白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
頂いた命に日々感謝して過ごしたいと思います。

競合相手から調達も 電機各社、“合従連衡”で生き残りを模索

2018-10-08 16:23:45 | 日記

競合相手から調達も 電機各社、“合従連衡”で生き残りを模索

 国内電機各社が復活してきた。各社は多角化の失敗や中国、韓国メーカーとの激しい価格競争で2008年のリーマン・ショック後に存亡の危機に直面したが、不採算事業から撤退し、赤字体質を脱しつつある。ただし海外勢に比べて稼ぐ力はまだ弱く、人口減少で母国である日本の市場が縮小するという国内企業特有の逆風にもさらされており、合従連衡で生き残りを模索する動きも鮮明になっている。

 電機各社は00年代初頭、薄型テレビやDVDレコーダーなどのデジタル家電、原子力発電などに力を入れ、急成長を遂げた。だが、リーマン・ショックで世界の需要がしぼむと、逆にこれまでの巨額投資が重荷となり、大幅な赤字に陥った。

 高付加価値に注力

 この苦境から抜け出すための施策が「総合電機」からの脱却だった。海外勢との価格競争にさらされやすい製品からは撤退する一方、他社にまねされにくい高付加価値の事業に注力するなど事業構造を転換。18年3月期決算では東芝を除く電機大手6社がそろって最終利益を増やした。

 とはいえ、各社の経営体力はバブル期やリーマン前に比べれば弱い。本業の稼ぐ力を示す営業利益率(売上高に占める営業利益の割合)は2〜8%台。韓国サムスン電子の営業利益率が20%を超えることを踏まえれば見劣り感は否めない。サムスンは売上高でも約25兆円をあげ、10兆円に満たない国内電機各社に大きく水をあける。

 収益力の弱さは、事業絞りこみの副作用という側面もある。大手銀から債務者区分を引き上げられる東芝は、財務健全化の過程で収益の柱だった半導体子会社を売却。結果として「稼ぎ頭の不在」という課題に直面している。しかも国内電機各社の主力市場である日本は人口減少で縮小を余儀なくされ、さらなる事業モデルの転換を促す要因となっている。

 このため、国内電機各社はさまざまな“合従連衡”を模索し始めた。

 競合相手から調達も

 日立製作所は今秋、自社ブランドのテレビ「Wooo(ウー)」の国内販売から撤退。系列販売店ではソニーのテレビを扱う。国内テレビ事業の採算が低迷したため、競合相手から製品を調達する異例の決断だ。

 日立と東芝、東京電力ホールディングス、中部電力の4社は8月下旬、原子力事業で提携協議に入った。東電福島第1原子力発電所事故後、収益性が大きく落ちた原子力事業を本体から切り離したいとみられ、将来的には事業再編につながる可能性もある。

 このほかオーディオの老舗として親しまれた名門企業のパイオニアは、事業をカーナビなどの自動車関連事業に絞ったものの、復活の糸口は見当たらないままだ。18年3月期まで2期連続の最終赤字に沈み、9月に香港を拠点とする投資ファンドから支援を受けることで基本合意した。

 国内電機各社は窮地は脱したものの競争環境は厳しい。さまざまな形の「再編」はしばらく続きそうだ。(飯田耕司)


中国株急落、人民元と国債先物も値下がり

2018-10-08 16:21:14 | 日記

中国株急落、人民元と国債先物も値下がり

中国株急落、人民元と国債先物も値下がり

中国株急落、人民元と国債先物も値下がり

(Bloomberg)

(ブルームバーグ): 中国本土の株式相場は8日、急落している。国慶節(建国記念日)の連休による休場が明けた本土市場では、人民元と中国国債先物も下げている。

  上海もしくは深圳に上場する主要銘柄から成るCSI300指数は前営業日(9月28日)比3%を超える値下がり。テクノロジー銘柄が下げの中心となっている。

  上海総合指数と深圳総合指数の下げも大きい。人民元は対ドルで8月半ば以来の安値、中国10年国債先物は0.2%値下がりしている。

  香港株も安い。ハンセン指数は前週末比で下落。本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)の下げも目立つ。香港上場のテンセント・ホールディングス(騰訊)株は一時、2017年7月以来の300香港ドル割れとなった。

原題:Chinese Stocks Slump as Markets Reopen After Break; Yuan Falls(抜粋)*TENCENT FALLS TO HK$300 FOR FIRST TIME SINCE JULY 2017

--取材協力:Tian Chen.


失踪前に「刃物の絵文字」 インターポール総裁、辞意を表明

2018-10-08 12:22:46 | 日記

失踪前に「刃物の絵文字」 インターポール総裁、辞意を表明

失踪前に「刃物の絵文字」 インターポール総裁、辞意を表明

フランス・リヨンで、行方不明になっている国際刑事警察機構(インターポール)の孟宏偉氏の妻が記者会見を行い、その際に報道陣に見せた携帯電話上に表示された孟氏からの最後のメッセージとされる刃物の絵文字(2018年10月7日撮影)。(c)JEFF PACHOUD / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】国際刑事警察機構(インターポール、Interpol)は7日、先月25日から行方不明となっている中国出身の孟宏偉総裁から辞意の表明を受けたと発表した。これに関連し中国政府は同日先に、孟氏が「違法行為を犯した」疑いがあるとして、取り調べが行われていると明かしていた。

 インターポールの発表によると、孟氏の辞任は「即時発効」し、韓国出身のキム・ジョンヤン副総裁が総裁代行を務めるという。

 中国人として初めてインターポール総裁に就任した孟氏は、先月25日に同機構の本部があるフランス・リヨンから中国に向かって以来、消息を絶っている。

 孟氏の妻によると、その日同氏からソーシャルメディア上で「自分からの電話連絡を待つ」ようにとのメッセージを受信。その後同氏から「刃物の絵文字」が届き、妻は夫の身を案じていると話している。

 中国政府は、フランス当局が5日に孟氏の失踪を発表した後も口を固く閉ざしていたが、7日になってようやく、同氏に対し「違法行為を犯した疑いで取り調べが行われている」との1行の声明文を出していた。【翻訳編集】AFPBB News

 
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病気と介護の予防事業一体化へ 政府、健康寿命延ばし費用抑制

2018-10-08 12:20:36 | 日記

病気と介護の予防事業一体化へ 政府、健康寿命延ばし費用抑制

 厚生労働省は、医療保険と介護保険で別々に実施している高齢者向けの病気と介護の予防事業を一体的に行う新たな仕組みをつくる方針を固めた。一体化の効果で健康寿命を延ばし、医療・介護の費用を抑制するのが狙い。9月に設置した有識者会議で年内に方向性をまとめ、必要に応じて来年の通常国会に関連法改正案を提出する。

 二つの事業はともに高齢者の健康を共通の目的とするが、連携や効率化が課題になっていた。

 介護保険と、75歳未満の高齢者の多くが加入する国民健康保険は市町村運営だが、運動指導など介護予防と生活習慣病を防ぐ保健事業は別の部署が担当。見直しで一体的な仕組みを目指す。

 
 

がん闘病を語るカフェ福岡市に開店 バンドマン中嶋さん 亡き妻との思い出を胸に

2018-10-08 12:10:25 | 日記

最近毎日のようにがんについて報道があるようになった。悲しいニュースばかりが多い。がんを患ったが治癒したという例がないものかと思う。ニュースも明るいニュースがほしいものだ。

がん闘病を語るカフェ福岡市に開店 バンドマン中嶋さん 亡き妻との思い出を胸に

がん闘病を語るカフェ福岡市に開店 バンドマン中嶋さん 亡き妻との思い出を胸に

がん闘病を語るカフェ福岡市に開店 バンドマン中嶋さん 亡き妻との思い出を胸に

(西日本新聞)

2年前に亡くなった妻の美都さん

 福岡市を拠点に活動するインディーズロックバンド「コーガンズ」でジンロウを名乗るボーカルの中嶋仁郎さん(51)=同市南区=が今月、カフェ&バー「夢のちまた」を同市中央区長浜にオープンさせた。中嶋さんにはお客さんにレコードでいい音楽を聴かせたい気持ちとは別に、もう一つの思いがある。2年前、妻の美(み)都(と)さんをがんで亡くした。店にはがんに関する本が並ぶ。「がんと闘う人や家族が集まり、元気を出してもらえる場にしたい」

 中嶋さんは熊本県人吉市の高校を卒業後、福岡市の専門学校に通いながらバンド活動を開始。今は2000年に結成したコーガンズのリーダーを務める。

 美都さんと出会ったのは、郵便局に就職しアパート暮らしをしていた20歳のころ。隣から聞こえてきたカセットテープの音楽に、好きなバンドの曲が入っていた。隣人からテープを貸した人として紹介されたのが美都さんだった。24歳で結婚。仕事の傍ら、バンド活動を続ける中嶋さんを温かく見守ってくれた。

 14年、美都さんにスキルス胃がんが見つかった。美都さんは「あなたや息子じゃなくて良かった」と涙ながらに話した。胃を全摘したが転移が見つかり、16年にホスピスへ。中嶋さんは同9月から「妻の癌(がん)闘病日記」(全40回)をブログで書き始めた。

 「日々体調が悪化してくると、心まで蝕(むしば)まれていく。癌とは生き地獄だ。くそ。くそ。くそ」

 「常に吐き気と腹痛。稀(まれ)に幻覚。どうやって励ませば良いのか。そばにいる俺でもおかしくなりそうなのに」

 バンド活動は休止し介護に専念したが、病状は悪化。「あなたと結婚して良かった」と語る美都さんに、中嶋さんは声をあげて泣いた。16年11月、美都さんは51歳で亡くなった。

 店名「夢のちまた」には、人生の分岐点で自分の道を切り開くという意味と、店をいろんな人生が交錯する場にしたいとの願いを込めた。店内には約千枚のレコードとともに、死との向き合い方やがんとの闘いに関する本を並べた。

 「最初はがんについて知らないことが多く、安らかに死を迎えるためにどう話し掛けたらいいかなどは本が参考になった。がんと闘った体験をお客さんと一緒に話せれば」。亡き妻との悲しみを希望に変え、中嶋さんは歩みだす。

 店は木曜定休。営業時間は午後3時〜午前0時(月−水曜は午後11時まで)。同店=092(519)2736。

=2018/10/08付 西日本新聞朝刊=