幡ヶ谷 仙石湯に浸かる -銭湯をめぐる190-

新宿の高層ビル群が見え隠れする、京王線・幡ヶ谷の駅で下車

甲州街道から西原商店街の方へ・・・甲州街道に沿っては玉川上水の跡を利用しての緑道があったり、昔からの商店街と住宅街が混在している地域です。



駅からほんの数分で、今日訪湯する「仙石湯」さんがあります。

開業100年?、建物の裏側にりっぱな煙突を持つマンション型銭湯です。

人通りの多い商店街の中にあって割と存在感がある銭湯です、さっそく暖簾をくぐって入館



昔ながらの番台があって、その奥に施設の割に広めの脱衣所、そして浴室へ・・・

浴室画はなく落ち着いたデザイン調の壁面とその下に湯船が並んでいます。

浴槽はバイブラの低温湯（湯温４０度強）ジェットマッサージ湯、ライオンの口から湯が流れ込む高温湯（薬湯・レモンハーブ湯　湯温４２・３度）そして有料のスチームサウナ（水風呂なし）の構成です。

浴槽の広さも割と広くとってあって、他の人への気遣いもなくのんびりと湯に浸かれます。

ガス沸かしなんですが、湯あたりも良く、また湯から上がっても汗が引かないので湯質も良いようですね。

新宿に近く（住居表示は渋谷区西原）最近のサウナブームもあるんで混んでいるかなぁ・・・とおもったら、この銭湯にはサウナに必携の水風呂がなく（その代わりに全方位シャワーみたいなのがあります）

昔からの住宅街という事もあって、入湯客は年齢層高めです。サウナ=水風呂の流れがないと人が寄り付かないんですかね・・・まあ自分はサウナ入らないんでどちらでもいいんですけど。

汗がなかなかひかない“あたたまる湯”で首まで浸かっての～んびりと・・・まだ下界は明るい時間帯に別空間でのんびりできるだけで、カラダ癒され、よい心持になります。

幡ヶ谷の駅からすぐの仙石湯さん、いいお湯でした。