罪とは

罪について

聖書を読み始めると､すぐに罪の問題に出会います。キリスト教会に行くと､すぐ罪、罪と言われるから行きたくないという人もいます。
一般的には、罪は法律を犯すことです。民法で罪は警察によって取り締まられます。
もう一つは法律では取り締まれない道徳的な罪です。嘘をついたり、人を妬んだり、憎んだりすることです。うわべの問題ではなく、心の中の問題です。
「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができない」（ローマ書3：23）
神の栄誉とは、神は絶対的に聖で完全ですから、その標準で大丈夫という人間はひとりもないのです。罪とは
１， 神の律法を破ること＝詩篇89:30-32 もし、その子孫がわたしのおしえを捨て、わたしのうちを歩かないならば、また、もし彼らがわたしのおきてを破り、わたしの命令を守らないならば、わたしは杖をもって、彼らのそむきの罪を、むちをもって、彼らの咎を罰しよう。
２．神に対する反逆、不法＝Ⅰヨハネ3:4 罪を犯している者はみな、不法を行なっているのです。罪とは律法に逆らうことなのです。
３． 原罪＝生まれながらに人間は罪の性質を持っている。その罪の性質が、法律違反や道徳的不潔となるのです。
創世記3章を読んでください。

罪の結果
罪の結果、人間は霊的に死にました。その結果として肉体の死が、確実に訪れるのです。
最初の人間アダムの罪が、すべての人間に伝わり続けています。
地の結果の死だけでなく、病と苦しみ、悲しみと辛さなど、人間の持つすべての不幸の原因は、罪の結果なのです。
ローマ書6:23 「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」
ヘブル書9:27 「そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」

罪からの救い
神は愛ですから、人間が永遠の地獄へ行かないように、救いの道を備えてくれました。
神は義ですから、罪人をそのまま赦すことができません。罪の罰は受けなければなりません。その罪の罰を、神は罪のないひとり子イエス・キリストに負わせました。イエス・キリストは処女降誕でこの世に生まれました。なぜ処女から生まれたのかというと、アダムの罪の性質を受け継がないためです。イエス・キリストこそ、ただひとり罪を受け継がないで、神が人間としてきてくれた救い主なのです。
イエス・キリストの十字架と復活により、罪の刑罰は終り、アーメンと信じ、バプテスマを受ける阿Ｋで救われるのです
イエス・キリストを信じるだＫで、罪から救われ、死の力からも救われ、永遠のいのちを持つ神の子となるのです。
ヨハネの福音書
3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

5:24 まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。

10:28 わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。

戒められる幸

詩篇９４篇
94:1-13
復讐の神、主よ。復讐の神よ。光を放ってください。
地をさばく方よ。立ち上がってください。高ぶる者に報復してください。
主よ。悪者どもはいつまで、いつまで、悪者どもは、勝ち誇るのでしょう。

94:4 彼らは放言し、横柄に語り、不法を行なう者はみなj自慢します。
主よ。彼らはあなたの民を打ち砕き、あなたのものである民を悩まします。
彼らは、やもめや在留異国人を殺し、みなしごたちを打ち殺します。
こうして彼らは言っています。「主は見ることはない。ヤコブの神は気づかない。」
気づけ。民のうちのまぬけ者ども。愚か者ども。おまえらは、いつになったら、わかるのか。
耳を植えつけられた方が、お聞きにならないだろうか。目を造られた方が、ご覧にならないだろうか。
国々を戒める方が、お責めにならないだろうか。人に知識を教えるその方が。
主は、人の思い計ることがいかにむなしいかを、知っておられる。
主よ。なんと幸いなことでしょう。あなたに、戒められ、あなたのみおしえを教えられる、その人は。
わざわいの日に、あなたがその人に平安を賜わるからです。