安保法案の衆院採決の場面で、「国民の理解が進んでいるかどうかは各社の世論調査の通りであり、まだ進んでいるとは言えない」と、政府批判ともとれる言動をした石破大臣でしたが、安倍総理と共に万歳している出はありませんか。
何故採決では賛成したのでしょうか。
それは簡単なことで、自民党を飛び出した綿貫元衆院議長はその後落選引退、亀井元建設相は無所属、小沢元幹事長は鳴かず飛ばず、そんな姿を見せつけられたら自民党国会議員は造反など出来るはずもありません。
それほどの勇気も持たず、大物でもないのに、保身術だけはちゃんと持っているのでしょう。
こちら2020東京オリンピックのメインスタジアム競技場が「金」で揉めています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場の改築を巡っては、費用が基本設計よりおよそ900億円多い2520億円になることが決まったことについて、野党に加えて与党からも改築費が膨らんだことへの批判が強まっています。
これに関連し、菅官房長官は15日の記者会見で、記者団が計画を見直す可能性を質問したのに対し、「費用が当時の予測より高くなっているので、そういうことを国民の皆さんに理解が得られるように丁寧に説明する必要があると思っている」と述べるにとどめました。
この騒動、思い出すのは広島・長崎招致を打ち出した秋葉元市長のことです。お金がかかるからという理由で地元財界も足を引っ張り、候補に名乗りを上げることは出来ませんでした。そうこうしている内に石原慎太郎がさっさと東京に引っ張って行き、その後広島オリンピックなど取り沙汰されることはありませんでした。もしも競技場に2500億円もかけるのなら広島大会は実現できたのではないでしょうか。
他の都市との共催も可能とされる今日、広島は千載一遇のチャンスを自ら放棄したことになります。
外は激しい暴風です。どうか被害が大きくならないように祈ります。
読み疲れ恐れ入ります。
広島開催なら、国もIOCも協力してくれた事でしょう。
広島の行政や政治家は、先ずできない事を優先にしています。
だから道路は未だにガタガタ。新白島駅もぶさいこ。アストラムラインも中途半端。
それとアジア競技大会の遺産を有効活用する案も全くないですからね。
サッカースタジアムで盛り上がってますが、ビックアーチの修繕はどうするつもりなんでしょうかね?
そして、大阪の橋下市長や東京の石原都知事ですら、協力の意思表示をしていたわけですが、あまりにマスコミの報道は理念や中身を伝えることなく、市民も、それらに惑わされた人が多かったように思います。
その挙句、今、東京オリンピックは、そのIOCの方向とは真反対のものになっています。公表されている巨額の工事費は、それでも競技場のために行われる周辺整備の費用も含まれず、解体費を請け負ったゼネコンは巨額の赤字をどこで取り返すつもりなのか、これからかけられる費用は検討もつきません。
ただ、海外へ行っては、数千億円単位でお金をバラ撒いている安倍首相にとっては、取るに足らない金額になっているのかも知れません。