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滝野川 鶴の湯に浸かる -銭湯をめぐる188-

2023-05-06 18:43:00 | 銭湯・温泉
王子の駅を降りて、駅直下の明治通り・飛鳥大坂とよばれる坂を登った所にあるのが、都電荒川線(東京さくらトリム)の飛鳥山電停

そこから荒川線沿いに、古くからのこまごまとした住宅が立ち並ぶ細い路地へと入ってゆきます。

数分歩くと住宅街の中に今日訪湯する「鶴の湯」さんがありました。

(ほんと、細い路地なんで“ひさびさ”1本道を間違えちゃいました、でも迷っちゃうのもまたおもしろいもんで・・・)



創業は昭和40年代といいますから60年余りの銭湯、人通りも無い住宅地の中に溶け込んだような「近所の公衆浴場」って感じの存在のようです。(入湯すると常連さんばかりのようでした)

のれんをくぐりカウンター式の番台から脱衣所へ、小さな庭園があって縁台がある昔ながらの解放感ある脱衣所です。

脱衣所から浴室をのぞくと、浴室画はありませんが白いタイル状の壁が古さを感じさせず明るく清潔感を漂わせています。



湯船はL型の広い白湯に併設でちょっと弱めのエステマッサージ湯、強めのジェット寝湯、薬湯があって、プラス100円で入れる有料サウナと水風呂の構成

湯温は41度くらいでしょうか、熱すぎずぬるすぎず、長湯もできる気持ちよい湯です。ガス沸かしのようですが水質がいいんでしょうか…気持ちいいですね。

白湯も5・6人がゆったりは入れる広さを確保しているんで、首まで浸かってのんびり長湯ができます。

そして併設のジェット寝湯がジェットの強さといい、的を得るんですかね、ツボにあたってとても気持ちいいんです。

クールダウンできる水風呂は20度前後でこれもまた冷たすぎずぬるすぎずで、人がいないといつまでも入れる気持ちよいものです。

ツボを刺激するジェット寝湯と広くて気持ちよい白湯、クールダウンに水風呂と・・・順繰り順繰り交互湯をくりかえして時を過ごしました。

これもそれも、清潔感ある白さを基調とした浴室の気持ちよい雰囲気が心地よいからではないでしょうか、ザワザワとした下界から解放され、のんびりと時が進む空間のある銭湯はとても貴重なものです。

滝野川の住宅街の中にひっそりとある癒しの空間「鶴の湯」、いいお湯でした。

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