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東久留米 第二喜多乃湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-04-30 23:00:59 | 銭湯・温泉
東京都下・東久留米には平成名水百選に選ばれた「南沢湧水群」があり、黒目川・落合川といった

街中だけど清流が流れる、武蔵野の自然が残る東京のベッドタウンです。

東久留米の駅からトボトボと歩いてくると、遠くに煙突が見えてきます

なんでもない住宅街のなかに、大きくそびえたつ煙突と宮造りの建物が威厳を放っている銭湯

「第二喜多乃湯」さんに入湯します。

銘水・南沢湧水群系列にあたる水脈井戸からくみ上げて、天然の良質な水を利用しているそうで、期待ワクワクでさっそく入館

カウンター形式の番台から脱衣所へあまり古さを感じない、でも昔からあるようでけっしてハデさもない施設です。

  

浴室内に入ると、正面にフェニックスを模した浴室画があり、モダンな感覚を醸し出しています。

そしてなんといっても浴室内の半分くらいを占める、大きな大きな1つの浴槽が目立ちます。

他の銭湯みたいに湯船が区切られているのではなく、1つの浴槽の中にバイブラを兼ねての白湯・マッサージ座湯・ショルダーうたせ湯・電気風呂(苦手です)・寝湯があり、

ほかに無料のサウナ(緊急事態で閉鎖中でした)水風呂の構成です。

湯温は高めの44度くらいを指していますが、大きな湯船なんで首までどっぷり浸かってくつろぐことができます。

交互浴で水風呂と往復して時間をつぶします、その水風呂は水温計は20度くらいを指していますが、実際は17度くらいの体感でしょうか、カラダがぴぃ~んときちゃいます。

白湯も水風呂も、名水の天然井戸水を使っているとあって、透明感があるとってもピュアな湯でとても気持ち良い風呂です。

今回は平日開店直後に訪問しましたが、けっこう混み合っていますね・・・地元密着の街中の銭湯で、常連さんの日常習慣になっている感じ、お互いに顔を見合わせたりして「あいさつ」がわりの銭湯としての光景が見られます。

自分も、家の近くにこんなリラクゼーション・社交場としての銭湯があるといいのになぁ・・・と、湯船にどっぷり浸かりながらゆっくりとした時間を過ごしました。

いつもは下町を中心に銭湯巡りをしていますが、こんな郊外にもすばらしい銭湯があるんですね。

東久留米・第二喜多乃湯さん、いいお湯でした。
コメント
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