白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
頂いた命に日々感謝して過ごしたいと思います。

ジェットもプロペラもない「夢の飛行機」 MITで実現

2018-11-22 18:02:02 | 日記

ジェットもプロペラもない「夢の飛行機」 MITで実現

ジェットもプロペラもない「夢の飛行機」 MITで実現

実験に成功した「夢の飛行機」のイメージ(MIT Steven Barrett氏提供)

(朝日新聞)

 プロペラやエンジンを使わない「夢の飛行機」の模型を飛ばすことに、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが成功した。電気で大気をイオン化して風(イオン風)を起こして飛ぶという革新的な仕組みを実現した。22日、英科学誌ネイチャー電子版に発表される。

 機体は全幅約5メートル、重さ2・45キロで昔の複葉機のような外観。リチウムイオンポリマー電池と4万ボルトまで昇圧できる超軽量変圧器を搭載している。ゴムのカタパルトを使って離陸後、安定飛行段階以降は、翼の下にある電極などで「イオン風」を起こして平均47センチ上昇するなどし、40〜45メートルを飛ぶことに成功した。

 この推進システムには、プロペラやジェットエンジンのタービンといった可動部がないため、静かに飛行できる。排ガスもない。最初はドローンでの実用化が想定されており、研究チームのスティーブン・バレット准教授は、朝日新聞の取材に「10年以内に固定翼タイプの実用目的を担えるドローンを実現できると考えている。私が楽観的なのかもしれないけどね」と答えた。(https://www.nature.com/articles/s41586-018-0707-9)(松尾一郎)


米子市長「軍事行動、促すものでない」 支持発言を釈明

2018-11-22 17:48:30 | 日記

米子市長「軍事行動、促すものでない」 支持発言を釈明

鈴木峻

2018年11月21日20時30分

 鳥取県米子市で開催された北朝鮮による拉致問題に関するシンポジウムで、伊木隆司市長が「安倍内閣軍事行動をするというのであれば、全面的に支持したい」と発言したことについて、伊木市長は21日、「解決に向けて全力であたるという意味を込めた」などとするコメントを改めて発表した。

 伊木市長はコメントで、「諸外国で軍事的な力を背景に外交交渉にあたり、拉致被害者の奪還を果たしてきた例」が念頭にあったとしたうえで、「日本政府が『あらゆる手段』を使う中に、例えそうした行動があったとしても、私は支持する、という趣旨の発言をしました」と主張した。

 また「決して軍事行動を促すものでもありません」と釈明。「拉致問題に関して、日本政府が不退転の決意で取り組むのであれば、それを支持するという趣旨であります」としている。

 市秘書広報課によると、21日午後5時までに伊木市長の発言に関し48件の意見が市に寄せられた。内容は「撤回すべきだ」といった批判的な意見が35件、「真剣に取り組んでもらっている」と賛同する意見が13件だったという。(鈴木峻)


派遣切りの男性「労働者犠牲の巨額報酬」

2018-11-22 17:06:41 | 日記

派遣切りの男性「労働者犠牲の巨額報酬」

派遣切りの男性「労働者犠牲の巨額報酬」

「会長の逮捕を機に日産は生まれ変わってほしい」と語る元派遣社員の阿部恭さん=川崎市で2018年11月21日午後1時26分、神足俊輔撮影

(毎日新聞)

 日産自動車は22日午後、取締役会を開き、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者(64)を代表取締役会長から解任するとみられる。「コストカッター」と呼ばれるほど厳しいリストラ策は多くの社員の人生を変えた。2008年のリーマン・ショック後、派遣切りに遭った男性はゴーン会長が手にした巨額の報酬を「労働者を犠牲にして得た金だ」と憤る。「自分たちはコストではない」という思いは、今も変わらない。

 男性は阿部恭さん(55)。大学でデザインを学び、大手自動車メーカーで正社員として働いた。退職して独立後、03年秋から日産の開発拠点、テクニカルセンター(神奈川県厚木市)で派遣社員として働いた。

 任された仕事は車のデザイン。職場の同僚は、正社員、派遣社員の壁がなく、仲間として接してくれた。ゴーン会長の「開発を急げ」「発売を前倒しにする」といった一声で現場が混乱する様子も目にした。「ゴーンには右向け右、の会社なんだな」と感じた。それでも「日産の車を造っている」という誇りはあった。

 状況が変わったのはリーマン・ショック翌年の09年2月。社内放送のテレビを通じ、ゴーン会長からリストラ策が発表された。技術職の自分は人員削減に含まれないと思っていたが、違った。派遣元の会社からは「日産の都合だ」としか言われなかった。納得いかず、日産側にも説明を求めたが、対応すらしてもらえなかった。

 阿部さんは日産との団体交渉を求めて今も中央労働委員会で争っている。しかし、日産が解決のための話し合いに応じようとする気配はないという。

 ゴーン会長が逮捕された19日夜に会見した日産の西川(さいかわ)広人社長が語った「1人に権限が集中しすぎた。ゴーン統治の負の遺産」という言葉に、疑問の思いも浮かんだ。独断を許したのは日産の体質そのものだったのではないか。「悪かったのは逮捕された2人だけではないはずだ。これを機に上層部が代わって日産にはまともになってほしい」と話した。【神足俊輔】

 
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派遣切りの男性「労働者犠牲の巨額報酬」

「会長の逮捕を機に日産は生まれ変わってほしい」と語る元派遣社員の阿部恭さん=川崎市で2018年11月21日午後1時26分、神足俊輔撮影

(毎日新聞)

 日産自動車は22日午後、取締役会を開き、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者(64)を代表取締役会長から解任するとみられる。「コストカッター」と呼ばれるほど厳しいリストラ策は多くの社員の人生を変えた。2008年のリーマン・ショック後、派遣切りに遭った男性はゴーン会長が手にした巨額の報酬を「労働者を犠牲にして得た金だ」と憤る。「自分たちはコストではない」という思いは、今も変わらない。

 男性は阿部恭さん(55)。大学でデザインを学び、大手自動車メーカーで正社員として働いた。退職して独立後、03年秋から日産の開発拠点、テクニカルセンター(神奈川県厚木市)で派遣社員として働いた。

 任された仕事は車のデザイン。職場の同僚は、正社員、派遣社員の壁がなく、仲間として接してくれた。ゴーン会長の「開発を急げ」「発売を前倒しにする」といった一声で現場が混乱する様子も目にした。「ゴーンには右向け右、の会社なんだな」と感じた。それでも「日産の車を造っている」という誇りはあった。

 状況が変わったのはリーマン・ショック翌年の09年2月。社内放送のテレビを通じ、ゴーン会長からリストラ策が発表された。技術職の自分は人員削減に含まれないと思っていたが、違った。派遣元の会社からは「日産の都合だ」としか言われなかった。納得いかず、日産側にも説明を求めたが、対応すらしてもらえなかった。

 阿部さんは日産との団体交渉を求めて今も中央労働委員会で争っている。しかし、日産が解決のための話し合いに応じようとする気配はないという。

 ゴーン会長が逮捕された19日夜に会見した日産の西川(さいかわ)広人社長が語った「1人に権限が集中しすぎた。ゴーン統治の負の遺産」という言葉に、疑問の思いも浮かんだ。独断を許したのは日産の体質そのものだったのではないか。「悪かったのは逮捕された2人だけではないはずだ。これを機に上層部が代わって日産にはまともになってほしい」と話した。【神足俊輔】

 
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ゴーン日産会長、解任へ=午後、臨時取締役会

2018-11-22 17:04:22 | 日記

ゴーン日産会長、解任へ=午後、臨時取締役会

ゴーン日産会長、きょう解任

日産自動車は22日午後に臨時の取締役会を開く。金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者の会長解任を決める。写真は、報道陣に囲まれ自宅を出る西川広人社長(中央)=同日午前、東京都渋谷区【時事通信社】

(時事通信)

 日産自動車は22日午後に臨時の取締役会を開く。金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者の会長解任を決める。約20年にわたる同容疑者への過度な権限集中が不正を招く結果となった。経営体制刷新で、業務運営の透明性向上や企業統治の改善を目指す。

 西川広人社長は同日朝、東京都内で記者団に対し、「ボード(取締役会)で決めたことは公開する」と述べた。

 ゴーン容疑者は、有価証券報告書に役員報酬を約50億円過少に記載していたとして、19日に東京地検特捜部に逮捕された。会社の資金を私的流用していた疑いも持たれている。

 取締役会では、同容疑者の側近で、不正に深く関与したとされる代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の代表権も解く。また、首脳らの暴走を防ぐため、企業統治の在り方を検討する委員会の設置について議論する。

 日産は競争力の維持に向け、ゴーン容疑者が会長を務める仏自動車大手ルノー、三菱自動車との3社連合を今後も継続したい考え。取締役会では、連合の今後の方向性も議題に上る見通しだ。

 三菱自も来週をめどに取締役会を開き、ゴーン容疑者の会長職を解く。一方、ルノーは会長兼最高経営責任者(CEO)の解任を見送っており、グループ内で対応が分かれている。 


ルノー幹部「日本でクーデター」=西川社長は「ブルータス」-ゴーン氏逮捕で仏紙

2018-11-22 17:02:48 | 日記

ルノー幹部「日本でクーデター」=西川社長は「ブルータス」-ゴーン氏逮捕で仏紙

 【パリ時事】日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された事件で、フランスのルモンド紙(電子版)は20日、「(仏自動車大手)ルノー経営陣から日本側の『クーデター』だという声が出ている」と伝えた。経済紙レゼコーは、日産の西川広人社長が「目をかけてくれたゴーン氏を公共の場で引きずり下ろした」と報じ、古代ローマのカエサルを殺害した「ブルータス」だと断じた。

【関連ニュース】日産ゴーン容疑者逮捕

 「西川社長の言うように不正行為が何年も続いていたなら、なぜ長期にわたり隠し通せたのか」。ルモンドはこう疑問を呈し、自国産業強化のためルノーと日産の経営統合を企図する仏政府に、日本側は反発していたと説明。「(事業運営への)影響力をめぐる日仏の競争も背景にある」と、今回の事件を分析した。(2018/11/21-16:24)