日 時 5月25日(第4水)午後1時~4時
講 師 『輕雪』編集人 鶴岡 美代子先生
参 加 者 8名
短歌雑誌 『輕雪』 千葉歌会「洸の会」学習会は、編集人 鶴岡美代子先生 のご指導の元、毎月第4水曜日に行われております。
参加者は学習会の10日前までに責任者に2首提出し、プリントされた全員の作品は学習会の1週間前に受領して作品の感想、批評ができますように学びます。
会のはじめは先生からいろいろとご指導を頂きますが、この度は「受贈歌集歌書紹介の書き方」について、あらすじではなく著者の気持ちをくみながら書くようにする
ことなどをご指導頂きました。
そして歌会開始です!先生から指された方が次々に「この部分は観察が鋭く素敵!この部分は言葉が重なっている!この助詞は?・・・」と
活発な意見が交わされ、最後に先生のご指導を頂きます。
この度の提出作品に「東京都美術館」にて4月22日~5月24日まで開催されました伊藤若沖展見学の歌を詠まれたお方がおられ、分厚い作品集を拝見させて
頂きながら貴重なお話を伺う事が出来ました。
三幅の仏画の仏若沖の父母おもはせておだやかに笑まふ Yさま
伊藤若沖展 http://jakuchu2016.jp/
今月の秀歌 露ふふむ藤の花房手にとれば僅かばかりの重さ伝へ来 Yさま (若沖展を詠まれたお方)
水張田に谷川岳の影映り一陣の風頂き揺らす Aさま
八重洲口の風力発電の常夜灯わずかな夜風に競ひて回る Fさま
若冲展の長い列に歌会のお仲間でも入場をあきらめたお方もおりました。
私ははじめからあきらめておりました。
Aさんはご主人共々学校の先生出身ですがご夫妻で旅行を趣味として
いつも素敵な旅行詠をよまれております。
昨日は少し早めの誕生日祝いに子供達と出かけご挨拶が遅くなり失礼致しました。
と、聞いています。岐阜から行かれた人もありましたが
私は見ていません。
そんな中でのすてきな短歌作品ですね。
個人的にはAさまの歌が好みですが・・・