Tea Time

ほっと一息Tea Timeのような・・・ひとときになればいいなと思います。

JAMBOREE更新

2016-07-29 21:39:58 | naohito
なにかな~と思ったら、これってTOYOTA Athlete Beatの公式でやるもんじゃないの(笑)

「見て見て~これ僕のFCサイトでやってるんですよ~」とラジオスタッフに見せてるのを想像してみると可愛い

イチローはあと2本だし、スポーツの夏ですね。毎日楽しいんだろうな~。私は直人がお仕事してないと特に楽しくないけど

でも4年に一度のオリンピックだし、イチローはあと2本だし、毎日熱いVOICEが更新されるくらいオリンピック盛り上がるといいですね。時差が大きくてリアルで見れないのがネックですが。

バドミントンの山口茜選手がTOYOTA Athlete Beatに出たのはスタジオじゃなくて残念だったんでした。アジア選手権の前でそのときは東京オリンピックを目指すみたいな話をしていてリオのことははっきりとは考えてなかったのかな?アジア選手権では2回戦くらいで負けてしまってかなり悔しかったみたいです。そこからドンドン勝つようになって世界ランキングも9位になってリオオリンピックが見えてきたと思ったら去年の暮れに怪我してそこからはあまり勝てなくて。でもランキングは12位で留まってオリンピックが決まりました。東京オリンピックの前にリオオリンピックを経験することは大事ですからね、オリンピック決まってよかったです。

↑直人ばりに語ってますね(笑)もひとつ、フェンシングの日本代表選手は6人でそのうちの4人が福井出身でその4人ともが同じT高校の出身なんです。こんなことって珍しいと思うんですが、フェンシングはとてもマイナーな競技なのでなんの話題にもなりません代表選手は6人いるのにテレビには大田選手一人しか映りません。代表選手6人並んでの記者会見なんだから、ちょっとでいいから全員映して欲しかったです。一人でもメダル取れるくらいの活躍が出来るといいな~。

今一番気になってることと言えば、直人は足ツボロケに行ったのか?(行ってよ~)都知事選も気になるけどね、東京都民じゃないけど息子二人が住んでるし、関東で地震が多いのも気になります。
それにしても昨日から一気に暑くなった。暑いとなんか疲れる気が、去年は暑い中ライブ遠征してたんだ。直人事となると暑さ寒さもなんのその、やる気って大事だね。

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できしなDVD

2016-07-28 21:09:32 | naohito
昨日届きました~。内容に触れるので下げます。


           



                         




                
                                   




           



                         





ディレクターズカット版が気になったので、でもラストまで早送りしたので、どこがそうだったのかまだわからないです(^^;

そしてお待ちかねのラストのラストは・・・・・・・「えっ?これだけ~?」でした

でも改めて見ると、「これいいなっ 好きだな」 そしてなんでこれを本編に入れなかったんだろ?という思いが沸々と沸いてきました。

私の一般の友達も美容室の店長さんも最後がすっきりしなくてもやっとしたと言ってました。さら~と見てる分にはわかりにくいかも知れません。でも本編にこのシーンがあったら随分印象が変わっただろうと思います。残念です~なんで入れなかったのか聞いてみたいわ。だから公式の書き込みは15日までだったのか(ずるいぞ)。DVDを売るための商法かしら?DVDも売らなきゃいけませんが、DVDの売れ行きで映画やSPや続編が出来たりしますからね。そういうのがなくても直人さん出演(しかも主演に近い)となるとDVDの売れ行きはなにかに繋がると思ってます。なので今までにドラマのDVDは結構買ってます。
私がDVDBOXを買う第一の条件はパッケージの直人の演じたキャラの写真が大きいことです。できしなDVDはその条件を完璧に満たし特典映像が満載だったので買ってよかったです が、人によっては考え方も思う部分も違うので「買い」とは言えないです。特にディレクターズカット版だけが目的の方は買っちゃ駄目ですよ~(笑)

そして・・・・・・・「私できしな小説書くの難しいんだけど、書きたいんです」

タイトルは・・・・・「私結婚できないんじゃなくて、結婚します(仮)」です。

ホタルちゃんは書きやすいんですよ。干物女でアホ宮だしアホタルだし(笑)ぶちょおと出会ったときは女生としても社会人としても半人前で伸びしろがあったけど、みやびさんは恋愛弱者とはいえ立派なキャリアを持つ大人の女性ですからね。でも書きたいので書きます~クリスマスです。筆がのるような「とある」や嬉しいお知らせ待ってまーす。

引き続き「好きな女性キャラは?」アンケートに投票よろしくです。アンケートは こちら です。

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直夢&拍手御礼

2016-07-26 21:06:52 | naohito
その前にHOTNAO更新してますね、そうだったんだ。カッコいいな~あの台詞もう一度聞きたいな~DVD出るのは1年ほど先だろうけどwouwouで放送しないかな~昔はライブとかwouwouで放送されて、ライブのときにwouwouに加入を!というチラシが入ってたよね。ファンイベでそんなチラシが入っていたら嬉しいけど、私の想像することは現実にはならないのよね(^^;

寝つきの悪い私は寝る30分前にはPCやiPadを見ないようにしてます。寝る前に見るのはよくないらしい。寝る前に興奮したら駄目だって。それで朝になるまで知らなかった私です しかも久々に直夢を見てました。

偶然直人に遭遇するなんて夢のまた夢なんですが、さすが夢です。夢の中で遭遇しました(笑)しかも最寄りの鯖江駅ならまだしも電車しか停まらない近所の神明駅(誰も知らないよ)。ただものじゃないスタイルの男性がいるな~と思ったら、まさかのまさかの直人!しかも私が「舞台よかったです」と気軽に声を掛けていました。さすが夢です。「足は大丈夫ですか?」「うん(にっこり)」。尺尺で怪我するような場面はないはずだけど階段でこけたとか?なんせ夢なんで会話は変です。しかも起きた瞬間殆ど覚えていません。楽しかった記憶だけうっすらありました。

そしてニット帽(こら)ではなく、テンガロンハットみたいな帽子を深めにかぶっていて、TVじゃないから化粧(ドーラン)してなくて素顔なんだけど、整った顔だな~素敵!そしてなんて綺麗な眼なんだろうと見惚れてました。洋服はどんなんだったかな?普通だったと思います。半ズボン(ショートパンツ)ではないです(おい)。
そして今朝画像を見てびっくり、夢の中の直人はこんな変じゃなかった こんな個性的な洋服でなかったのは確かです。あの個性的な洋服も直人らしいと言えばらしいですが(^^; それにしても美脚です。夢の中でも半ズボンがよかったな(笑)
でも寝る前に記事見てたら、動揺して(軽く)眼がさえてなかなか寝れなかっただろうし楽しい夢も見なかっただろうな~。


「我が愛しのアンジェロ様」に拍手やコメントをくださった皆さん、ありがとうございます。改めて感謝です

喜劇・ロミオとジュリエットが最初に浮かんでそこから話を広げました。タイトルがなかなか決まらなくて、ふと思ったのが、マリアナにとってもヨハンにとっても、そしてアンジェロ様に会いたくて舞台に行った私たちにとって「我が愛しのアンジェロ様」だなと。

マリアナは子供が出来たらアンジェロのことはいいの?というコメントがいくつかありましたが、そんなことないですよ~マリアナの愛は重いくらいで、マリアナもそれは自分でわかっていて、いつかアンジェロの首を絞めるようなことだって起きるかも知れない。人でなしなアンジェロの浮気とか、そういう事実がなくてもそんな心配ばかりして醜くなりそうな自分が想像できてしまう。でもヨハンがいればその愛も中和される、だからヨハンには傍にいて欲しいのです。なによりもヨハンがいるとアンジェロの笑顔が増えるし優しくなって、二人の会話も増えるんです。
幼少期のアンジェロ様はとても不憫で(涙)偏った育てられ方をしたからあんな人でなしになってしまったというのは私の解釈ですが(^^;その性格は簡単には変えられないだろうけど、これからはマリアナとギルバートくんとヨハンと4人で楽しく暮らしていけるだろうと。だけどやっぱりアンジェロは公爵の器ではなく、次期公爵に任命されるのはギルバートくんで、でもギルバード君はまだ若いので、アンジェロは公爵補佐とか公爵のお目付役とか(笑)

それと小説の中でヨハンに迷惑を掛けたからと沢山の贈り物が届くんですが、二人が資産家の令嬢なもんで結構な資産になるというわけで、持参金付きでアンジェロに嫁入り?婿入りしたヨハンくん。持参金無しでアンジェロと結婚したマリアナはずっとそのことが申し訳なかったので、めでたしめでたしなのでしす。

ずっとPCの横には尺尺本がありました。あとがきやら解説やらかなり読み込んだかも。難しい話を書くわけではないけど「知る」ということは大事なことなのです。

原作を読んだときはアンジェロって酷い男だなってくらいの感想しかありませんでしたが、直人が演じたことにより、人間味が溢れていて、不器用なだけで悪人ではないよね?とか。逆に愛おしいとか、ついには小説まで書いてしまってさすが直人だな~と思いました。

アンジェロはヨハンを受け入れちゃったの~という質問ですが(笑)「御意」で終わりましたからね~苦手な方は思いとどまったと、そうじゃない方は受け入れたということで(笑)

ヨハン君は私の趣味で佐○健くんで書いてますが、それぞれお好みのヨハンくんでどうぞです 「遅くなってしまいましたが~」でもよいので引き続き感想お待ちしてます。

「直人ドラマで好きな女性キャラは?」 アンケートは こちら です。こちらも引き続き投票よろしくお願いします。

できしなDVD明日届くかな? 届きますように(願)

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VOICE更新

2016-07-25 21:03:16 | naohito
昼休みにチラッと見たんですが・・・行が多い(^^; 夜ゆっくりみよう~てことで今読んできましたが、凄くわかりやすいですね、藤木キャスター(て言いたくなります)の解説は声もいいし、そりゃあ直人のVOICEだから直人の声で読めるってもんです。(切実)の方も早く達成できるといいですね、そして後はオリンピックにゆっくりと専念でしょうか(笑)
自分のことは一言も書いてないけど語りたいんだよね、話したいんだよね。いいよ~聞いてあげるよ、オリンピック一緒に盛り上がろうね

直友さんが期間限定のアイスの実が美味しいって2度もツイってたから昨日コンビニで買ったんですよ、食べたかった「桃」はなかったので「キウイ」を買ったんですが、えっ?アイスの実ってこんなに美味しかったの!?とビックリでした。しかも一袋112Kカロリーととても低カロリーなおやつです。一度に一袋も食べられないし、5粒も食べれば満足です。コンビニ行ったらまた買おう~と。

直人さんはどんなアイスを食べますか?なんか嵌ってる食べ物や飲み物があったら教えて欲しいな。

教えてやろう~。俺はカロリーのことを考えると大きなアイスは食べないが、300円の箱に入ってるアイスだと一本の大きさが丁度よくて、特に気に入って食べてるのがホームランバーだ。

↑こんなふうには言ってませんよ、脚色して書いてます(笑)。ホームランバーは数年前かしら?それと朝ドラの「あすか」を撮影していたとき、アイスの「たい焼きくん」を食べるのが楽しみだって言ってましたね。

今はどんなアイス食べてるんだろ?凄い気になるんだけど・・・嘘です。教えてくれたら嬉しいけど大して気になりません(笑)聞いて一番うれしいのは「とある」だね、それはもうファンの性(さが)です(^^;

昨日のイズム、山崎さんは面白くて楽しかったです。直人の方もちゃんと見て話してたし、僕の大好きなマリウス王子とか、カッコいいからってその通りですが(笑)山崎さん、いい人です。ゲストのゲストが出てからはつまんなくなったけど(^^; ゲストの話が面白いとみんなで盛り上がって楽しいね。上田さんの振りもよかったです。舞台の話が聞けたしね、絵空?カフカ?いい方だ~アドバイスありがとうございます。

下町ロケット見てました。1と2では全然雰囲気が違って、お義父さんと呼ばせてではとてもうざい役で、でもそのウザさが癖になって途中からは山崎さんを楽しみに見てました。ミュージカル界の王子というのは全然知らなくて、下町のときにチラッと聞いたけどお義父さんのときには忘れてました。次にまたドラマやるときも注目したいと思います。

「直人ドラマで好きな女性キャラは?」アンケートに投票してくださった皆さん、ありがとうございます。まだの方、どうぞお気軽に投票してくださいね。久々のアンケートですが、ふむふむなるほど~と楽しいです。

アンケートは こちら です。

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直人ドラマで好きな女性キャラ

2016-07-24 09:29:15 | アンケート
久々にアンケートをやりたいと思います。2013年に直人が演じた好きなキャラアンケートをやりまして、この3年の間でまた増えたのでもう一度やりたいなと思っていたんですが、その前にヒロイン・女性キャラではやったことないので一度好きな女性キャラでアンケートをやりたいと思います。

設問以上にまだまだ沢山の女性キャラの皆さんがいますが、私の独断で絞り込みました。「私の好きなキャラが入っていない」という方は追加で入れてくださいね。
それと「これから共演して欲しい女優さん」、「もう一度共演して欲しい女優さん」という設問も設けましたのでよろしければコメントしてください。
投票は7月24~8月7日の2週間です。お気軽にドンドン投票して頂けると嬉しいです。1~3人、最大でも5人まででお願いします。

アンケートは こちら です。

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VOICE更新!

2016-07-23 21:37:32 | naohito
黒田投手200勝おめでとうございます! よかったよかった

昨日EYESも更新してましたね、ケーキを見るとテンション上がります。また一緒にみんなでお祝いしたいね。

楽しそうなVOICEだな・・・私はというと眠い 今朝早く眼が覚めたので早めにお墓の掃除をしようと6時前からお墓の草むしりしてました。明日休みだから夜更かししたかったのに無理だわ。やりたいことがあったんだけど眠すぎる。まだ10時だけど今日はもうです(笑)明日blogの続き書こう(^^;

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いろいろと

2016-07-22 20:11:39 | naohito
昨日はEYESとHOTNAO更新してましたね。ラジオは火曜日と決まってないんだね。明日はリアルでラジオ聴けるので楽しみです。

素敵な写真ですが3ヶ月前は少し前とは言わないよね(^^; 溜まってる写真沢早く出してくださいな。

そしてFBIのTOPはいつまであのままなんだろ?

アンジェロ様小説・Web拍手にての感想コメントありがとうございます。お褒め頂きとても嬉しく楽しく読みました。舞台を見てないので感想書けなくてごめんなさいや、ボーイズラブにはちょっと抵抗があってすみませんというコメントもありました。そういうのも含めていろんな感想を聞きたかったので改めて感謝です。
前に拍手コメントもハードル高くてコメント出来なくてすみませんと言われたことがありますが、やはりハードル高いでしょうか?(^^;
実際拍手は頂いてもコメントとなるととても少ないです。それでガックシして「もう書かないもん」と思っちゃうんですが、なんか閃くとまた書きたくなっちゃうんですよ。
今回も「もう書かないもん」と思ったんですが今日ふと閃いちゃったんですよ(嬉) まだその閃きは少しですが書きたかった二人なんで話し膨らませてクリスマスには書きたいなと思ってます。二人ってどの二人?もちろんあの二人です S & M うわぁーイニシャルで書くとSMなんだ(笑)確かにSとMかも~ときどき立場が逆転してましたが(^^;

引き続きアンジェロ様の感想お待ちしてます。感想が次の創作意欲への活力になります。

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VOICE更新!

2016-07-20 19:39:59 | naohito
待ってたよ~ なんて可愛いVOICE(笑)楽しそうでよかったね。バンバンお仕事して充実した1年にしてくださいね。

昨日はVOICE更新ないかな?明日になるかなと思いつつ、お誕生日の当日VOICE更新にすっかり慣れていたので寂しくて、小説もupしたけれど感想コメントが全くなくてダブルで寂しかったです

今日Web拍手のコメントと(嬉しいです・感謝)、blogのコメントで合わせて二つです。直友さんは沢山いても最近直友さんから小説の感想を聞くことはないという(笑)それと拍手は頂いてもコメントは無いですね(^^; Web拍手のコメントは非公開で無記名でコメントできます(もちろん名前入れてもいいです)一言でもコメント頂けたら嬉しいです。

アンジェロ様のロマンチックなラブストーリーを期待していたとすれば申し訳ないですが、あのアンジェロでそれを書くのは嘘くさくなり過ぎて無理でした(^^; 舞台の後・尺尺のその後を想像すると、アンジェロとマリアナの幸せな結婚生活という絵が全く浮かばなくて、それでそこにもう一人の登場人物(オリジナル)を入れることによって、楽しそうな絵が浮かんだのです。

書きたくて書いてます。好きで書いてます。そして凄く頑張って書きました。何年か前に比べると頭の動きが鈍くなってしまって 感想は次の創作意欲に繋がります。沢山の感想お待ちしてます

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Happy Birthday!

2016-07-19 20:42:48 | naohito
直人さん、44歳のお誕生日おめでとうございます!

生まれてきてくれてありがとう! ご両親にも感謝! そして出会えたことに感謝です

健康で楽しく素敵な1年を過ごしてくださいね。

役者として良い作品に恵まれた充実した素晴らしい1年になることを心より願ってます。

ときには触れ合いたいです~にぎにぎ(笑)ミュージシャン直人にも会いたいです

お誕生日企画 「我が愛しのアンジェロ様・前編・後編」を↓にupしました。

尺には尺が喜劇であるように、我が愛しのアンジェロ様も喜劇になってます。気楽に読んで楽しんで頂けたなら幸いです。

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我が愛しのアンジェロ様・前編

2016-07-19 20:42:15 | 小説(ホタヒカ外伝以外の小説です)
「お帰りなさいまし、アンジェロ様」

「キャー、やだ~、( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」

「また来てるのか・・・」
「ええ、かれこれ一刻(2時間)になります」
「一刻も一体何を話しているんだ」
「なんでしょね(笑)貴族等の身分の高い女性は寡黙であることが美徳とされてきましたが、マリアナ様はイザベラ様にすっかり感化されたようで」
「そうなのか、最近お喋りで仕事で疲れているときなど、ちとうっとおしいのだ」
「話すのが面倒なときは・・・うん、そうか、なるほど、それで、わかった と大体この5つの言葉を使って返事すれば会話は繋がります」
「なるほど、ヨハンはいろんなことを知っているな」
「お役に立てるならなによりです」


「マリアナはアンジェロのどこがよかったの?やっぱり顔?まあ顔がいいのは認めるけど、相当酷い男じゃない。あらっごめんなさい、今やあなたの夫なのに」
「いいのよ、イザベラにとっては相当酷い男であることに違いないもの。5年前まだ兄フレデリックが生きていて船も沈まずに裕福だった頃持参金目当てに沢山の男性が私に求婚にきたの、誰もが花束や贈り物を持って詩人のように美しい言葉を私に投げかけるのよ、そんな中アンジェロは、君の顔は毎日見ても見飽きないって」
「それって褒め言葉じゃないわよ」
「そうね、でも私はそれを聞いてなんて不器用で嘘の付けない純粋な人なんだろうって思って(微笑)」

そんなお目出度い思考回路が出来るなんてマリアナって育ちがいいというか、生粋のお嬢様なのね。

「そうだったの」
「イザベラこそどうして公爵と?公爵は立派な人物で素晴らしい方だけど・・・」
「おじいちゃんよね(笑)でも公爵といると楽しいの、いろんなことを知っているしとても会話が弾むの(お喋り大好きなイザベラです)」
「わかる、私も公爵と話してると楽しいもの」
「アンジェロはつまんないでしょ」
「ええ、まあ・・・」

悪気はないんだろうけど思っていることを直ぐに口に出すのよね、イザベラに修道女は向いてないってしみじみ思うわ(^^;

「あらっイザベラのその髪留め素敵ね」
「いいでしょ、この髪留め公爵が買ってくれたのよ。マリアナも買ってもらいなさいよ」
「あの人は贅沢はしないというか、無駄なものは一切買わない人だから」
「ふーん、なんかつまんない。私もかつては修道女を目指した女、こういうものに興味はなかったんだけど貰うと嬉しいものよ」
「なにもいらない。私5年も待ったのよ、一緒にいられるだけで幸せだもの。でも一つだけ欲しいものがあるの」

                                *

私が何をしても何を言っても陰であざ笑われている気がする。実際そうだろう、賢者と呼ばれたこの私が下心を持ち醜態をさらした。誰もそのことを忘れはしまい。こんな生き恥をさらすくらいならいっそ死刑になったほうがよかったのではないかと今ならそう思う。いや公爵はマリアナが大のお気に入りだ。そのマリアナは私を愛している。その私を処刑にする気はなかったのだ。大体神父の成りして事の成り行きを見ていたとは、あの狸親父め。いや私はまだまだだな、公爵には到底叶わない。くっそーイライラする。

「ガチャン」

なんだ、今の音は?

「これは・・・結婚祝いに公爵から賜った壺ではないか、こんな大事なものを誰が割った!」
「私でございます、お許しください、何年かかっても弁償し」
「おまえごときに弁償できるわけがないだろ、もうよい、何をしておる、さっさとこの家から出ていけ!」


「ああ、かわいそうに」
「なにかあったんですか?」
「ドンキが壺を割っちまってね、追い出されたのさ。ドンキには身重の妻と5人の子供と病気の母親がいるんだよ、これからどうやって家族を養っていけばいいのさ、誰よりも長く真面目にこの屋敷で働いてきたのにさ」

「アンジェロ様!」
「ドンキのことを許してはもらえませんか?ドンキには身重の妻と5人の子供と病気の母が」
「私の知ったことではない、割れた壺は元には戻らん、折れた桜の枝も元にはもどらん」
「桜の枝?」
「当時の公爵から賜った桜の木の枝を幼き私はうっかりと折ってしまった。正直に話せば叱らないからと父に言われ、正直に話したら気を失うほど酷くぶたれ地下牢に閉じ込められた。失敗はなにがあっても許さぬと」
「かわいそうなアンジェロ様・・・」
「ヨハン、何故おまえが泣く?」
「アンジェロ様は想像することはないのですか?もし自分がそんな目に合ったらと、私なら地下牢が怖くておしっこもらします」
「私も少し粗相したかもな」
「アンジェロ様が粗相を(ぷっ)すみません、笑ったりして」
「つまり相手の身になって考えろということか、そんなふうに考えたことなどない。私の父は厳格で自分にも他人にも厳しく、その一方で女にはだらしなく母以外の女を孕ませ、その子は死産で、母は心労が重なり早死にした。私はどこか父に似ているのかもしれんな」
「違います!アンジェロ様は優しい方です。屈強そうな若者の中で一番小さく非力そうでみすぼらしい私を憐れんで雇ってくださいました」
「おまえは足には自信があると言っていたな」
「はい!」
「ならば早く行って伝えよ、明日からもここで働けと」
「はいっ!行ってきます!」


「あら、ここにあった壺は?」
「家来の者が割ってしまってな」
「なら私が割ったことにいたしましょう、公爵は私に甘いから怒ったりしないわ」
「そうか・・・」


「辞めなくてもよいと?」
「そうだよ(笑顔)アンジェロ様は話せばわかる方だ」
「詳しくは知らないがあの厳格なアンジェロ様が女絡みで問題を起こしたとかで宮中での立場が悪くなっているらしい」

マリアナ様とイザベラ様の話で大体の察しはついているが。

「ドンキ泣いて喜んでたな。よかった、さて帰るか」
「泥棒~!誰かそいつを捕まえてくれ!」
「向こうを走ってるあいつか、こらっ待てー!」

「エスカラス様、この者が盗人を捕らえました。盗まれたものも傷一つ付けずに取り返してくれたようです」

あの人情に厚いと名高いエスカラス卿、公爵に次ぐ№2

「名はなんという」
「ヨハンと言います」
「我が家に伝わる家宝が盗まれたとあってはご先祖さまに申し訳が立たずに死んでお詫びするしかないと思っておった。感謝する。どんな褒美でも取らせようぞ」
「私はアンジェロ卿の屋敷で働いております」
「ほほう」
「褒美など要りませぬ、ただエスカラス卿にはアンジェロ様を引き立てて頂きたいと」
「なんと」
「先の失態でアンジェロ様の評判がよくないのはわかっています。ただウィーンきっての学識を持つと言われるアンジェロ様を隅に追いやるのはこの国にとっても損失だと思うのです」
「おまえの言うことには一理あるが、一度信用を無くした人間がその信用を取り戻すのは難しいものだ。それに私もアンジェロの賢者なることは認めるが性格に問題があるのは確かだ」
「アンジェロ様はお優しい方です。先の大雨で田畑を流され生活に困窮したものは下男の募集をしていたアンジェロ様の屋敷に大勢集まりました。屈強そうな若者の中で私はいささか背が低く、兄弟に食べ物を分け与える為になにも食べていなかった私は痩せこけていました。そんな私が哀れに見えたのでしょう。下男として雇うなら身体が大きく強そうな者を雇うべきところ、アンジェロ様は私を雇ってくださいました。冷たい方だと人は言いますが私はアンジェロ様は心根の優しい方だと思います」
「よいなアンジェロはおまえのような家来をもって、なにか粗相をして首になったら私のところに来なさい」
「それは・・・」
「正直なところもよい。さっきの言い分、頭の片隅にでも入れておくとしよう」
「はっ!ありがとうございます!」

あのとき・・・

「名はなんと言う」
「ヨハンと言います」
「特技は?」
「足の速さには自信があります」
「いい眼をしているな、では明日から働いてもらおう」
「あっ ありがとうございます! せっ 精一杯務めさせて頂きまじゅる・・・頂きます」

緊張のあまり噛むわ、声が裏返るわ、すっとんきょうな声でまじゅるって・・・恥ずかしかった。けどそれが面白かったのか可笑しそうに声を出して笑った。周りの者は皆驚いていた。

「まじゅるか・・・アハハ」

なんて美しい少年のような笑顔、このときはまだアンジェロ様のことをよく知らなかったけれど、いや知っていたとしてもやはり俺はこの瞬間・・・

アンジェロ様、あなたに恋をしました。


「隣国で行われる国王の子息の結婚式だが、私はちと腰を痛めてしまっての、名代を立てようと思うのだが誰がいいかの」
「公爵ほどの威厳を持つ者はこの国にはおらず大変難しい質問ではありますが、結婚式という華やかさを考えた場合、見目の良いアンジェロがふさわしいかと」
「うん、なるほどアンジェロか。ではアンジェロで」
「よろしいのですか?」
「ん?」
「あれほどの失態を犯したものを名代とするはさすが公爵はお心が広くあらせます」
「そなたが推薦したのだろが」
「ええ、下心が疼いたとはいえ、アンジェロほどの学識と英知の持ち主は他にはおりませぬ、重要な役に付けぬのはいささか勿体ないのではと思っておりました」
「アンジェロの実力は認めておる。だが私の親友の妹をないがしろにしたことがどうにも許せなくてな、結婚はしたもののまだまだ安心できん。マリアナが真に幸せになったならアンジェロを取り立ててよいと思っておる」
「そうであられましたか」


                                  *

「ヨハン、どうだろう?おかしくはないか?」
「アンジェロ様が一番立派で美しくあられます。本日の主役の新郎が霞むほどに」
「世辞を言うでない(笑)」


「ねえ、あちらにいる殿方は見かけない顔だけど誰かしら?」
「ウィーン公爵の名代でいらした貴族のアンジェロ卿だそうよ」
「まあなんと見目麗しいお方」
「眼福ですわ」
「人の幸せを祝う結婚式に出るなんておっくうだったけど、あの方に会えるなら来てよかったわ」
「本当よね」

「もうお帰りになるのですか」
「はい、女王様。女王様にはご健勝であられますこと心より願っております」
「アンジェロ殿も道中気をつけてくださいね、あなたに会えたこの日を私は忘れないことでしょう」
「はっ光栄の極みでございます」

ご婦人方にモテモテのアンジェロ様です

「アンジェロ様どうしました?お顔の色がすぐれないようですが」
「うん、水に当たったかな、ちと腹の具合が」
「ならこれを飲んでください、祖母の代から我が家に伝わる胃腸薬です。少し苦いですが良く効きますよ、旅に出るとお腹を壊すことが多いからと母が持たせてくれたんです」
「そうか、じゃあもらおうかな」
「はい!」
「ゴクゴク・・・・・ウッ」

バタン(倒れる音)

「アンジェロ様? アンジェロ様!どうしました! 息をしてない・・・まさか、そんなことが。そんなそんな、アンジェロ様ーーー!俺のせいだ、俺が胃腸薬を飲ませたばかりに・・・いや何故胃腸薬で死ぬんだ!わからない、わからない・・・だけどアンジェロ様を一人で黄泉の国へは行かせはしません、私がお伴いたしまじゅる・・・アンジェロ様、もうあの時のようには笑ってはくださらぬのか、アンジェロ様ー!」

「もしやそこのお人?」
「なんですか? あなたは・・・さっきすれ違いざまにぶつかりそうになって荷物をばらまいた」
「そのときにこの小瓶が入れ替わったのです」
「えっ?それは私の」
「ええ、私のものとよく似てました」
「あの小瓶には毒でも入っていたんですか!この人殺し!女だとて容赦はせん、覚悟しろ!」
「違います、そのお方は死んではおりませぬ。仮死状態になっているだけで24時間経てば息を吹き返します」
「はぁ?何故そのような」

「私の名前はジュリエット、そしてこの私がお慕いする方はロミオ様、私はキャピレット家の一人娘、ロミオ様はモンタギュー家の一人息子、両家は昔から仲が悪くときには死人が出るほど敵対しているのです。そんな双方の親が私たちの愛を認めてくださることは到底有りえないこと。途方に暮れていましたところあるお方が、この薬を飲めば24時間仮死状態になります。霊廟に葬られた後でロミオと落ち合い二人で駆け落ちしなさいと助言くださったのです」
「事情はわかった。アンジェロ様は死んではいないのだな・・・神よ、ありがとうございます」
「もう薬はありません、このままだと計画はつぶれ私とロミオは永遠に会うこと叶わないでしょう」
「それは残念だったな、でもいいではないか」
「はっ?」
「あなたは大層美しいが女性というよりまだ少女のようだ(ジュリエットの年齢はこのとき13歳だそうです)。これからまだいろんな人に出会えるし、そのロミオ様よりいい男だっているだろう、その年で結婚を急ぐことはないだろう」

そういえばこの男、よく見ると綺麗な顔をしている。世の中にはまだまだ沢山のいい男がいるのかしら?

「いいえ、私はロミオ様と婚姻の誓いを立てました。私の純潔の誓いは守らなければいけません」
「あっそっ、なら勝手にすればいい」
「そうはいきません、私はどうしても今仮死にならなければいけないのです」
「だから薬がないって」
「そのお方に私の身代わりをして頂けないでしょうか、殿方にしては身体は細く美しい顔立ち、私のドレスを着れば女に見えるでしょう」
「なに言ってんだよ、そんなことできるわけねぇだろ!」
「あなたは誰かを愛したことがないのですか?世界中を敵に回してもこの人が好き、愛する人の為ならこの命だって惜しくはない・・・わかりませぬか、この気持ち」
「わかりました・・・協力しましょう」
「ではこちらのドレスに着替えさせてくださいね、このヘアピースも使うといいわ」

ああ、夢にまで見たアンジェロ様のまっ裸・・・細マッチョなんですね お美しい。はっ見惚れている場合ではない。いやもうちょっと、ドレスなど着せずにこのままでもいいではないか(こら)

「やはり髭は剃ったほうがよろしいのでは」
「そうですね、失礼します、アンジェロ様」
「まあこれなら誰も疑いませんわ、恩にきます。私たちは下男と下女のふりをして霊廟までついていきましょう」
「当たり前です、途中でなにかあったら私が命に変えてアンジェロ様を守りますゆえ」

「上手くいったわ・・・だけどみんなあんなに哀しんで、お父様、お母さま、親不孝な私をお許しください、いえもう娘はいないものと」
「だからあんんたは死んだことになってるって、けどよ、今ならまだ引き返せるんじゃないのか」
「・・・・・・・ロミオはどうしたのかしら?」

「ジュリエットー!何故・・・何故こんな姿に。君が死んだなんてまだ信じられない、僕を映し出す大きな瞳はもう二度と開くことはないのか、黒真珠のような瞳を覆う長い睫毛、ん?死ぬと睫毛は長くなるのか? 形のよい薔薇の蕾のような唇。死してなお美しいジュリエット・・・いや死んでからのほうがより美しく見えるのは何故だろう?そうか、これから僕たちは結婚式をするのですね、花嫁になった君は今までで一番美しい・・・」

「ちょっちょっロミオったらなに言ってるのよ、死してなお美しいとか」
「くくくっ」
「ちょっとそこ笑うとこじゃないでしょう」
「ロミオ殿の言うことは正しい(笑)」
「あなた、さっき私のこと大層美しいと言ったじゃないの」
「ええ言いましたよ、ただアンジェロ様は別格なのです」

「ジュリエット、僕も直ぐにあなたの傍に参ります」

「ダメーーー!」

ヨハンの投げた小石が見事にロミオの腕に当たりました。

「ジュリエット? わぁー幽霊だ~幽霊怖いよ~誰か助けて~」
「ロミオ様!幽霊じゃありません! ほらっちゃんと足があります」
「じゃあ、君が本物のジュリエットなのか? これは一体どういうことなんだ」
「かくかくしかじかで、さあ早く逃げましょう、私たち二人だけで遠くへ行くのよ」
「無理」
「どうして?」
「腰がぬけてしまって動けない」

「さっきの幽霊といい君のロミオ様はなんとも情けない男だな(笑)いや恋は盲目というからな」

ちょっと冷めてきたかも(^^;

「ジュリエット?ジュリエット!生きておったのか!」
「おー私の可愛いジュリエット」

そーとアンジェロを移動させるヨハン君。

「お父様、お母さま、ごめんなさい」
「おまえは生きている、それだけでいいのだ。ロミオとの結婚も許すから」
「もう何処にも行かないで私たちの傍にいるのですよ」
「はい、お母さま、ですがロミオとの結婚はやめることにしました」
「なんと!」
「私はまだ幼く世の中のことをわかってはいません、もっといろんな経験を積みたいと思っております(男はロミオだけじゃないし)」
「そうか」
「ですがキュピレット家とモンタギュー家がいつまでも敵対しているのは不幸なことです。そろそろ仲直りしてはどうでしょうか」
「うん、そうだな、そうしよう」

「ということで、ごきげんようロミオ様」
「うん、またな」

そうだ、さっきの美しい女性といい世の中にはジュリエット以外にも沢山の女がいるのだ、早々と17歳で結婚を決めることはないよな。しかも出会ってまだ3日だったし、まるで三日麻疹みたいなもんだったな、俺たちの幼い恋は。

これが誰も知らない本当の 喜劇・ロミオとジュリエット シェイクスピア様~


「ヨハン、私は随分長く寝ていた気がするのだが」
「お疲れだったのでしょう」
「髭はどうしたんだろう?」
「あっ薬の副作用ってやつですかね」
「身体の調子はよくなったから髭くらい仕方ないな」
「そうですよ。髭はまたはえてきますからね」
「ここら辺は賑わっているな」
「ここでマリアナ様にお土産を買いましょう」
「うん・・・なにがいいんだろう?」
「アンジェロ様、そんな変な置物を喜ぶ女子はどこにもいませんよ」
「そうか(^^;」
「この髪留めなんていかがでしょう、こちらの首飾りも素敵です。色の白いマリアナ様に似合いそうだ」
「二つも買うのか?」
「アンジェロ様は女心がわかっておりませぬ」
「ヨハンは女心がよくわかりそうだな、女子の好みそうな顔をしておるし、求愛されたことも多いのでは」
「まあ、それなりには。でももう女はいいです(笑)」

その年で女はもういいなんて一体どれだけの女と

「アンジェロ様、私の知り合いが公爵家で働いているのですが、アンジェロはまだまだ信用がならんがマリアナを真に幸せにしたなら全てを水に流そうと話しているのを立ち聞きしたそうです」
「本当なのか、それは?」
「ええ、本当です。マリアナ様はお子を望んでおいでです」
「そういうのは授かりものだから」
「数打ちゃ当たるです!」
「うんわかった、頑張る」

「それにしても今度の旅は楽しかったな、ヨハンと一緒だったからだな。私には友がおらぬゆえ私の友になってはくれぬか」
「勿体ないお言葉、ありがとうございます。下男であることに変わりはないですが時にはアンジェロ様の友でいたいと思います」
「うん、よろしくな、我が友ヨハン」

「まあなんて素敵な髪留めに首飾り、ありがとうアンジェロ(選んだのはヨハンだろうけど)」
「喜んでくれて私も嬉しいよ」

今頃アンジェロ様はマリアナ様と・・・私がけしかけたとはいえ、アンジェロ様はどんな顔でマリアナ様を抱くのか?どんな風に・・・それを思うと胸が張り裂けそうだ。あんなにお優しいマリアナ様に私は嫉妬している。ドロドロとした醜い塊がマグマのように私の身体に張り付いてこの身体を焼けつくすようだ、熱い・・・熱くてたまらない。

「ヨハン、もう水は冷たいんだから水浴びしてると風邪ひくわよ」

水浴びばかりしていた俺は丈夫な身体になり風邪一つひかずに冬を過ごした。               後編に続く。

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