哲ノート

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沼袋 一の湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2022-05-23 00:02:53 | 銭湯・温泉
西武線高田馬場から4つ目の沼袋駅で下車              

ちょうど駅は立体化工事中でしたが、駅周辺の密集した商店街と住宅街からは、なんとなく人の流れがあるザワザワ感が漂うような沼袋の街

駅降りてほんの1分くらいで、商店街のなかにある「一の湯」さんに到着

  

「一の湯」とおおきく書かれたモニュメント的な看板と煙突がそびえたつ、街に溶け込んで象徴的な存在の一の湯さんに訪湯します。

戦後から続く古くからの銭湯を最近リニューアルし、現代の銭湯の形を作り上げて銭湯としての評価も高く、またホームページやSNSでの情報発信も積極的で、まさしく「銭湯文化」を絶やさず運営しているみたいです。

  

さっそく入館すると、古くからの番台のスタイルは残してあり、新しいものと古き良きものを混在してうまく雰囲気を出しています。

番台に続く脱衣所は密にならないよう広くとってあって、リラックスした空間を保てるようにイスやマッサージ、マンガ本も常備したありました。

こういう所は街中の銭湯ということで、銭湯の位置づけを街の社交場、人と人が交わる場としての考え方んんでしょうか・・・。

つづいて浴室に入ると正面には女湯にまたがるような富士山と大きな鶴が羽ばたいたタイル画が目に付きました。

カランのむこうにある湯船はジェットマッサージ・ジェット座湯を併設したマイクロバイブラ湯とホットバスという装置がある白湯の構成

湯温は41・2度くらいで井戸水を使った軟水の湯、肌当たりが良いやわらかい湯になっています。

混んでいるときはちょっと譲り合いが必要かな…とおもわれる広さで、ちょっと気を使いながら、アイコンタクトしながらの入浴マナーが必要になります。

ひととおりすべて入浴体験した後、今度は浴室横のドアから外に出て露天岩風呂と無料のミストサウナを楽しみます。

露天は天井と周りの壁は街中ですからすべて覆われていますが、心地よい外気を感じられ、湯温41度くらいで大人が楽に4人くらい入れる湯船にどっかりと浸かれます。

人の出入りも頻繁でないので、静かな雰囲気で「ホッ」と一息・・・気持ちよいですね。

露天横にある無料のミストサウナも、ミストで満たされた一室でじぃ~としているだけであわただしい外の世界からは一時でも離れて、気分転換にはもってこいの空間になっています。

駅近の便利な銭湯であり、銭湯の設備も行き届いたものがあって、銭湯の地位をしっかり築いているなぁ・・・という感がありました。

沼袋・一の湯さん、ほんといいお湯でした。





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