タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

京都を歩く・・仙洞御所 ・ 飛雲鶴 ・ 修学院離宮

2016年04月14日 | 京都を歩く

 修学院離宮 (2017・4)

 宮内庁管轄の修学院離宮は昨年までは予約申し込みが必要だったが
今年からは当日でも見学出来るようになった

 友人が申し込んでくれた予約で13:30コースに参加した
道順は地下鉄で国際会館まで行き、5番バスの京都駅行きに乗り、修学院道で下車、10分歩く

受付のテントは当日用 35名の当日予約が可能だった

 

  ここが入口 右側で受付をして、待合室で時間まで待つ
50名が一人の案内人の指示でぞろぞろと移動する

  

 下離宮の御幸門をくぐり、寿月観へ 扁額は後水尾上皇の宸筆
虎渓三笑の襖絵

   

 

 案内人の説明で石組みの庭を見る

  

 ここから中離宮に向かう 途中の松並木は天皇のお姿が見えない様に植えられたという
周囲に離宮所有の田んぼが広がる

   

50名の到着を待ってから、門をくぐり、石段を登って「楽只軒」(らくしけん)に向かう

  

 

 隣にある客殿は素晴らしかった 棚は「霞棚」 地袋の絵は友禅染が描かれる
板戸の鯉には逃げないようにと金の網が掛けられていた

    

  再び 松並木を歩き、大刈り込みで囲まれた上離宮まで登る

   

 隣雲亭の縁に座って説明を聞く 足元の小石の埋め込みを「一二三石」(ひふみいし)と呼ぶ
ここからの見晴らしが素晴らしい

  

下って池の周りを歩き、中の島にある「窮邃亭」(きゅうすてい)へ

   

小さく簡素ではあるが凝った作りの茶屋 
  

土橋を渡り 右に大刈り込みから都が見え、左は浴龍池をカメラで写しながら歩く

  クリック

  クリック

これで修学院は終了 

周辺の曼殊院  内部は写真禁止

 

詩仙堂 入口だけで入らなかった

 

一条下り松  武蔵と吉岡の決闘の地 

 白川通りに出て京都駅行きのバスに乗り帰宅
新緑の京都を楽しんだ
 おわり


 京都を歩く・・西本願寺飛雲閣・頼山陽書斎・紫織庵 (2016.10)

 以前からぜひ見たいと思っていた西本願寺の飛雲閣を見ることが出来た
西本願寺は第25代専如門主の伝灯奉告法要の特別公開中 この法要に参加するツアーである
38名 京都駅八条口集合

 
西本願寺は祝い幕が張られてお祝いムードだった
 クリック

 団体なので法要の時間が指定 先に国宝の寝殿と唐門を鑑賞する

 

 寝殿(龍虎殿)は国宝 そしてカメラ不可だが、初めて見る内部は素晴らしかった

 入ってすぐの虎と豹の絵は修復されはっきりした見えた 
能舞台を見る鴻に間は広く 奥に中国の山水と人物絵 前に秀吉が座ったそうだ

 各部屋の格天井の絵が違う 
太鼓の間 扇の間 書物の廊下 廬山を表した枯山水は大きな石組が凄かった 

 特に印象的だったのは廊下部屋側の壁あるススキの野辺風景 私は気に入った
菊の間の月が雁の間から欄間越しに見えるのという凝った工夫が面白かった

 もう一つの国宝 唐門は外にあるから写真を撮れた
唐獅子が群れる豪華絢爛の門

   

11時半から御影堂に入り法要に参加する
経文を一緒に唱えて 法話を聞く 門主の挨拶はビデオだった

法要はツアーのグループのみだったが、午後2時からは各地からの信者で
御影堂、阿弥陀堂共に二千人で埋まるそうだ

 

 法要終了後 国宝飛雲閣に向かう ここは入り口から写真禁止
だから自分の目で、池に浮かび、歌仙の絵がある3階建ての建物を眺める 舟入りの口も見える

 
画像のURL
http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%A5%BF%E6%9C%AC%E9%A1%98%E5%AF%BA+%E9%A3%9B%E9%9B%B2%E9%96%A3&search.x=1&tid=top_of3_sa&ei=UTF-8&aq=1&oq=%E8%A5%BF%E6%9C%AC%E9%A1%98%E5%AF%BA&fr=top_of3_sa

 室内へ入り 慶讃茶席の接待 緋毛氈に座って、菓子と抹茶を頂いた 琴の演奏もあり良い雰囲気だった
憧れていた飛雲閣の室内まで入れたのは嬉しかった

 昼食は近くの京都東急ホテルの地下レストランで「たん熊の和懐石」

   

午後からの観光は鴨川沿いの「頼山陽書斎・山紫水明処」
こんな所に?と思うような場所だったが内部は風流で凝っていた

   

昔は生垣もなく鴨川に面していたそうだ
琵琶湖の葦の組み天井、障子の下も葦の網代組

  

 つぎに行ったのは「紫織庵」川崎家、京のじゅばん&町屋の美術館

   

内部の広い立派なお家だった 庭に織部のマリヤ灯籠 

蔵が展示場で長じゅばんや和服の生地 超高級品をを展していた

  

この後は島原の「角屋」ここには、2014年京のお屋敷めぐりで行ったことがあるhttp://blog.goo.ne.jp/goorosy/e/1d66381d39d0f17ade70aa6b5b3c7e3d

  

 その時は一階のみの鑑賞だったが
今回は二階に上がり解説付きで鑑賞することが出来た(写真不可)

 緞子の間・・一階の網代の間の上にある大広間 一階の天井がたわんでいるので入場不可
        緞子の意味は衾に緞子が使われていた 今は蝋燭の煤で判らない
御簾の間・・襖に御簾の絵が描かれる
扇の間・・・天井に扇面画が30枚 襖の取り手も扇型
 
青貝の間・・壁や建具に青貝が組み込まれ、ホタルの様に光る 額の文字まで青貝だった
桧垣の間・・天井は桧垣組み 襖は蕪村の夕立山水図 障子の桟もカ-ブして立体感を出す

 部屋ごとにテーマが凝っていて繊細 見ごたえある 
予約してでも見ること勧めたい

 新選組は刀を座敷にまで持ち込んだので二階の床柱にも刀傷があった


 京都を歩く・・仙洞御所 (2016/4)

仙洞御所は京都御所の敷地の東南に位置する 宮内庁管轄の上皇用の御所
往復はがきで申し込んで見学する

  クリック

受付で、返信はがきと身分証明を提示して待合所で待つ 約25人
時間になって説明員と後方に監視員がついて見学の開始

    

大宮御殿と南庭 
内部は洋室に作り替えられていて、現在でも皇族方の宿泊所として使われるそうである
だからガラス戸にカーテン 庭では蹴鞠が行われることもある

  

建物を越えてお庭にまわると
北池の新緑が美しく広がっていた 秋の紅葉が見事だそうだ
クリック

瀬古淵の飛び石を渡る
たった3個の飛び石なのに、以前ここで怪我した人がいたそうで説明員が手を取って渡してくれた

周囲の新緑を見ながら、紅葉橋と石橋をわたる 
苔が良く手入れされている

  

  クリック

南池の藤棚は蕾が膨らみ、もう少しで咲きそう
ここから州浜が見える

  クリック

州浜の石は10cm程度の楕円形で大きさが揃っている 一個を米一升で集めたそうだ

  

醒花亭(せいかてい)南庭を望む建物 ここで上皇は茶会や宴を催した
畳の縁の色がそれぞれ違っていたのが不思議

 

 

現在の仙洞御所は庭だけで、建物がない
明治に東京に遷都されたから、御殿の再建は無かった 下の写真が御殿のあった場所
近くに堀?井戸?が残る

 

柿本社 和歌の名人柿本人麻呂を祀る神社 「火止まる」から火伏神社としても信仰されたそうである

 入口へ戻り、又新亭(ゆうしんてい)茶室を見る
結界に小さな石が乗っている(ここから通行不可の標)

   

出口に戻り約1時間の見学が終わる 数名の外国人の観光客がいたがすべて日本語だった

 

 

この後、歩いて京都を散策する

夷発電所 明治に作られたのに今でも現役で発電しているそうだ

  

平安神宮周辺は観光客で一杯
自分たちは白川沿いを歩く 綺麗に手入れされ清らかな水が流れていた

  

「明智光秀の塚」が小さな路地にあった

  

一本橋
TVによく出るスポットだそうだが、私は知らなかった

  

「なすありの径」 なすあり地蔵の祠
なすありとは漢詩から来た言葉で「つらい事を耐え忍んで努力すれば報われる」の意味だそうだ

  

辰巳大明神前は結婚式の姿の人が3組も写真を撮っていた 

  

この辺りは観光地で、スカーフの女の子が人力車で写真を撮っていた

終わり

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿