Tea Time

ほっと一息Tea Timeのような・・・ひとときになればいいなと思います。

VOICE更新

2017-01-29 13:12:13 | naohito
いろいろ教えてくれてありがとう~いろいろと楽しみです。

HOTNAO EYESも更新してますね。HOTNAO いい笑顔です。このお店行ってみたいです。

公式ツイ、マネさん、いいな~。

もうすぐバレンタインデーってことでバレンタインデー用の小説書いてました。風邪が治ってから調子がいいです

明日からは眼が疲れて肩がこる仕事しなきゃいけないからその前に書いちゃいました。

TVnaviの二人がほのぼのといい感じです。ドラマでの二人のシーンはずっとヒリヒリしてるので可愛いツーショットが見れて、ほっこりするインタビューが読めてよかったです。

毎週厳しい顔の隆社長なんで、ホタルとぶちょおのほっこり感想を書いてます。二人で立てる予想は適当ですよ(笑)

書けないときもあるかと思いますが楽しんで頂けたなら嬉しいです。

「モシモノふたり」は初めて聞く番組名で不安でしたがこっちの番組表にもありました!よかった~。ノンストップもグッディも見れず、CMも流れずモシモノも見れなかったら拗ねますって

スマイルナビですが、頂いたコメントで直人ファンの方の娘さんが入会したことがわかりました。ありがとうございます!ついありがとうございますってお礼言いたくなってしまいますね(笑)

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拍手御礼

2017-01-26 19:19:32 | naohito
10周年記念小説「1月の肖像」に拍手やコメントくださった皆さんありがとうございます。またツイでのつぶやきに「いいね」してくださった皆さんもありがとうございます。とても嬉しいです。感謝感謝です

気がつくと作品も増えて、それぞれの小説に思い入れがあります。読んで頂けるから書けるんですよね、改めてありがとうございます。

2014年秋「さよなら私」の洋介さんの浴衣姿を見たとき、細いっ細すぎるっまるでキリギリス(おい)みたいだ~って思ったんです。夏頃に体調不良か病気かなんだったのかは忘れましたがVOICEで「人生で一番少ない体重に」と言っていたときがあったからその頃の撮影だったのかな?それでその頃「もっと食べてもっと太って~」という想いが強くあったんです。昔はツアーに出ると「育ってきた~(笑)」とよく言っていたのに、まあツアーもないですが。日頃の食事を見ても、サブウエイのサンドイッチ1個だけとか、お腹空いてなくても普通に団子2本食べるよとかetcと突っ込みたくなることも多く、昔と比べるとセーブしちゃうことが多いのかなって。40代であの超スレンダーな体系を維持してるのはストイックだし、それ相応の努力があるんだと思います。もう少し太ってもいいと思いますが。

そんなこんなで体重気にせずに沢山食べて太って欲しいという発想から生まれたのが「1月の肖像です」。現実には直人が太ることは絶対にないだろうし、TVの華やかな世界に憧れて入った芸能界で成功して活躍しているおかげで、私たちファンは楽しい毎日を過ごせてとても幸せです。でももう一つのこういう人生はどうだろう?見てみたいなと思って書きました。SELF-PORTRAITのあの歌詞も印象が強くBGMになってました。大まかなストリーを頭の中で作ったのは2015年の1月だったんですが、2015年の1月にはB子さんとの「妄想カレンダー」をupしたので1月が過ぎてしまいお蔵入りになってました。「暖かい気持ちになれました」という感想を多く頂いたので10周年記念小説に相応しくてよかったです。もう一つの候補は昔書いた復讐ものだったんで(^^; それにテープを聴くシーンがあって2話のう「嘘の戦争」を見たとき「あっテープだ、やっぱり復讐ものにはテープなのねと思いました(笑)昔(15年前?)書いた小説なんで大幅な修正と加筆が必要なんで余程時間があるときしか書けないです。直人が29才のときに書いたからそりゃいろいろと大分違います(^^;

去年の写真集の谷原さんとの対談で最後に「あんまり痩せないで」と言ってくださって「ありがとう~谷原さん」でした。なかなかこれを言える人っていないと思います。さすが盟友です。それから段々と少し顔がふっくらしていった気がするもの、少しだけどね。十倉さんはまだ痩せすぎな感じだったけど松浦さんはいい感じでしたね。嘘はドラマの内容もあれだし押してくるとまた痩せるかも。十分細いから沢山食べて~です。

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嘘の戦争 3話

2017-01-25 21:45:16 | naohito
「あの刑事さん、悪人面で怖い顔(失礼)してたけど根はいい人だったんですね、可哀想でした」

「ああ、どの道を選んでも後悔しただろうな」

「あの会長が悪いんですよ、あんな悪いことしてそのうえ息子に業を背負わせるなんて」

「強制したわけじゃないだろうけど、次男の性格上きっと引き受けてくれるだろうとわかったうえで決めるのは隆自身だとか言って、少し考えさせてくださいと返事して、その2,3日後に僕が仁科コーポレーションを引き継ぎますって言ったんじゃないのか」

「すごーい、若干棒読みな以外は隆社長がそこにいるみたいです」

「そう(^^;」

「業を背負うなんてよく決心しましたね」

「30年前の真実はあのテープと同じだったのかな?」

「そういえば隆さんはあのテープ聴きませんでしたね」

「そうそこがひっかかる」

「感が鋭くて疑い深い隆社長は何故オーストラリアにいる千葉洋一を疑わないんでしょうか?」

「多くの視聴者がそう思ってそうだ。ドラマの展開上そこが早くわかるとまずいとか(^^;」

「いわゆるここはドラマのツッコミどころですね」

「だな」

「それと社長秘書というと山田姐さんみたいなタイプの人だとそれっぽいけど、あの秘書さんは総務にいる友美ちゃんみたいで」

「いや、ああみえて曲者かもしれんぞ、重大ななにかを握っているとか」

「世を忍ぶ仮の姿ですかね」

「いや普通に秘書だろうけど」

「あっ 殺された女子大生の妹で密かに復讐を狙ってるとか」

「それは壮大な妄想だな(笑) 大分歳の離れた妹になりそうだ(^^;」

「このドラマ見てると疑り深くなりますね」

「あの会長の秘書こそ事件に関係してそうだ」

「今日は娘ちゃんが出なくて隆さんの笑顔が見れなくて残念です~」

「そういえば綾瀬さんがやってるドラマの役も全然笑わないな。あれも業を背負ったヒロインだな」

「私たちは平凡でよかった~」

「普通が一番幸せなのかもな」

「でもそれだとドラマにならないかも・・・よく私とぶちょおでドラマや映画が出来ましたね」

「うん、干物女恐るべしだ」

「縁側とぶちょおの美脚があってこそですよ」

「いやーそれほどでも~ ところでこの幼児用のセーターは誰のだ?」

「私のです」

「えっ?」

「洗濯機の毛布コースで洗濯したんですよ」

「なぜセーターを毛布コースで洗うんだ?」

「だって毛布もセーターもふわふわしててよく似てるというか同じようなもんでしょ」

「それは違う!セーターを洗うんなら優しく手洗いコースだ」

「そうなんですか? 乾燥まで終わったらこんなに小さくなってました(笑)」


こないだはるかちゃんがTVで話していたんです。ホタルとまんま一緒、もしやその上をいく?と大笑いでした。幸せを感じるときはと聞かれて、よく洗濯で失敗するので成功すると幸せ感じますって。はるかちゃん最高でした

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10周年記念小説 「1月の肖像」

2017-01-23 19:34:09 | naohito



実家のあるこの町に降り立った・・・というほど東京から離れているわけではない。手を伸ばせばそこにある東京。憧れて夢みて破れて東京を離れる人間は少なくない。

俺は・・・俺はどうしたいんだろ?

漠然とテレビの華やかな世界に憧れてなんの力もないまま雑誌モデルがきっかけでデビューしてモデルから俳優という波に乗れなかったのが今の自分だ。いくつかのドラマや映画に出たことも大きなチャンスに恵まれたこともあった。そのチャンスが舞い降りたとき事務所は沸き俺も高揚した。だが大手事務所が売り出したかった新人より俺の方が2cm背が高かった為にクレームがきた。大手事務所に睨まれては小さいところはやっていけないと社長は涙を呑んで断った。モデルとしては低いと思っていた身長がこのときばかりは仇になった。皮肉にもその売り出したかった新人より、その新人より少し背の低い若手俳優がブレイクした。もしあのとき断らなかったらと酒が入ると社長は決まってその話をする。その度に俺は運も実力のうちですからと笑って言う。

今はたまにあるモデルの仕事をしながら大半は事務所の運営を手伝っていた。事務所は大手ではないものの気がつくと個性派俳優やタレントが集まり業界においてそこそこの地位をきずいていた。街で歌っていた3人組のユニットの歌が好きで社長に紹介したらあれよあれよという間に売れっ子アーティストになり事務所はより大きくなった。「君は頭がいいし人当たりもいい、正式に会社の役員として迎えたい」と言われていた。

俺はまだなにを夢みて、なにを諦めずにいるのだろうか。。。

久しぶりにモデルとしての仕事が入った、得意なスーツだ。時々はモデルとしての需要はあったから節制していた。若い頃と比べると太りやすくなっているのもあって、食べるのを押さえていた。毎日体重計に載るのを欠かせなかった。

「うん、いいね~やっぱりスーツを着せるとピカイチだね!」

カメラマンの言葉に顔がほころぶ・・・が、ふと視界が揺らいだ。


「ここは?」

「病院だよ、貧血だそうだ」

「撮影は・・・中止ですよね」

「栗山くんに頼んだから」

「すみません」

「少しゆっくりするといいよ」

「はい、ありがとうございます」


このとき、ぷちっと音がしてなにかが切れた気がした。

実家に帰る気はしなかった。帰っても心配させるだけだ。本心からの笑顔でなきゃ家には帰れない・・・そう思っていた。

なんだろ・・・腹が痛い。ああそっか、ずっと食べてないからか。 ん?こんな所にうどん屋なんてあったかな。


                           *

「いらっしゃいませ!」

快活で明るい声が飛び込んできた。遅い時間だからか他に客はなかった。

「まだいいですか?」

「ええ、なにになさいますか」

「えーと」

「本日限定の玉子とじうどんはどうでしょう、胃に優しくてお勧めですよ」

「じゃあそれで」



「どうぞ」

いい匂いだ・・・美味い!だしが凄く美味い、面は細麺でシコシコしてて玉子はふわふわでこんなに美味い玉子とじうどんは初めて食べた。

「ごちそうさま、凄く美味しくて最後の一滴まで飲み干してしまいました(笑)」

「よかった~いい笑顔」

「えっ?」

「さっき店に入ってきたとき顔色悪くて体調悪いのかなって」

「ええ、体調悪いというか朝から食べてなかったんでお腹空き過ぎていたみたいです」

「そうだったんですね」

「なんか幸せな気持ちになりました」

「ありがとうございます、この玉子とじうどんは時々そんなふうに言ってもらえるんですよ(笑顔)」

ふと短期アルバイト募集の紙が目に入った。

「アルバイト募集してるんですか?」

「ええ、短時間のね」

「僕を雇って頂けませんか?」

「えっえーーーお客さんをですか!」

さっきからドキドキしちゃって困るくらいの二枚目でこの店にこれほど似合わない人もいないんだけど(^^;

「ダメですか?」

「いえ、その時給も安いし、お客さんのような立派な男性をアルバイトなんて・・・」

「実は今体調崩して休職中なんです。リハビリも兼ねて少し身体動かしたいなと思っていたんです。お願いします!」

そんなキラキラな眼で言われると断れないわ。

「アルバイト雇うほど忙しくないんだけど冬場は手荒れが酷くて辛いから短期で募集してたの、洗い物頼んじゃっていいかしら?」

「ええアルバイトですから」

「名前は?」

「藤本と言います」

「私は晴美、みんな晴美さんて呼ぶからよかったらそう呼んで」

「はい、よろしくお願いします」

どうしてここでバイトしたいと思ったのか?うどんが美味しかったから、うんそれでいいや。

自分にとってここは今までと全然違うある意味非現実的な温かい世界・・・のような気がした。



                               *


一番混むのはお昼どきで近くのサラリーマンが多かった。4時になると保育園に息子の健太くんを迎えに行き、6時半になるとまた店を開けた。夕方はお腹を空かせた学生で賑わった。

「ちょっとちょっと晴美さん、なになにあの人アルバイト? 超イケメンじゃん、どうしてこんなとこに? あっごめんなさい(^^;」

「どうしてだろうね~人生いろいろあるんじゃないの」

「晴美さんの彼氏じゃないんだ」

「まさか~」

「晴美さん、ダイエットすればいいのに~痩せたらきっと凄い美人だよ」

「まあね(笑)でも食堂やっててダイエットするのはハードルが高すぎるわよ」

「晴美さんはそのままでいいよ、元気でずっと食堂やってね」

「もちろん!」

晴美さんはサラリーマンにも学生にも人気だ(微笑)


「おじちゃん、サッカーしよう~」

「こらっ健太っ」

「いいんですよ、暇ですから(笑)」



「私バツイチなの、両親が残してくれた店があるから贅沢しなければなんとか暮らしていけるの」

「僕は・・・」

「いいわよ話さなくても、訳ありのイケメンバイトくんは謎でむしろそこがカッコいいって女の子たちが話していたわよ(笑)」

「ど・・・どうも」


ひと月もすると仕事にも慣れてきた。健康的な生活をしているせいか体調もいい、顔も少しふっくらした気がする。晴美さんの作る賄は美味しいもんな。

「あの、ちょっと気になってたんですが僕の食べた玉子とじうどんて一週間に一度くらいしかメニューに載りませんよね?」

「それはね、麺がちがうの?」

「麺が違う?」

「昔からひいきにしてる製麺所で麺を仕入れているんだけど、あのうどんの細麺だけは福井で蕎麦屋をやってる叔父が時々送ってくれるの、それで限定なのよ。自分で打てたらいいんだけど修行しなきゃね。そんな時間もないけどまあ女の力じゃちょっと難しいんだけどね」


水道の水が温んできた頃には桜の枝にはほんのりと赤い蕾がついていた。


「ママ〜、おじちゃん!早く早く〜」

「健太くん、大はしゃぎですね(笑)」

「お花見は初めてじゃないんだけど、おじちゃんと一緒なのが嬉しいのかな・・・。健太~ 気を付けなきゃころぶわよ」


「なに? 話って」

「ずっと前から考えていたんですが、晴美さんさえよければ叔父さんのところで修行してあの麺が打てるようになりたいんです」

「えっ?えーーー! あ〜ビックリした。今日はエイプリルフールじゃないわよね」

「冗談じゃないです、真面目に考えてます」

「あなたは一流大学を出て大企業に勤めていてちょっと身体を壊して休職中なんでしょ、すっかり元気になったしそろそろ職場復帰してもいいんじゃないの」

「僕はそんな話したことはありませんよ(笑)それは晴美さんの思い込みです。そこそこの大学は出ましたが僕の所属してるのは芸能事務所です。ちょっとは活躍していたときもありましたが、自分の思い描いた夢とはほど遠く事務所の仕事を手伝いながら時々モデルの仕事をしていたんですが、撮影中に貧血で倒れたんです。そのときなにかが切れたというか終わったと思いました」

「そんな・・・」

「体系を維持する為にあまり食べてなかったんですが思い出したんですよ、僕は美味しいもの食べるのが大好きだったということを。料理できない割に料理番組見たり料理の漫画を読むのが好きで(笑)自分であの麺が打ててここで晴美さんと一緒に店をやっていけたら楽しいだろうなって(微笑)」

「でもでもでも」

「僕じゃ駄目ですか?」

「私はバツイチだし、健太もいるし、デブってるし」

「あの、プロポーズじやないですから」

「で、ですよねー」

うわーん、恥ずかし過ぎる 穴があったら入りたいー

「修行して一人前になったらそのときに改めてプロポーズさせてください」

「えっ・・・・・はっはい」

ダダダ、ダイエットしなきゃ❗️



「晴美から話は聞いた、厳しくやるぞ」

「はい、よろしくお願いします」

それから半年後

「俺は二枚目の優男が嫌いでな」

「えっ?」

「晴美の前の旦那がそうだった、二枚目でエリートで、だけど一つ仕事につまずいたらボロボロになって酒に溺れ終いには手をあげるようになって、それで離婚して家を出た。太ったのはそのときのストレスからだ。あんたを見たとき同じような二枚目の優男でどうして晴美はこんな男ばっかり好きになるんだろうかと思ったけど(苦笑)あんたは思ったより根性があって真面目でいい奴だ、ここにいる間に少しでも沢山のことを覚えろ」

「はい、頑張ります!」




「いらっしゃいませ、社長!」

「もう社長じゃないよ(笑)新装開店おめでとう、いい店じゃないか」

「ありがとうございます」

「この写真が好きでずっと社長室に飾っていたんだ、もう飾れないから外して持ってきた。君に持っていて欲しい」

「これは・・・」

「カメラマンがいい写真だからってパネルにして持ってきてくれたんだ、君の最後の一枚、持っていたくないか」

「いえ、今なら穏やかな気持ちでこの写真を見れます」



「綺麗・・・」

「晴美? 泣くほどの写真か(笑) しいていえば燃え尽きる前の最後の写真だな(苦笑)」

「違う・・・そんな風に言わないで。凄く素敵な写真よ、ねえこれ飾ろう」

「嫌だよ」

「あそこなら目立たないよ、嫌ならあなたは見なきゃいいじゃない。飾らないなんて駄目、この写真にふさわしくない」

「ふーん、あれがいいんだ、あの頃と比べると今は随分と丸くなったからね」

「健康的で今の方が好きよ、あれは写真として素敵だから飾りたいの」

「君は随分と痩せて綺麗になったね、別にダイエットしなくてもよかったのに」

「痩せたほうが健康にいいからね」


晴美さん、あんなイケメンと結婚するんならもっと痩せて綺麗にならなきゃ、本人にその気がなくてもあれじゃ女がわらわらと寄ってくるわよ


「なに笑ってるの?」

「ふふ、思い出し笑い」






それから10年の月日が流れた。

僕はそれから順調に育ち今何キロあるんだろ?まっいっか。そして娘が生まれた。


「いらっしゃいませ」

「まだいいですか?」

「大丈夫ですよ」

「よかった、じゃあ天ぷら蕎麦で」

「はい、どうぞ」

「うん、美味い」

「ありがとうございます」

「いい笑顔ですね」

「えっ?」

「ご主人二枚目ですね」

「いやいやデブなおっさんです(笑)」

「体格はいいけどデブってほどじゃないですよ、僕デザイナーなんですよ、そんな僕の眼は確かです」

「ありがとうございます(笑)」

「学生のとき凄くファッションに興味があってよくファッション誌を見てたんですよ。好きな男性モデルがいて調べると出身も同じで親近感感じて憧れててました。それでいつかその人に僕の作った洋服を着て欲しいっていうのが僕の夢でした。デザイナーになった頃にはその人は引退してたんですけどね。僕は割と若いうちに世間に認められてそれで調子に乗っちゃって、まあいいときもあったけど最近はその才能も早くも枯れたか~て言われちゃってます」

「大変なお仕事ですよね」

「大変なときってふと故郷に帰りたくなるんですよね」

「わかる気がします」

「ただいま~外凄く強い風よ~」

その瞬間店の奥のドアが開いた。

「あっ・・・あれは」

「こりゃ酷い風だ」

「すみません、見せてもらえませんか?」

「えっ?」

「奥にあった写真のパネルです。僕両目とも2.0なんで見えちゃったんです、お願いします!お願いします!」

「いいわよ、どうぞ」

「ありがとうございます!」


「晴美・・・」

「だってあんなに真剣な眼で懇願されたら嫌っていえないわ」


微動だにせず写真の前に立つ青年の眼からは幾筋の涙が流れていた。


「ありがとうございます!ありがとうございます!」


青年は何かを言いかけたがそれを口にすることなく立ち去った。。。


「ほらっあの子だって泣いたよ、この写真にはそれだけの力があるんだよ。それにあの子の眼キラキラと輝いてたね」


店に入ってきたときの眼と全然違っていた。昔誰か一人でもいいから涙を流すような作品を作れたらと思ったことがあった。俺・・・作れたんだな(微笑)


半年後・・・

「ねえねえこの新聞に載ってる子ってあの時のあの子じゃない? 有名な賞をとったみたいよ、デザイナーだったんだね」

「そっか(微笑)」

「なんか嬉しいね」

「うん、凄く嬉しい」

「サイン、もらっときゃよかった~また来るかな」

「もう来ないだろう」

「そうよね、売れっ子デザイナーだもんね」


夢は誰かが紡いでいく。。。


                                  *

たとえばもう一度 一番最初から やり直したとしても きっと

同じ道を選んで 同じ涙を流して 今日の日を迎えるだろう



ラジオから流れた歌は聴いたこともない知らない歌だったけれどその歌詞に強く惹かれた。

そうなのかも知れない。それでもいいじゃないか、素直にそう思った(微笑)

次にラジオから流れた曲は俺が見つけた3人組のユニットの歌だった。一時活動を休止していたが復活していた。彼らの曲はいい、前向きな気持ちになる。

俺も前を向いていこう、ときどき後ろを振り返ってしまうけどな(苦笑) 夢を諦めたから今の幸せがある。それでも振り返ってしまうのは人間の性だろうか。

だがふともがいてしまうみっともない自分も嫌いじゃない。いいじゃないか、それが生きるということだ。 


「パパ~片付け終わった? ご飯だよ」

「今日の晩ご飯はなにかな~」

「カニ鍋~」

「お~それは豪勢だな(笑)」   

「叔父さんからカニが届いたの」

「いっただきまーす」                               end

blogを10年続けてこれたのはTea timeに立ち寄ってくださる皆さま、コメントや拍手をくださる皆様のおかげです。この10年間の感謝を心よりお礼申し上げます。
10年を一区切りとして・・・やめるわけじゃないですよ(笑)まだまだずっと直人ファンですからね、ただ今後何周年記念と書くことは止めてひっそりと迎えたいと思います。

「1月の肖像」はちょっと「かもしれない女優たち」みたいなお話ですが2015年のカレンダーを見て閃いた話です。お蔵入りになりそうでしたが10周年で書けてよかったです。短編ですが楽しんで頂けたなら幸いです。感想等頂けるととても嬉しいです。

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教えたがる男

2017-01-21 19:47:35 | naohito
「お母さん」

「だれ?」

「そんなことより勉強は紙と鉛筆でするものだと思ってませんか?」

「私昔あなたに会ったような気がするんですけど」

「初対面です(にっこり)」

「まだ独身でOLやっていた頃に夜鏡の前で、もうわたし身も心もボロボロって嘆いていると超美青年の妖精くんが負けんなよって慰めてくれたり、後ろから抱きしめて化粧水をパタパタってつけてくれるの」

「それは素敵な妖精ですね(微笑) でも今お母さんを一番悩ましているのは算数の苦手なお子さんのこと」

「はい」

「私がいい方法を教えてあげましょう~ キラーン

この笑顔の輝く白い歯はやっぱりあのときのビューネくんだ、すこしおっさん 素敵な大人の男性になったけど、今度は私たち母親の味方なのね

CM見て妄想する私です(笑) ビューネくんが教えたがる男になったのねと

今日仕事だったし、網もかけてないので全く捕獲してませんがサイトの動画で見ました。爽やか~ 応援メッセージも説得力がありますね

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嘘の戦争 2話

2017-01-19 21:50:15 | naohito
「早っ 2話でキスするなんて早くないですか?」

「それはまあドラマだから(^^;」

「私たちなんてキスまで何年かかったか」

「それは君がそれを醸し出す雰囲気が皆無だったから」

「あっずるーい、私のせいにするんだ。ぶちょおが男らしくガバッとちゅうしてれば私は一瞬で恋に落ちて」

「覚めるのも早かったろうな」

「うぅぅ・・・そうかも(^^;」

「人それそれだと思うが俺と蛍には熟成期間が必要だったと思うよ」

「熟成か・・・さすがぶちょお~深いです!」

なんせ干物だし

「二回目ならまだしも初回で初対面の男女がすれ違い様にキスしてたドラマもあったぞ」

「ぶちょおがドラマ見るなんて珍しいですね」

「かなり前の話だがクライアントが勤務先の病院でドラマのロケがあったんだけど出演してる俳優さんが高野さんに似て滅茶二枚目だから是非見てくださいと言われてみたんだけど」

自分で二枚目って言ってる(^^; その通りだけど

「ドラマなんて興味ないし最後の方だけ見たら花束抱えた男が女医にキスしてた、二人とも初対面だぞっ有りえないだろ、てかそれって犯罪だろ」

相手によるかも(^^;

「で、そのドラマはどうなったんですか?」

「それきり見てないから知らんが、その俳優はそのドラマでブレイクしたらしく当時街を歩いていると視線を感じたり似てるって言われたな」

「ぶちょお~それって・・・検索検索。藤木さんの出世作でラブレボリューションていうドラマですよ、その頃から似てたんですね」

「だな(^^;」

「このドラマ見たいのに~もろもろの諸事情により見るのは困難なんですって、ガックシ」

「そんな昔のドラマ見なくても今日の嘘の戦争の藤木さんもカッコ良かったじゃないか(^^;」

「カッコいいですけど、孤軍奮闘で必死に会社を守ろうとする姿が可哀想で。隆さんは30年前の事件知っているんでしょうかね?」

「さあ」

「ぶちょお。~真面目に考えてください」

めんどくしゃいが仕方ない。

「もしかして社長に就任したときに聞いたのかも知れない。どこまで聞いたのかはわからんが。会社には大勢の社員がいる、家族もいる。本意ではなくても守らなければならないという正義・・・なのかな」

「なんか背負うものが大きすぎて可哀想です~」

「今にやってられねーよってぶち切れたりして(笑)」

「楽になっていいかも~でもそんなこと言わなそうです」

「だな(^^; 実際汚いことして業績を伸ばした企業も少なくはないだろな」

「ちっ せちがない世の中だぜ。 正直者は損するんですかね」

「正直者は損しちゃいかん。ただ嘘も方便て言葉もあるし、嘘が有効な場合もあるけどな」

「私このドラマのテーマは嘘をついてはいけませんかと思ってたけどそんな単純じゃないか」

「いや大事なことだ」

「小さな嘘をつくことはあるけど小さな嘘でもやっぱりちょっと心がチクッとします」

「あー 俺のよもぎ餅食べたのホタルだろっ」

「違いますよ~にゃんこですよ~」

「にゃんこが餅食うか~。もうちょっと考えろっ」

「例えば?」

「ぶちょおが食べたんですよ、最近忘れっぽいから食べたこと忘れちゃったんですよ・・・って言えばそうかも知れないって思うかも(^^;」

「そんな~ぶちょおのことバカにしたような嘘つけません!」

「そうか、そうだな。さすがに食べたこと忘れるなんてないしな。まあよもぎ餅の一つや二つまた買ってくればいいから気にするな(微笑)」

「はーい」

まんまと丸め込まれたぶちょおです(笑)


VOICE更新・・・確実にこちら流れない地域だと思います

昔の話ですが朝起きたら首が回らなくて、動かせなくて凄く痛くて病院に行って整形外科の先生に診てもらったんです。

「これはね、これが効くんですよ」

と、痛い方の首の手の甲のやや下、親指と人差し指の間のツボに針をしたところ途端に首が軽くなって治ったんです。こんなに簡単に治るなんてビックリでしたが。でもレントゲンを取らず湿布も貰わず病院的にいいのかしら?個人の病院ではなく総合病院で勤務医でしたが、そこで看護師をしていた姉があの先生針治療が好きなんだと言ってましたが、整形外科の先生が珍しいですよね。

それ以来寝違いをしたときは針は出来ませんが、右の首が痛いときは右手のツボ、左の首が痛いときは左手のツボ(親指と人差し指の間・手の甲の下方)を痛くない方の手の親指で思いっきり思いっきり痛いくらいに押して首を回すと回るんです。これを何回か繰り返すとかなりよくなります。私の場合ではありますが。

ちょっとネットで検索したら人差し指と中指の間というのもあったけど私は親指と人差し指の間です。針きゅう師の直友さんに往診して頂きたいわ(^^;

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CM

2017-01-18 22:48:56 | naohito
決まりましたね~スマイルゼミ おめでとうございます!

もうCMについては夢みないことに決めてたんですよ、直人がやるといいなっ面白いよね、素敵だろうなと思うCMが山ほどあるのに、何故だ~(怒)状態が何年も続いていたんです。

スマイルゼミのCMって見たことないからこっちで流れてるのか、捕獲できるのかかなり心配ではありますが、とりあえずCM決まったことが激嬉しいので今はそれだけでいいです。

うちは「ちゃれんじ」だったな、私はなんの貢献も出来ませんが(^^; 貢献できる直ファンのお母さまもおられますよね。

沢山貢献できるCMも是非~これを機に声がかかりますように(願)

TVガイド買いました。久しぶりに昼休みに買いにいきました。剛くんいい人だ~ 笑顔のツーショットが素敵っ 滅茶貴重だわ。

嘘の戦争の視聴率も上がったし今日は目出度いです。2話の感想は後日です。春に母の納骨を兼ねて姉達と京都旅行するのでせっせと宿泊先を探していたらこんな時間になってしまいました(^^;

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VOICE更新

2017-01-17 19:53:24 | naohito
寒波の中偉かったね~(笑)無事に終えてなによりです。

それは楽しみです。うん好き それだとまたあれかもだけど(^^;

覚えてないんだ~と思ったけど、今日仕事中にとある動作をするのにいつも押す三つのキーがわからなくなって、頭の中からポーンと抜けてしまって、覚えているというより感覚で指が覚えているという感じだったんですね。それが突然わからなくなって

しばらくしたら思い出しましたが直ぐにノートにメモしました。あーこんなこと今まで一度もなかったのに~年取るってこういうことねとショックでした

でも直ぐに思い出したからど忘れってやつだね、なにかで言っていましたが忘れても後で思い出せばいいそうです。

脳トレしなきゃ、まずは9時からの嘘の戦争の直人見て脳を活性化させましょう~

昨日半兵衛さんに嵌ったことを書いたら、私も嵌って半兵衛さんの本を読み漁りましたというコメントがありました、同じだ~と私も嬉しかったです。

去年の話になるけどディナショーは先に食べて後からショーが始まるそうですと教えて頂きました。食べながら見るんじゃないんですね(^^;

昔、直友さんが松〇聖〇さんのディナーショーに誘われて行くというので、それは凄いね~感想聞かせてと言ったんですが、開口一番「化粧が濃かった」でした。私たちって聖〇ちゃん世代なのに第一の感想が歌じゃなくて化粧なのかと 間近で見たら目立ったというかその印象が余程強かったのでしょうか(失礼)

ディナーショーはですね、なんとか私の眼が黒いうちに直人のディナーショーを見たいという夢がありましてです(笑)勿論私だけじゃないと思いまーす。

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HOT NAO更新

2017-01-16 22:19:33 | naohito
素敵っ そしてやっぱり細いっ お顔は少しふっくらしたように見えるんだけどね。

写真だけも入れると一体何回になるんだろ? 日本一〇キシードの似合う男です~。

イズムの直人は滅茶可愛かったです。


TVでノブコンやってるわ~映画のノブコンも面白かったけどね、はんべーさん、ドラマの最終回の扱いが酷くて映画での扱いも

いや映画では回想シーンで顔がちょっと映ったり、ナレで竹中半兵衛は病死したというのが入ったんだけど今日のTV放送されたノブコンでは顔も映らないし、ナレも入らないし(怒)


再びの~ 去年のblogの記事に書いたんだけどこんなシーンがあったらいいな、あった筈だと妄想して書いたものです。

「はんべーさん、最近顔見ないけどうしたの?」

「実は病に臥せっており京にて療養中にございます」←ミッチーの家来

「だったら見舞いにいかなきゃ」

「半兵衛殿の病気はうつる病ゆえ、誰も近づけないとのことで弟殿だけが側で看病されているそうです」

「そっか、お金はいくらかかってもいいから、京にいるはんべーさんの所にいい医者と薬を届けるように」

「はっ」


「殿、残念な知らせが」

「なに?」

「かねてから療養中だった半兵衛殿、京にて死去とのこと」

「なんだって!」

「看病しておられた弟殿も病がうつり、そのまま後を追うように」

「そんな・・・」

「織田家の軍師・竹中半兵衛が亡くなったことは他国の大名にとっては吉報」

「吉報だなんて」

「しばらくは伏せておいたほうが得策だと思われます」

「殿、今は戦国の世、それもいたしかないかと」←恒ちゃん

「わかった、手厚く葬るように。それと主を失った竹中家にも出来るだけのことをしてあげて」

「はっ!」

散積の道、はんべーさんと一緒に歩きたかったなぁ~見ててよ、俺絶対に作るから・・・戦のない平和な世を。


直人の半兵衛さん、滅茶好きだったな~もっと見たかったな。竹中半兵衛の小説も買って読みましたよ。半兵衛さんが高野家の縁側にタイムスリップする話「愛しき時代へ」を書く為にいろいろ調べたんだよね。小説の竹中半兵衛を直人で読んだりして一時竹中半兵衛に嵌ってました。

映画のノブコン面白かったから一応録画してるけど1回見たからもういいや、回想シーンもないし消そう。

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EYES更新

2017-01-14 21:15:01 | naohito
ここって何回も見たよね(^^; 今日は寒いよね~ご苦労様です。今日明日と全国的に寒いようで、こっちはそんなに雪降らなくてよかったけど大雪の所も多々あるようで早く寒波が過ぎますように(願)

明日も大学入試センター試験があるしね、頑張れっ!受験生です。恒例となったVOICE更新もありましたね。優しいな~。

風邪もよくなってきてスーパーだけでなく久々にTSUTAYAに寄りました。前から見たかった映画が1週間前レンタルになってたんで借りました。直人も見たホラーじゃないほうです。面白かったです~いい映画でした。

TV誌は特にチェックしなくてもいいみたいなんでチェックせず。役にたちます直友さんちのblog

読みたい漫画の続きがあったけどどこにあるのかわからず電子書籍で買うことにしたらクーポン使って20%offで買えました。小さな幸せです(笑)

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