哲ノート

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竜馬伝 -池袋演芸場四月下席-

2019-04-29 22:35:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
G/W 3日目「昭和の日(昭和天皇誕生日)」池袋演芸場で落語を楽しみます。

池袋4月下席昼の部は「四代目 三遊亭圓歌襲名披露」です。

人気者の歌之介師匠が、四代目圓歌を襲名披露する会で当然混雑必至ですので、早めに向かったのですが、

いつも陣取る最前列はおろか席が埋るのが早くて、なんとか「補助席」を確保して池袋ならではのライブ感をあじわいます。(しかも前から2列目、ラッキー!!)

  

演芸場内は、開演時にはすでに立ち見が出るほどの盛況で、圓歌師匠のファンの方が多く熱気でむんむんざわざわした雰囲気で始まりました。

開口一番(前座さんの名前失念しました)「堀之内」でスタート。粗忽物の粗忽ぶりをオムニバスのような展開で軽快に場をぐいぐい引っ張っていきます。(観客のノリもいいです)

つづけて「金明竹」「芝居の喧嘩」「転失気」と笑いの絶えない爆笑演目が続きます。(ホント反応がいいのか、観客もヒートアップして場を盛り上げてゆきます)

中入り後「襲名披露口上」のころには場内に入りきれないほどの観客が殺到、会長ほかの口上・三本締めで盛り上がった後「西行」「がまの油」と続いて、いよいよトリの圓歌師匠登場

演目は「平成最後の「龍馬伝」やります」ではじまりました…が、もう脱線脱線の連続で終始笑いの渦(もう汗かいちゃいましたよ…)

“爆笑王”の名をとどろかせた先代、四代目圓歌師匠もその名に負けないウイットに富んだ笑い・くすぐりをふんだんに盛り込んで、

しかも「笑いのツボ」をはずさずに、観客をぐいぐいぐいぐい笑いの渦に引き込んでいきます。演目も脱線を繰り返しながらも「本筋」をはずさずサゲまで一気に…。

この話芸・話術はこの師匠でしかできないくらいのテンポの良さが全編心地よいですね。今日の池袋は終始熱気と笑いで包まれた、あっという間の4時間でした。
コメント
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