クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

桟敷山黄葉見物は空振り H-25-11- 1

2013-11-02 12:30:35 | 倉渕・長野原・草津・嬬恋
11/1の午後、長野原・刈宿に行く用事が出来たので序のことに桟敷山の黄葉を
見ることにした。一昨年は10/17に見に行って早すぎたので今頃が丁度良いと
思ったからだが結果は今度は遅過ぎて空振り。花時期も紅葉具合もピタリと当てて
外す事の無いインレッドさんが羨ましいが情報の捉え方の差だろう。

何時も通りにR-54(長野原ー倉渕線)で二度上げ峠を目指すが頂点の相当手前の標高1200m
近辺で早くもカラ松林は黄金色、これでは1930mの桟敷は期待できないかも知れないと
不安になる。

標高1390mの峠着、湿度が低いのか?浅間がかなりはっきりと見えた。昨日のテレビで
碓氷峠の紅葉が紹介されていたから峠から同じ稜線の鼻曲山方面とも考えたが
決めたことだからと思い直す。



登ってきた倉渕方面を振り返ると全面紅葉だ。



北側の駒髭山(1483m)の紅葉具合。



長野原への下り道も黄金街道となっているが後続車が多いので写真は撮れずに残念。
北軽井沢信号を直進してR-235(大笹ー北軽井沢線)を経て浅間サンラインを飛ばすが
この道は元々は広域農道なので時々大きな農耕用車両がトロトロと走っている。
やがて右手に糠塚山(1352m)、 笹薮で有名なのに流石にこの時期は衣を変えている。



ここから小さな十字路を左折して車坂峠方面へ進み村上山の東面を見ながら
約2k、畑地の車一台が漸くの道標無しの細道へ右折。



僅かの距離で桟敷林道入り口が現れるのでそこへ直進。道路の両側にはカラマツの
落ち葉がびっしり。



林道は大きく蛇行しながらも一本道で村上山の南側を通過して小桟敷登山道入り口看板前。
しかし、この近くには駐車場所が無いので更に0.5kほど下る。



10台以上も収容できそうな桟敷山駐車場には車の姿は一台も見えない。矢張りシーズンは
終わってしまったようだ。直ぐ西側の山の紅葉が見事。



見覚えのある登山道道標。



やや傾斜のある道を東北に進むと左手に白樺林、こんな白樺の塊は余り出会ったことが
ないので見とれて黄葉のことなど忘れそう。



暫く登ると小桟敷山との分岐。脇に1.5/10の表示があるが某資料でここまで300mとあったから
登山路の全長は2000mということになる。



やがて傾斜が増すと一辺の長い蛇行を繰り返す。周囲に殆どカラマツの黄葉は見られないが
振り返ると南の山が見事な色つき。方向からすると篭ノ登方面かも知れない。



やがてさっきと同じ標柱に4/10とある。同じ計算ならここが800m地点の意味になるはず。



周りの木々もこんな姿で「枯れ木も山の賑い」状態。



一昨年は早すぎと言ってもこんな景観が楽しめたのに。



蛇行道が東に回って目に付く黄葉をかき集め。









突然、西が開けた。リフトも微かに見えるから右手が湯の丸山の東麓で車は地蔵峠の
駐車場らしい。



どんどんと東進を続けるとやがて稜線分岐の道標、右へ行けば展望岩、左が桟敷山。
ここにも標柱で8.5/10の表示だから頂上まであと300mということだろう。



疲れた足には少々堪える登りをこなすと狭い山頂に到着。



すかいさんの作と思われる新しい頂上標識、実に丁寧に作られているらしいので長持ちしそう。



かって此処に掛けられていたこの達筆ものは見当たらない。尤もこの標識の標高は
隣の三角点山の1915mと間違えた値を記していたから撤去したのかも知れない。



石宮が一基、ひっそりと置かれているが銘は読めない。



山頂の開けているのは北側だけだが中々の眺めでゆつたりした気分になれる。
直ぐ近くの低い山は糠塚山らしい。村上山はもっと右で近すぎるので陰で見えない。



遠方には田代湖と長野街道と通称されるR-144沿線の町並み。嬬恋村に属する田代湖の
正式な名前は鹿沢貯水池。発電用の人造湖で東京電力が所有·管理しているそうだ。



正面やや左目には四阿山、左肩に一寸頭を出しているのは根小岳かも知れない。



本日の爺イ、早くも冬支度。



頂上で景観を楽しみ休憩も十分して下山開始。
直ぐ下で三角点山1915.9mへ行く笹薮。この背丈を越えそうな藪を100mも突っ切らなくては
ならないので今日はパス。



稜線分岐を直進して展望岩方面に軽く下る。途中の名物の巨木も今一。



一昨年はこんな姿を見ている。



展望岩からの景観は方角が往路の開けた角度と同じなので新鮮味は無く早々に
引き上げ。ここで本日最初で最後の登山者とすれ違い。



下り道でも未練タラタラで黄葉を捜しながら。











小桟敷分岐にくるがそっちに行っても同じ程度と判断してパス。



駐車場で軽食を詰め込んで午後の予定の狩宿に向けて出発。林道の途中から村上山。



林道の右側の南方には綺麗な紅葉山。方角は水ノ塔方面だが近すぎるので違うらしい。





桟敷林道からの景観、車窓からカメラを突き出して不精な撮影。





サンラインを通ってR-235、この道も良く見ると色付きがすばらしいが通行の車両が
林道よりは多いのであまり多くは撮れない。





北軽井沢信号に戻って今度は左折して国道のR-146を北進。この道は羽根尾から発して
中軽井沢までの僅か30.2Kの国道。大笹郵便局脇を右折して更に刈宿方面に右折して
今日の目的現場着。亡兄が遺して放置状態になっている宅地の成長しすぎの
立ち木伐採の立会いだ。10日間の工期の初日だから。
材木会社と打ち合わせをし作業が順調なのを確認して帰路に着く。





再び北軽井沢信号に戻ってR-54で二度上げ峠に向かう。途中で何枚か紅葉写真。









峠を越えて倉渕に入ると一瞬だけ南が見えた。見覚えのある角落と剣ノ峰。
こんな山に登ったとはとても思えないほどの峻険。





ゆうすげ前から近くの山



あとはのんびり走行で今日も無事に帰着。肺機能は悪くは無いが逆に脚力が
急速に落ちていることを実感した一日だった。桟敷山往復休憩込みで2時間32分。



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