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全史、通史

2017-04-07 | 日本語百科
日本文学全史と言う著述があった。検索すると、国文学者たちの名がみえる1冊と、増訂をした6巻の本とがある。前者は復刻版が出て、入手できるようである。後者は、日本文学全史 単行本 – 1994/6/15 佐佐木 信綱 (著), 吉沢 義則 (著), 本間 久雄 (著), 五十嵐 力 (著), 高野 辰之 (著) 出版社: 東京堂出版; 復刻版 (1994/6/15) と見える。そして、全6巻になる、日本文学全史の目次を見ることができた。また、そのころに日本文学史は叢書で全8冊があった。全史、文学史と所持して学生時代の通読書であった。学灯社と至文堂と、その雑誌タイトルに現れて、国文学と解釈と鑑賞と双璧を為すかのようであった。さて、その全史は時代と分野を時系列に網羅しようとしていた。その目次は、分野をとらえて日本文学の全史としたものだろう。そこに通史と言う語を当てると、その意味内容に、違いをどうとらえるかということになる。通史には日本通史と言うのが出版されたことがある。岩波講座日本通史が1回、刊行されている。 . . . 本文を読む

日本語史、国語の歴史

2017-04-07 | 日本語史
日本語史と国語史と対にすると、内観による歴史を、資料として何に求めるかという、命題ができる。日本語史には日本語史料を用い、国語史には国語史料を用いる、ということである。ここでも、資料と史料の表記によって表わされることは、歴史のとらえ方が変わるかのようである。国語史料は和文、和語によるものを主として、それは伝統的に仮名文字、とりわけ平仮名による雅語に始まるものであった。もう少しいえば、その資料には平 . . . 本文を読む

自分で五、六字を書いて

2017-04-07 | まさごと
Yamauchi Keisuke 2013年4月7日 · 心塞がると百慮誤る   言志録21 心の奥底がつかえふさがっていると、すべての考えがことごとく誤ったものとなる。 妄想を断ち切る   言志録22 心の中に種々雑多な考えが、ごたごたと乱れ起こるのは、外界の事物が心を見出し濁すからである。それで、平素常に精神を剣のごとく鋭利にして、一切の外界の誘惑を取り除き、決して腹の中に寄り付けない . . . 本文を読む