現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

回顧録

2018-03-25 | 木瓜日記
回想か、回顧か、聞くところで、回顧録はあっても、回想録はそれほどない。回想記となるが、聞き取りによるものが多い。それを、ウイキペディアは回想を主として解説する。大統領の回顧録という用い方がある。回顧する業績、社会事件、その軌跡があるのだろう。いまの検索では、日米開戦のことをヒットする。真珠湾攻撃を歴史検証する。>フーバー元米大統領回想録の要旨 midi-stereo.music.coocan.jp/blogcopy/hoover/hoover.htm 目 次 第一巻 第 I 部 -大きな知的・道徳的災厄が自由な人々を襲う 第1章-共産主義の生みの親、指導者、原理と方法 第2章-1933年11月、ソ連の承認 第3章-クレムリン、アメリカ国民に襲いかかる 第4章-連邦政府に共産主義者が浸透 第5章-共産主義戦線 第 II 部 -1938年、諸外国の動勢 第6章-ベルギーとフランス 第7章-ドイツとイタリア 第8章-オーストリア、チェコスロバキア、ポーランド 第9章-ラトビア、エストニア、フィンランド、スウェーデン 第10章-ロシア 第11章-1938年のシナ 第12章-日本 ... . . . 本文を読む

恩師

2018-03-24 | 思い遥かに
恩師と呼ぶ、大学院時代までに教えを受けた、先生の命日が近くなる。しかし、何時のことであるか、思い出すと、大学に入学して機縁ともいうべく、そのまま、10年間を師として仰ぎ、いまだ忘れえぬことであるのに、恩師は還暦を前に逝去したのである、わたしはいま、師よりも一回りを長生きしているから、その12年前を思い出すことになる。政治を好むことなく、師は母校に研究室を得て1年、その時に入学をして授業を聞くことになる。そしてそれから3年は学園紛争の中となるが、勉強はどこでもできると、教室、研究室、会議室の片隅と学生スト破りの授業が続いた。学生たちは教室を封鎖し、研究室を荒らし、バリケードを廻らした。デモと、放水と破壊を尽くして学園は警察権力を導入した。そういう時代の、恩師はどう思ったか、学内勢力の派閥におしあげられていく。学部長、研究科長、副学長となり、学長候補で生を終えた。最期は、わたしの10年目の仏教文化研究所員の時であった。 . . . 本文を読む

昨日の今日の話、NAOMI敗れる

2018-03-24 | 木瓜日記
NAOMIが負けた。世界4位の実力者、これまでに対戦していて、試合巧者、戦績2勝2敗だったから、ふんばりどころ、体力が保てるかどうかだった。男子の錦織が復調を見せた。かぜで思わしくなかった。咳がまだ出るという。テニスの実践を見るわけではないので、いまひとつであるが、録画の再放送などユーチューブはメディアの役割をはたしている。スポーツだけでのことではないのだが、編集のきかないような映像は手軽で好い。フェイクばかりだとする政治ニュースに、どう対処していくかが、メディアリテラシー、コンピュータリテラシーの常識である。 . . . 本文を読む

アンブレラ方式

2018-03-23 | きょうのニューストピック
2003年制定の国立大学法人法により、名古屋大学、岐阜大学が統合をする。2004年に99の国立大学が89の法人に再編、設立されたが、さらに進めるのは、これはアンブレラ方式と呼ばれる。大学名は変わらないが、経営、運営など、その名称は、東海国立大学機構、仮称というそうだが、その主管を名大がもち、そこに岐阜大が参加する。東京大学、大阪大学に続いて、学生数23142人、3番目の規模になる。運営交付金で見ると、433億円で、東北、大坂に次ぐ6番目である。 . . . 本文を読む

国事行為

2018-03-23 | ニューストピック
ニュースになるか、国事行為に異を唱えるとなると、象徴天皇制度に真っ向から対することである。憲法改正のなかで、現行憲法をとりあげて、そこにある規定に意見をさしはさむのは、平和憲法の条文だけではない議論を加えることである。これまでのながれに、党の政策に沿ったことであったかどうか、さらには、国是となる根本理念に合うかどうかのイデオロギーに、政党理念が改めて問われることになる。 . . . 本文を読む

老いの繰り言

2018-03-23 | 木瓜日記
冷たい風に吹かれて、それは春の風はきつい、青のビニールシート、車の覆いとなる全体カバーをひらめかせ、はためかせて、それを抑えるだけで大変だが、重量感がないから繰り返しかぜのまにまに、おさえてはひっくり返ることをしていた。その春分以降の季節感は、とくに、なにということはないのだけれど、一日たってみると、あちこちの筋肉がこたえて、突っ張るようなことである。一晩で分かるようなことであるから、筋肉痛は軽症であると、思っていて、しかし、それを思い出すと、風との格闘はセイリングの帆のコントロールにも似て、大げさな連想をして、やはりこたえてくる。何もしないのにこれは生きてきた70数年の疲れであると考え直すことにした。老いることを気候の条件、気象状況で実感する。 . . . 本文を読む

神秘の十字

2018-03-22 | 思い遥かに
右手にくっきりと出ている。それと知ったのは20代であるから、ずっと見続けてきている。手相を見る、その手ほどきを受けたようなことであった。大学院のころに、中国讖緯思想の研究をしている先生から言われた。キミ、手相の勉強をしなさい、ということだった。袴をはいて風呂敷包みから取り出すテキストは授業にも雰囲気を醸した。お公家さんかとも見まがう、おっとりとして、そう、色白の顔にかけたメガネはまるぶちであったし、髪の毛は天からふわりと頭に乗って、漢文の授業をしていたので、それこそ静寂の教室に、淡々と読み進めた。授業での印象よりも、ともに作業をするようなことがあって、その雰囲気のままにち密に物事の分析をしていた。物静かで、大声を立てたりすることはなく、周りの教員から手相を見てもらえとばかりにけしかけられて、やおら、おもむろにカバンから取り出したテンガンキョウ、そこに見えたわが手相の線をじッと見て、とくに話すことではない、ただ一言だけ、さきの神秘の十字を教えてくださったのである。それで、のちのち、教えを仰ぎたいと思ったのであるが、ご著書を読んで、いっぺんで分かってしまったので、手相には少しの関心が持てる。 . . . 本文を読む

菊結び

2018-03-22 | 日本語百科
http://www.taima-kazari.com/?pid=82914121 > [結びの由来] 菊結びは、菊の花をモチーフにした結びですが、その縁起は「聴く」からきています。 「聴く」とは、物事を受容し理解する姿勢であり、相反するものをまとめていく力です。 菊結びの霊験は問題を解決に導く力、物事をスムーズに運ぶ力です。 白山信仰の菊理姫(きくりひめ)がイザナギ・イザナミの神々の争いを . . . 本文を読む

東西の中庸

2018-03-22 | ほんとうのところは
儒教は聖人君子の教えである。仏教は仏の安寧である。そして日本の原始信仰には自然への崇拝がある。それには宗教の信仰と哲学にすみわけがある。現実、死後の世界、そして来世への祈りである。政治に儒教を入れて、その経典は君子の教えを民人に施した。漢語漢文の学びのゆえであるから、寺子屋で君子の仁たるを暗誦する。素読のゆえである。永くその典範を仰ぐことになる。政治にはまた、国家を鎮護する法をいれて、民族の精神を仏の願に見い出し、念仏信仰を確かにした。いわば、日本宗教であった。その儒学と仏法の真理において、民人は神をいただいてきた。日本人の心性はその自然崇拝の霊を見いだすことにある。世界は洋の東西をもって知性理性の目覚めを促し、それまでの哲学に絶対者との問答を加える論法が導かれる。直観と慈愛は宗教世界へと遷り、目覚めに学問が開かれて、東洋西洋の学びを知る。はて日本の学びは、なににおいて実現をしてきたのか。 . . . 本文を読む