小次郎はかつて田園調布に住んでいた。
小次郎の家は資産家で父親は会社を経営しているという、いわゆるおぼっちゃまだったのである。
幼少の頃は母親の趣味で児童劇団にも入っていた。
小次郎が8歳のときに弟が生まれた。
ずっと一人っ子だった小次郎は大喜びで誠を可愛がった。
ことのほか母親は誠を可愛がった。8年ぶりに生まれた赤ちゃんなら当然のことだ・・・としか思わなかった。。。
・・・そして8年後小次郎の人生は大きく変わった・・・
「小次郎君て、偏差値70なんですって凄いわね~スポーツも万能で本当に良く出来た子よね。誠君は勉強の方はどうなの?」
「まだ小学3年生だもの」
「あらっその頃から小次郎君は優秀でいろいろ表彰されていたじゃない、比べると誠君はお人形さんみたいに可愛い顔してるけど、あんまりかしこそうじゃないわね」
「叔母さん、何が言いたいの?誠は優しい子よ、私は誠が可愛くてしかたがないわ」
「そんなの当たり前じゃない、誠はお腹を痛めて産んだ子だもん、でも兄さんは実直な人だから優秀な小次郎君に会社を継がせるとか思っているんじゃないの?例え施設で貰ってきた何処の子かわからない子でもね」
「そんな・・・」
なにかが音をたてて崩れていく。。。思い当たる節はあったような気がする。
誠が生まれてから母さんはどことなくよそよそしくなった。。。
でもそれは単純に赤ちゃんの誠が可愛いからだと思っていた。
小次郎は荒れていった。あるいは荒れようとしていたのかも知れない。。。
「最近小次郎はどうしたんだ?」
「知らない、反抗期じゃないの?」
「おまえはどうして小次郎に対しては・・・」
「あっもう誠を迎えにいかなきゃ」
ある日事件は起きた。小次郎とつるんでいた不良が些細なことで小次郎に恨みを抱き、誠にちょっかいを出したのだった。そして運悪くそれが大事故に繋がり、誠は大怪我をしてしまったのだった。
「誠!誠!・・・あなたのせいよ!誠になにかあったらあなたのせいよ!」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
「よしなさい!これは事故だ」
「誠・・・軽く障害が残るかもしれないって・・・」
「そうか・・・」
「あなたのせいよ、あなたがあんな子引き取らなければ」
「君だって誠が生まれる前は小次郎のこと可愛がっていたじゃないか!」
「私・・・去年調べたの、女の感てやつ・・・あなたと小次郎のDNA一致したわ、
誰に産ませた子よ!悪いことはできないもんね、それに子供は出来ないといわれていた私に子供が出来た・・・神様ってちゃんといるのね」
・・・ガタッ・・・
「小次郎!?」
「行かせない!あの子を追いかけたら許さない!」
・・・すまない・・・すまない小次郎・・・
いたたまれなかった・・・僕はもうあの家にいちゃいけないんだ。。。
さようならお父さん、お母さん今迄僕を育ててくれてありがとう。そしてごめんなさい。
無一文の17歳の少年は路頭に迷うしかなく・・・の筈が。
「僕どうしたの?一人?家に帰りたくないの?だったらお姉さんとこ来なさいよ、美味しいもの作ってあげるわよ」
その美貌で寝る所と食べるものには困らないのであった(おいっ)
何も考えたくなかった。ただ一人でいるのはたまらなく寂しくて女の胸に甘えていた。(私も拾いたかった(^^)
何人目の女だったか忘れたが、ある日ヤクザもんが乗り込んできた。
どうやら極道の女らしい(ヤバッ)
「てめぇ~可愛い顔して大したタマだな、どうやって兄さんの女たらしこんだんだ!おいっこらぁ~」
半殺しの目にあった。だがこの頃から打たれ強い小次郎は負けなかった。
「そのくらいにしとけ、それにおまえの顔じゃ女取られてもしかたねぇだろ俺が女でも正直こっち選ぶわ(笑)
それにしてもおめぇ可愛い顔して根性あるじゃねぇか、行くとこなかったら俺んとこきな」
柾兄(まさにい)と言った。柾兄は皆から慕われていて大きくて暖かい人だった。少しだけ父を思い出した。
「小次郎、真っ当に生きてるかたぎの人には絶対に迷惑かけちゃいけねぇぞ、それにせちがない世の中だけど決して義理と人情を忘れちゃいかん」
「はい・・・へぇい!」
「小次郎はどこのボンボンだ~(笑)」
「おいっ小次郎!柾兄に可愛がられてるからっていい気になるんじゃねえぞ、この世界頭がいいとか顔がいいとか、そんなの関係ねぇ!腕っぷしがものをいうんだぜっ!」
「だったらかかってこいよ!おらぁ~!」
小次郎はこの頃喧嘩の腕を磨いたのであった。
「えっ?副組長が俺に話があるって」
「どうだ、正式に組に入らないか?おまえは腕っ節も強い、根性もある、それに頭もいいそうだな、これからの組にはそういう奴が必要だ、おまえなら直ぐに幹部になれる考えてみないか」
「副組長がそんなことを?」
「なんで?柾兄も俺がいずれは組にって思っているんじゃ・・・」
「おまえはどうなんだ?」
「俺はただ柾兄と一緒にいたいだけで・・・」
「ならやめとけ、やくざの世界なんてろくなもんじゃねえ、俺だっていつ死ぬかわからねえ世界だ」
「そんな・・・」
「今日で柾兄も最期か・・・」
「おいっどういうことだ!」
「柾兄!どこ行くんですか!なんで組長の変わりに柾兄が!」
「言ったろ、そういう世界だって・・・おまえは逃げろ!5分後には大騒動だ、おまえ一人いなくなっても誰も気づかない」
「いやだ・・・柾兄が死ぬなんて嫌だ!」
「俺にも息子がいるんだ、会ったことはねえけどな、丁度おまえと同い年だ・・・いい夢見させて貰った・・・楽しかったぜ」
「まさにい・・・」
「早く行け!戻ってくるんじゃねえぞ!それと命は大事にしろ!何があっても生きろ、死ぬんじゃねえ、生きてさえいればなんとかなる。。。」
無数の銃弾が夕闇に響いた。。。
振り向いちゃいけない・・・
小次郎は流れる涙を拭おうともせず、前を見て歩いた。。。
*
「ねえ一人?私と飲まない?」
「金持ってねぇんだ」
「私がおごってあげるわよ」
「今日はあいにくそういう気分じゃねぇんだ、またな」
今夜は星がやけにきれぇじゃねえか・・・今日はここで寝るか。。。
たく、うっせーな、寝れないじゃんか。
「おいっ!おめぇら、こんな時間に何してんだ?公共の公園で迷惑だろ!」
「なんだと~俺らに意見するとはいい度胸してんじゃねえか!」
「まあまて、金置いてけば見逃してやってもいいぜっ」
「あいにく無一文でね、それに今腹減ってるから無駄に動きたくねぇんだ」
「なんだと~おめぇ~喧嘩売ってんのか!」
「うぉ~りゃ~」
バタバタバタバッタン!・・・6人共々あっという間に倒される。。。
「つっつぇ~半端じゃねぇ!」
「それにカッコいい!紅団のヘッドなんて目じゃねえ!」
「うんうん」
「兄貴~!兄貴!」
「待ってください!」
「はぁ~!俺はそんなむさ苦しい弟持った覚えはねぇ」
「兄貴と呼ばせてください!」
「うっとおしいな~あっち行けよ!」
「あの~さっき腹減ってるって言いましたよね?美味いもんおごりますよ、そのついでにちょいと俺らの話聞いてください」
・・・そういえば朝からなんも食ってねぇ・・・
美味いもんに釣られて小次郎さんのHSヘッドへの道が始まるのでした。
続く。。。
え~愛しの小次郎様を書くつもりがなぜだか妄想劇場に。
私の愛とは妄想することなのです
小次郎さまの少年期・・・なんだか昼ドラみたいですが
ドラマチックにいきたいと思います。
あっ昨日納得出来ないと書きましたが、若い子が感動したと書いているのを見ると、
メッセージはちゃんと伝わったんだな~そこは良かったな~と思います。
おばちゃんが納得出来なくても若い子が虎ちゃんの真っ直ぐな瞳や言葉から何かを感じるのが一番だと思います。
イチロー選手、8年連続200本安打おめでとうございます!
絶対にお声更新あると思いました~。
たかが視聴率、されど視聴率、作り手にとっては凄く気になるし励みになるんですね。
直人もだけど、やながわさんのblog見て切に思いました。
最終回・最高視聴率で締めくくれて本当に良かったです
20世紀少年はあのシーンですね~楽しみです。
小次郎の家は資産家で父親は会社を経営しているという、いわゆるおぼっちゃまだったのである。
幼少の頃は母親の趣味で児童劇団にも入っていた。
小次郎が8歳のときに弟が生まれた。
ずっと一人っ子だった小次郎は大喜びで誠を可愛がった。
ことのほか母親は誠を可愛がった。8年ぶりに生まれた赤ちゃんなら当然のことだ・・・としか思わなかった。。。
・・・そして8年後小次郎の人生は大きく変わった・・・
「小次郎君て、偏差値70なんですって凄いわね~スポーツも万能で本当に良く出来た子よね。誠君は勉強の方はどうなの?」
「まだ小学3年生だもの」
「あらっその頃から小次郎君は優秀でいろいろ表彰されていたじゃない、比べると誠君はお人形さんみたいに可愛い顔してるけど、あんまりかしこそうじゃないわね」
「叔母さん、何が言いたいの?誠は優しい子よ、私は誠が可愛くてしかたがないわ」
「そんなの当たり前じゃない、誠はお腹を痛めて産んだ子だもん、でも兄さんは実直な人だから優秀な小次郎君に会社を継がせるとか思っているんじゃないの?例え施設で貰ってきた何処の子かわからない子でもね」
「そんな・・・」
なにかが音をたてて崩れていく。。。思い当たる節はあったような気がする。
誠が生まれてから母さんはどことなくよそよそしくなった。。。
でもそれは単純に赤ちゃんの誠が可愛いからだと思っていた。
小次郎は荒れていった。あるいは荒れようとしていたのかも知れない。。。
「最近小次郎はどうしたんだ?」
「知らない、反抗期じゃないの?」
「おまえはどうして小次郎に対しては・・・」
「あっもう誠を迎えにいかなきゃ」
ある日事件は起きた。小次郎とつるんでいた不良が些細なことで小次郎に恨みを抱き、誠にちょっかいを出したのだった。そして運悪くそれが大事故に繋がり、誠は大怪我をしてしまったのだった。
「誠!誠!・・・あなたのせいよ!誠になにかあったらあなたのせいよ!」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
「よしなさい!これは事故だ」
「誠・・・軽く障害が残るかもしれないって・・・」
「そうか・・・」
「あなたのせいよ、あなたがあんな子引き取らなければ」
「君だって誠が生まれる前は小次郎のこと可愛がっていたじゃないか!」
「私・・・去年調べたの、女の感てやつ・・・あなたと小次郎のDNA一致したわ、
誰に産ませた子よ!悪いことはできないもんね、それに子供は出来ないといわれていた私に子供が出来た・・・神様ってちゃんといるのね」
・・・ガタッ・・・
「小次郎!?」
「行かせない!あの子を追いかけたら許さない!」
・・・すまない・・・すまない小次郎・・・
いたたまれなかった・・・僕はもうあの家にいちゃいけないんだ。。。
さようならお父さん、お母さん今迄僕を育ててくれてありがとう。そしてごめんなさい。
無一文の17歳の少年は路頭に迷うしかなく・・・の筈が。
「僕どうしたの?一人?家に帰りたくないの?だったらお姉さんとこ来なさいよ、美味しいもの作ってあげるわよ」
その美貌で寝る所と食べるものには困らないのであった(おいっ)
何も考えたくなかった。ただ一人でいるのはたまらなく寂しくて女の胸に甘えていた。(私も拾いたかった(^^)
何人目の女だったか忘れたが、ある日ヤクザもんが乗り込んできた。
どうやら極道の女らしい(ヤバッ)
「てめぇ~可愛い顔して大したタマだな、どうやって兄さんの女たらしこんだんだ!おいっこらぁ~」
半殺しの目にあった。だがこの頃から打たれ強い小次郎は負けなかった。
「そのくらいにしとけ、それにおまえの顔じゃ女取られてもしかたねぇだろ俺が女でも正直こっち選ぶわ(笑)
それにしてもおめぇ可愛い顔して根性あるじゃねぇか、行くとこなかったら俺んとこきな」
柾兄(まさにい)と言った。柾兄は皆から慕われていて大きくて暖かい人だった。少しだけ父を思い出した。
「小次郎、真っ当に生きてるかたぎの人には絶対に迷惑かけちゃいけねぇぞ、それにせちがない世の中だけど決して義理と人情を忘れちゃいかん」
「はい・・・へぇい!」
「小次郎はどこのボンボンだ~(笑)」
「おいっ小次郎!柾兄に可愛がられてるからっていい気になるんじゃねえぞ、この世界頭がいいとか顔がいいとか、そんなの関係ねぇ!腕っぷしがものをいうんだぜっ!」
「だったらかかってこいよ!おらぁ~!」
小次郎はこの頃喧嘩の腕を磨いたのであった。
「えっ?副組長が俺に話があるって」
「どうだ、正式に組に入らないか?おまえは腕っ節も強い、根性もある、それに頭もいいそうだな、これからの組にはそういう奴が必要だ、おまえなら直ぐに幹部になれる考えてみないか」
「副組長がそんなことを?」
「なんで?柾兄も俺がいずれは組にって思っているんじゃ・・・」
「おまえはどうなんだ?」
「俺はただ柾兄と一緒にいたいだけで・・・」
「ならやめとけ、やくざの世界なんてろくなもんじゃねえ、俺だっていつ死ぬかわからねえ世界だ」
「そんな・・・」
「今日で柾兄も最期か・・・」
「おいっどういうことだ!」
「柾兄!どこ行くんですか!なんで組長の変わりに柾兄が!」
「言ったろ、そういう世界だって・・・おまえは逃げろ!5分後には大騒動だ、おまえ一人いなくなっても誰も気づかない」
「いやだ・・・柾兄が死ぬなんて嫌だ!」
「俺にも息子がいるんだ、会ったことはねえけどな、丁度おまえと同い年だ・・・いい夢見させて貰った・・・楽しかったぜ」
「まさにい・・・」
「早く行け!戻ってくるんじゃねえぞ!それと命は大事にしろ!何があっても生きろ、死ぬんじゃねえ、生きてさえいればなんとかなる。。。」
無数の銃弾が夕闇に響いた。。。
振り向いちゃいけない・・・
小次郎は流れる涙を拭おうともせず、前を見て歩いた。。。
*
「ねえ一人?私と飲まない?」
「金持ってねぇんだ」
「私がおごってあげるわよ」
「今日はあいにくそういう気分じゃねぇんだ、またな」
今夜は星がやけにきれぇじゃねえか・・・今日はここで寝るか。。。
たく、うっせーな、寝れないじゃんか。
「おいっ!おめぇら、こんな時間に何してんだ?公共の公園で迷惑だろ!」
「なんだと~俺らに意見するとはいい度胸してんじゃねえか!」
「まあまて、金置いてけば見逃してやってもいいぜっ」
「あいにく無一文でね、それに今腹減ってるから無駄に動きたくねぇんだ」
「なんだと~おめぇ~喧嘩売ってんのか!」
「うぉ~りゃ~」
バタバタバタバッタン!・・・6人共々あっという間に倒される。。。
「つっつぇ~半端じゃねぇ!」
「それにカッコいい!紅団のヘッドなんて目じゃねえ!」
「うんうん」
「兄貴~!兄貴!」
「待ってください!」
「はぁ~!俺はそんなむさ苦しい弟持った覚えはねぇ」
「兄貴と呼ばせてください!」
「うっとおしいな~あっち行けよ!」
「あの~さっき腹減ってるって言いましたよね?美味いもんおごりますよ、そのついでにちょいと俺らの話聞いてください」
・・・そういえば朝からなんも食ってねぇ・・・
美味いもんに釣られて小次郎さんのHSヘッドへの道が始まるのでした。
続く。。。
え~愛しの小次郎様を書くつもりがなぜだか妄想劇場に。
私の愛とは妄想することなのです

小次郎さまの少年期・・・なんだか昼ドラみたいですが

ドラマチックにいきたいと思います。
あっ昨日納得出来ないと書きましたが、若い子が感動したと書いているのを見ると、
メッセージはちゃんと伝わったんだな~そこは良かったな~と思います。
おばちゃんが納得出来なくても若い子が虎ちゃんの真っ直ぐな瞳や言葉から何かを感じるのが一番だと思います。
イチロー選手、8年連続200本安打おめでとうございます!
絶対にお声更新あると思いました~。
たかが視聴率、されど視聴率、作り手にとっては凄く気になるし励みになるんですね。
直人もだけど、やながわさんのblog見て切に思いました。
最終回・最高視聴率で締めくくれて本当に良かったです

20世紀少年はあのシーンですね~楽しみです。