before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

School & Teacher's Day その2

2007-10-18 12:55:33 | トンガ 青年海外協力隊活動記
ということで 当日がやってきた。
当日の朝、準備をしていると、生徒が数名我が家にやってきた。
こんな 朝も早から・・・・(でもここ最近毎朝 学校前に生徒が我が家にやってくるのだが・・・何故だ?彼らは何をするわけでもなく 私の顔を見に来て じゃ!後でね!とか行って去って行く。)

で この日もまたそんな感じかなーとおもって ドアを開けると カホア(レイ)をもった 生徒が!!!
「どしたの?!」っていうと「これ キョコに!私が作ったの!」

だああああああーーーーーーーーーーーーーーーーー
もうもう
やめてっつのーーーーー

童ども   「姫姉さまー これチコの実!みんなで集めたのー!」

ナウシカ  「チコの実。こんなにたくさん。大変だったろうに・・・・」
(映画ナウシカより抜粋)

みたいな。

10歳も違う少年少女のハートフルな行為に あたしは胸がいっぱいになりました。
で 「ありがとう ありがとう!」と数十回言って
「じゃ きょこ!後でね!」と生徒が帰ったので
今度は タオバラ(トンガの正装 でっかいマットみたいなの)を巻きに アヒのうちに行く。
学校で授業をしているとき、男性は小さめのタオバラ、女性はキエキエというものを腰に巻かなくてはいけないのですが、
この日の私のように、公的な場所で何か発言したりする時は 写真の私が巻いているようなBIG タオバラを巻かなくてはいけないのです。

ちなみにキエキエというのは 写真で私以外の同僚が皆がつけているもの。

で この日はもちろんアヒが「タオバラをつけなきゃかっこ悪い!」といい
前日から このタオバラを親戚の家から借りてきてくれていたのだった。

一人では巻けないので、アヒのうちに行き巻いてもらう。
「アヒー おっはよーん」といって アヒのうちに行くと
私が首に巻いている生徒からのカホア(レイ)を見て
「なんじゃそりゃ!?」と一言。
「生徒がねー くれたんだよおー」と ニコニコして答えると
「はあ?!ダメダメそんなの!あたしが作ったカホアのほうがきれいジャン!」
と 大人気なく焼きもちを焼き 私から生徒のカホアを奪いとってしまった。。。

私は アヒの作ってくれたカホアと 生徒の作ってくれたカホアの両方つけるつもりだったので、ちょっと悲しかったが、
アヒが 「やだやだ!絶対あたしのカホアだけ付けなさい!どうしても生徒のカホアを付けたいんだったら 式が終わってからだったらいいわよ!」
と言って聞かないので、 従うことに・・・。

トンガ人って ほんと焼きもちやきだなあー
生徒がせっかく作ってくれたのに 残念だったなあ。

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