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クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

新型ルノー・クリオ

2005年06月18日 03時29分26秒 | Weblog
フランスでクリオⅢが発表された。最近のルノーの中では普通のデザインだけど、僕はとてもいいと思った。差別化や新奇性を狙ったデザインではなく、平熱の、大人のデザインだから。それでもルノーテイストは十分すぎるほど感じられるわけで。これなら、マーケティング次第で日本市場でもけっこういくかもしれないと思わせるものがある。
もっとも、高品質に見えるように、必要なポイントはたくみに押さえられている。効果的なキャラクターラインは硬質で中身の詰まったクルマという印象を与えるし、凝ったヘッドライトはハイテクさをアピールする。そして、つまらないことかもしれないけれど、僕はめり込むように配されたフロントのCIマークにココロが動いた。

しかし、最近のBセグ車は立派になったですね。全長とホイールベースは僕の306とほぼ同じだし、全幅にいたっては日本では3ナンバーサイズ。
クルマのこれからを考えた場合、成熟市場で代替需要を狙うよりは、新興市場でクルマに初めてエントリーしてくるユーザーを拾っていかなくてはならない。その際に重要なのは、アフォーダブルな価格と、価格よりも立派に見える外観である。そう考えると、小型車の見た目品質と装備がどんどん向上していくのも分かる気がする。僕は必ずしも賛成ではないが。

妻にクリオⅢの画像を見せると、妻は「おあっ」という奇声を発するや画像に見入っていた。そして、リアシートはダブルフォールディング式なんだろうか、というクロウトっぽい疑問を発した。「おあっ」というほどのデザインではないと思うのだが、妻もクリオⅢが気に入ったことは分かった。夫婦でクルマの志向が異なるとなにかと厄介だから、まずは僕も安心というところだ。
コメント (1)
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