだそうです。10℃にはいかなかったようだけど。
梅たちも咲きたがっているんだろうけど、お天気次第だよね。
梅の花に積もった雪…風情のある写真が撮れるだろうなぁ。
東京は桜が咲いたあとにだって雪が降ることもあるんだから、可能性無しではないんだよね。
あ、おじさん寒いの苦手だから、雪なんか降らないほうが、ほんとはいいんだけどね。

またまたしつこい話。
実は、あのぉ…シダーローズ、拾っちゃいました。10個ばかり。
小ぶりのものがほとんだけどね。
どうしても気になって、ヒマラヤ杉の側に来ちゃうと、下ばかり見ちゃうんだよね。
あ~~このしつこい性格、なんとかならないもんかね~~
もう充分持ってるんだから、そこまで強欲にならなくていいのにさ。
薔薇狂いから、薔薇中毒になっちゃってるよ。
薔薇ジャンキーってか!
う~~ん、嫌いじゃないな、この言葉。
でも区切りはつけなくちゃね。
ここに宣言します。
今期はもうシダーローズ拾いは卒業しま~~す!
拾い集めたシダーの薔薇たちをどう料理するか、そちらにシフトします。
これから先は、日増しに感じる春を探して、上を向いて歩きま~~す!

「東横イン」のやってたことは何なんだよ!
どうみても犯罪だよ。それも確信犯。
「はい、確かにやりました、すみません…」とヘラヘラ喋る社長の会見みてて、腹が立ったよ。
謝りを認めて陳謝するのが現在の風潮のようだけど、発言内容の非道さも含め、あの態度は絶対許せない!!
あんなヤツが企業のトップだと思うと、会社そのものを疑っちゃうよ。
企画部長の女性の発言も無礼だったし。
断罪されるべきだね。


ほんとに?あなたは・・・

2006年01月28日 | 実・果実たち

先週の大雪の日に見つけました。

雪を被った黒い実です。
微妙に散歩コースから外れているところにありました。
雪のおかげで、気付かせてもらったようなものです。

気になってたので行ってきました。

手前の潅木がそうです。

黒褐色の実です。
さてさて、あなたは?・・・

板切れの看板には「ライラック」とあります。

えっ!ライラックの実って、こんななの?

小さな、5、6ミリの大きさです。

先日アップした「トウネズミモチ」に、色といい、光沢といい、形まで、よく似た実です。
どちらもモクセイ科だったんですね。

確認のために検索で画像を探したんですが、一枚も出てきませんでした。
不安になってますが、看板に書かれていた「ライラック」という文字を、信じておきます。
花が咲けばわかることですから・・・


春を告げる花

2006年01月28日 | 06 花たち

なんと長い道程だったことでしょうか。
寒空のもと、雪の風景のなかと、探し続けましたよ。
3000里の旅の果てに、ようやく思い花にたどりつきました。

「ロウバイ・蝋梅」の黄色い花です。

この花を、春告げ花の一番手に挙げる人は多いようです。

上品な香りと、名前の由来にもなっている蝋質の花びらの虜になってしまうのは、理解できる話です。
蝋梅と梅の文字が入ってはいますが、梅のお仲間ではありません。
ロウバイ科という独立した科に属します。
因みに梅はバラ科です。

ロウバイとはいってますが、この花は「ソシンロウバイ・素心蝋梅」と呼ばれる種類のようです。

別株をお見せします。

花の中に、薄っすらと茶色く見える部分がありますよね。

こちらが本物の蝋梅かと思ったのですが、調べてみると花の中央部がもっと濃い暗紫色で、こんな曖昧な色の変化ではありません。

そうなると、どちらもソシンロウバイということなんでしょうか。

そんなことを思い煩うより、春の使者を存分に愛でることに時間を使いたいです。


毛糸の袋

2006年01月27日 | つぶやき…



「要通り -タワーのある風景ー」

各地から梅便りが届きはじめました。

昨年よりは大幅に遅れての開花のようです。
だろうね、この寒さだもんね。
でも今日は暖かく、過ごしやすい1日でした。
このくらいの陽気が続けば、梅の花も一気に咲き始めるんだろうけどね。
NHKの午後の番組のなかで、國井アナが代々木公園で撮ったという梅の花の写真を見せてくれてたんだけど、チラホラ咲いてるみたいです。
楽しみです。

先週の大雪の日にウロウロしてたとき、珍しいものを見つけました。

わかりますか? ご存知ですか、この物体を?

そうです、そうです、蓑虫です。
田舎でだとね、大袈裟に言うと、どこにでもありました。
東京で見るのは、今回が初めてです。
その気になって探せば、いるんでしょうけどね。

蓑虫のことなんかすっかり忘れていました。
それがね、ここ数年前、はっきりいうと編物を始めてから、蓑虫のことを思い出していたんです。
編物をやるとどうしてもクズ毛糸が出ます。
何色かを使って模様編みをすると糸替えの回数も増えますのでね、必然クズ毛糸の量も増えてしまいます。
もったいないおじさんですから、3センチくらいの長さのものも、ビニール袋で保存してます。
模様編みのとき、1目を埋めるのに使ったりします。

あ、今日は編物の話じゃなくて、蓑虫のことです。
こどもの頃姉たちが編み物をしておりましたのでね、クズ毛糸を貰って蓑虫を作って遊んでました。

蓑虫を? 作る?・・・
これだけだとわからないでしょうね。

まず蓑虫の説明から。

蓑虫とは、ミノガ(蓑蛾)の幼虫のことです。
普通蓑虫と呼んでるものは、上の写真のような状態のものです。
これは蓑虫の家だと思ってください。
この袋状の家を小枝や葉っぱを使って自分で作り、そこにミノガの幼虫が住んでいるのです。
そのなかで蛹になり、成虫になって外界に飛び立っていくのです(時期はきっと春でしょう)。
以上を踏まえてくださいね。

こども時代におじさんたちがやったのは、まず蓑虫を採ってきて、鋏で袋を裂き、幼虫を取り出します。
鋏で開いた蓑虫の家は強度もあり、味わい深い素材なんですけどね。
一個が小さいので、何かに加工したことはありません。
クズ毛糸を3~4㎜に細かく切り、小さな箱(私は徳用マッチの箱《古ッ!》を利用しました)に敷き詰め、そのなかに取り出したミノガの幼虫を入れておくんです。
いきなり家を奪われた幼虫は、糸を吐き出しながらクズ毛糸を集めて、袋状の新しい家を作ります。
それが毛糸の蓑虫ということです。

この説明でわかってもらえましたかね?

その毛糸でできた蓑虫から、もう一度幼虫を取り出すと、小さな毛糸の袋が出来上がります。
どれほどの強度があったのかは記憶が定かではないのですが、それほど強いとは思えませんね、毛糸ですから。
糸の色によって、いろいろな模様の蓑虫ができあがったはずなんですがね、ほとんど憶えておりません。
その先どうしたのかも、憶えていないんですよ。
憶えているのは、毛糸の蓑虫を作ったことがあるという、そのことだけです。

だから今回蓑虫を見つけたとき、是非もう一度やってみたいと思ったんです。
今なら毛糸の蓑虫の利用価値、たくさんありそうですのでね。

結果は… 駄目でした。
この蓑虫の中には、脱皮した蛹の殻しかありませんでした。
ミノガは成虫になって飛び立ってしまっていました。
今年の蓑虫じゃなかったようです。

今期はもう無理でしょうが、チャンスがあったら、毛糸の蓑虫くんを作ってみたいですね。
クズ毛糸は、たくさんあるんだよね。