現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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六輔五・七・五

2018-03-02 | 木瓜日記
中日春秋に永六輔氏の句を紹介していた。六輔五・七・五、2000余になる句作から、春嵐のそれは、泣きそうで泣かない坊や春嵐、という。春嵐が吹き荒れた話題にふさわしい。俳句には軽みがある。滑稽、諧謔とは言いながら、写生、写実の妙であるから、花鳥諷詠の向こうを見て、いまの春の大嵐には泣いてしまう坊やが言うことを聞かなくなってしまった風である。春雷や遥か宇宙の独り言、この句を引いて、雷の動きを展開している。エッセイは中日春秋らしい。結びには、天と地と明日があって下萌る、という句を引いて、下萌えの語が永さんのひねりを感じさせる。「俳諧の“諧”にこだわって遊んでやろう」――1969年、東京やなぎ句会で俳句と出会って以来、約47年にもわたり句作を続けた永六輔さん、と、書店の紹介文がある。 . . . 本文を読む

雛人形

2018-03-02 | 日本語百科
人形の配置は時代とともに移り変わった。近代前後で変化があったとする、左が上の位、その位置が、お内裏様である。天使は南面し、東の位置になる。壇上の内裏雛が、古い時代の、宮中の並びを模していた。日本は、左の位で左大臣が上位である。天皇から見て左側にいる。明治時代までは左が上位という伝統があったので、天皇、天帝は左に立つ。左近の桜、右近の橘の桜は天皇の左側にあり、宮中の紫宸殿の敷地にある樹木の並びである。明治以降にその位置が変わってくるのは西洋文明の影響にあると考えられるが、確かなことはわからない。大正天皇の即位式は西洋に倣って右に立ったという。皇室の伝統となり、天皇はわたしたちから見て左側にお立ちになる。しかしながら、地域によっては、宮中の伝統として、西日本ではこの配置を続けている家庭もあるようである。以上、ウイキペディアによる。 . . . 本文を読む