思わぬ方向に舵を切った台風14号に気象庁は大慌てで対応しています。日本海を東に進むはずだったのに、観測史上初と言う福岡県上陸でした。
広島県には深夜に最接近と言うことですが、北部は多少影響が少ないのでしょうか、真っ暗で様子が良く分かりません。
コロナと台風で大変な時、相関図のごとく自分だけ良ければよい方たちの暗躍が続いています。
17日に告示された自民党総裁選は、菅義偉首相─二階俊博幹事長─石破茂元幹事長と、安倍晋三前首相─麻生太郎副総理兼財務相─甘利明税調会長という党内2大勢力による「代理戦争」の様相を呈してきた。安倍政権下で要職を歴任してきた河野太郎ワクチン担当相が、安倍氏らの「政敵」の石破氏の支援を受けたことで、その構図がより鮮明になりつつある。
小粒だな、4候補とも。迫力や突破力が感じられない。河野ワンサイドではなく最終的に決選投票に流れていく可能性はある。岸田は蒸留水みたいだな。匂いもなければ味もない。先の参院広島選挙区再選挙では岸田が推した候補者が大差で負けた。弱いんだよね。
と言ったのは議員を辞めて絵描きに専念中の亀井静香氏、選挙となると血が騒ぐらしく解説者となりました。
「自民党の総裁(総理)は支持率30%で辞任。立憲民主は支持率何%なんだ? 次期総選挙で野党連合が過半数獲れなかったら代表辞任を公約にすべき」
切り口を変えて、そのまんま東の東国原英夫氏は矛先を立憲民主党の頭、枝野幸男氏に矛先を向けています。
国民そっちのけで総理大臣を決める儀式は,
NHKで候補者記者会見をやって見せ「こうして国民にはちゃんと説明している」とでも言いたいのでしょうか。
野次馬的にこき下ろしてもこの総裁選、短命かどうかはさておいて、一国のトップを決めることには間違いありません。
ということで、見せつけられる茶番劇に抗うすべもありません。
コロナ対策は万全にするといった菅首相は、アメリカ旅行の準備で忙しいのでしょうか?
ワクチン担当の河野大臣は、総裁選で忙しく、官僚の仕事はやっていらのでしょうか?
マスコミも自民党も、総裁の任期は、国会議員と同じだとしてますが、総裁選を延期しても法律違反にはならないのでは?
緊急事態宣言やまん延防止が出ているこの時期やる必要はない。ましてやファイザーのワクチンを供給できなくなっている状況も説明を総裁選だからとやらないのは間違い。
コロナはワクチンで全て解決できるかのように言い、3回目接種もできるかのように言う。
大嘘を前提しての総裁選。
まるで、国民に詐欺を働く反社会組織のパーティーのようです。
与党の失策だけが頼りでは政権交代なんて出来るはずもありません。コロナ対策の抜本的な打ち出し、皇室の今後対応、憲法改正の是非など明確にしないと、国民の野次馬的な目さえそらされてしまいます。
総選挙では風が吹いているんですから、せめて与党に独裁を許さないだけの得票が得られるよう運動して欲しいと思います。